清少納言

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】清少納言
【性別】女性
【身長・体重】157cm・46kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具D++
【クラス別スキル】
対魔力:C
 魔術に対する耐性。第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動(自己中):A
 マスターから離れて行動が可能。
 Aランクなら数日以上、マスターを失っても現界し続けることが出来る。
 ただ清少納言の場合、自分がより「エモい」と思った方へ動くため、指示通りに別行動をとってくれるかは非常に危うい。

香炉峰の雪:A
 ある雪の日、主である中宮定子から「香炉峰の雪はどんなでしょうね」と問われた清少納言は、
 白居易の詩(「香炉峰の雪は簾をかかげて看る」)の通りに御簾を大きく上げ、庭の雪景色を披露してみせた
 瞬時に物事の本質を見極める清少納言の行動は、時に決定的な一打を生み出す。

一乗の法:B
 「一乗の法」とは法華経において唯一無二を意味する喩えのこと。
 主に対する一途な想いが、清少納言へのあらゆる誘惑を撥ね退ける。
 さて、恋愛において二番、三番ではなく一番でありたいという清少納言の考え方がこの「一乗の法」に喩えられたのだが、定子の前では「寵愛をいだけるなら一番下でも……」などと弱気になるものだからもう大変。
 当の本人から「あなたね、一度言った事は貫きなさいよ」と叱られてしまうのである。いとをかし。

【固有スキル】
歌仙の詩歌:B
 中古三十六歌仙、女房三十六歌仙に名を連ね、小倉百人一首に歌を採られながらも、清少納言は和歌を不得手と自嘲する。
 苦手意識もあるだろうが、古色蒼然としたルールが彼女の新しい感性と相性が悪かったともいえるだろう。
 それでも彼女の詠む歌は時に人々の心を打ち、時に不埒な男達を堂々と退けたのである。
 紫式部と同名、別ランクのスキルではあるが、その内容が全くの別物になるあたりに二人の性格の違いが出ている。かもしれない。

逢坂の関:A
 函谷関は鶏の声で開けども、恋の関所はそう簡単に開かない。
 難攻不落のこの逢坂の関、最初に通り抜けるのは、はたして──。

星はすばる:B
 夜の闇が深いほどに、星の光は輝きを増す。
 すばる星、彦星、太白星、流れ星──。
 そしてまた、彼女が放つ光も星のように。

【宝具】
『枕草子・春曙抄(エモーショナルエンジン・フルドライブ)』
ランク:D++ 種別:詩歌宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:50人
 武芸や陰陽の術ではなく、ただ書き綴ることで辿り着いたひとつの境地。
 感情の泉の湧き出すにまかせ、自著『枕草子』の内に構築した心象風景を現実世界へと具現化させたもの。
 すなわち──固有結界である。
 清少納言によって塗り替えられた世界は、『いつか、どこかで見た懐かしい風景』となって、結界内に取り込まれた相手の心に侵食する。
 哀愁、ノスタルジィ、いとあはれ───湧き上がってくる強い感情に心をかき乱され、ほんの一瞬でも戦いを忘れてしまったのなら、この場を支配した彼女から放たれる、強烈(で理不尽)な攻撃を避けられはしないだろう。
 なお、『枕草子春曙抄』は北村季吟により江戸時代に制作された注釈書のタイトルではあるが、自著にこめた想いが時を越え、後の世においても人々に愛されていた事は清少納言にとって僥倖であった。
 彼女は『春曙抄』を過去と未来を繋ぐ象徴の言葉とし、また、春はあけぼの(春曙)の段を抜き出した(抄)かのような自身の宝具を見事表現した言葉として、自ら宝具名を『枕草子・春曙抄』へと昇華させている。
【解説】

【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】清少納言
【性別】女性
【身長・体重】157cm・ 46kg
【属性】混沌・夏
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具D++
【クラス別スキル】
狂化:D



【固有スキル】
サマー・ストリート!:A
 思い付きで巨匠ゴッホの元で修業をするが、自分には絵の才能はないと思い知らされるだけであった。
 だが目覚めたビビッドな色彩感覚は彼女の綴る文字に新たな意欲を与え、目にした者の心を捕らえてしまう。

ナイトプール・スライダー:A
 スピードがもたらすスリル。その興奮を知ってしまった彼女は、もう平凡な日常には戻れない。
 夜の闇さえはねのけた、煌めくステージがそこにある。
 飛び込んで行こうぜ、キラキラの向こう側へ……!

アテナル・サマースイーツ:A
 削り氷にあまづら入れて……ですっかりお馴染みの、あてなるもの(上品なもの)。日本最古のかき氷。
 現代では製造方法さえ失われた、幻のシロップ。
 だが……今年の夏はこれが流行る! みんな急げ!

【宝具】
『夏は、世に知らず暑き(エモーショナルエンジン・ビビッドフルセンセーション)』
ランク:D++ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
 誰も体験した事がないほどの、暑い夏が良き!
 ……という作家・清少納言のスタンスが宝具として形になったもの。
 固有結界の源となる想像力───エモーショナルエンジン。そこから生み出されるエネルギーを全て推進力へと変換し、ボードでストリートを疾走する大技。
 彼女のスプレーが綴る華やかな書き文字によって、敵対する相手は身も心もそのエモさに貫かれるのだ。

【解説】

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最終更新:2024年08月14日 22:37