慟哭外装:A
サリエリは反英雄としての外殻・外装を纏う。これは、モーツァルトについての記録にしばしば登場する『灰色の男』───1791年7月に現れて「レクイエム・二短調」の作曲を依頼したという死神の如き存在と混ざり合い、習合したが故の能力である。戦闘時、サリエリは自動的にこれを身に纏い、殺戮の戦闘装置として稼動する。
慟哭外装:B (
メアリー・テューダー)
多くのプロテスタントを焚刑に処した事から血に彩られた暴君としての外殻・外装を纏わされる。
これはローマ・カトリックの立て直しを図る為、対立していたプロテスタント勢力を次々と葬り去り"血塗れ"と綽名された逸話と混ざり、習合したが故の能力。
戦闘時、自身が処刑した者達、そして現界後の犠牲者の血によって形作られた外装が展開される。
Cランク相当の"吸血"としても機能する他、流れ出た血液を支配することで攻防に転用可能。
信仰のための殺戮装置として疾駆する
バーサーカーの姿は皮肉にも、最も忌むべき異端である吸血種に酷似している。
慟哭外装:B- (
サラ・ウィンチェスター)
キャスターは自身が所有する銃の反英雄としての外殻・外装を纏わされる。
これは、西部開拓時代に作られ多くの人々の命を奪った、「M1873」の持つ
『西部を征服した銃』という称号と混ざり、習合したが故の能力である。
戦闘時、
キャスターは自動的にこれに精神を支配され、殺戮の戦闘装置として稼動する事になる。
通常時、封印状態になっている宝具『怨嗟貫く征服の号砲』は外装が稼働している間のみ解禁され、
この間、
陣地作成及び
道具作成は封印される。加えて、『銃が招きし呪怨の澱』に囚われた怨霊と
同じ空間に居合わせた場合、怨霊は
キャスターを優先的に攻撃するようになる。
最終更新:2021年11月17日 00:27