【元ネタ】『灰色の男』、モーツァルト暗殺伝説など
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】アントニオ・サリエリ
【性別】男性
【身長・体重】181cm・65kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
復讐者:C
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
忘却補正:B
人は多くを忘れる生き物だが、
復讐者は決して忘れない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。
自己回復(魔力):C
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。微量ながらも魔力が毎ターン回復する。
【固有スキル】
無辜の怪物:EX
生前のサリエリは誰をも殺してはいない。
だが、後年に流布された暗殺伝説が世界へと浸透するにつれ、アントニオ・サリエリは
無辜の怪物と化す他になかった。
本来は別個のスキルである『自己否定』が融合し、一種の複合スキルとなっている。
慟哭外装:A
サリエリは反英雄としての外殻・外装を纏う。
これは、モーツァルトについての記録にしばしば登場する『灰色の男』───1791年7月に現れて「レクイエム・二短調」の作曲を依頼したという死神の如き存在と混ざり合い、習合したが故の能力である。
戦闘時、サリエリは自動的にこれを身に纏い、殺戮の戦闘装置として稼動する。
燎原の火:B
呪わしいほどに広まっていった風聞、モーツァルト暗殺伝説の流布はまさしく、
燎原の火の如くであったという。
アヴェンジャー・サリエリは、自らを生み出したに等しい人々の悪意、中傷、流言飛語、デマゴーグ、おぞましき囁きを自らの力とする。
対象とした集団の精神をたちまち弱体化させる他、強烈な精神攻撃としても機能する。 対象が魔術的防御手段を有していなければ、自死させる事も可能。
【宝具】
『至高の神よ、我を憐れみたまえ(ディオ・サンティシモ・ミゼルコディア・ディ・ミ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:50人
一箇の生物にとっては制御不能なまでに巨大な殺意を圧縮・凝固させ、更には魔力と混ぜ込むことで、精神と肉体の双方を蝕む破滅の曲を奏でる。
「生前のサリエリ」が決して持ち得る筈のなかった「
無辜の怪物たるサリエリ」だけが有する、絶技にして音楽宝具。
……だが悲しきかな。アマデウスに匹敵するほどのその「音楽」を、アヴェンジャーと化したサリエリは永遠に「音」として認識できない。
【解説】
最終更新:2021年08月09日 08:44