【元ネタ】史実
【CLASS】
アーチャー
【マスター】
【真名】
ゼノビア
【性別】女性
【身長・体重】175cm・60kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B+ 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
【固有スキル】
僭称のアウグスタ:B
ゼノビアが共同統治者の息子と共に、皇帝を自称したことを示すスキル。
ローマ皇帝を示す最上称号であった「アウグストゥス」を息子に与えるとともに、自分はその女性形であり皇妃・皇帝の母を示す称号である「アウグスタ」を名乗ったという。
これはローマ帝国皇帝の位が欲しかったというよりは「ローマ帝国(世界)を支配するに本当にふさわしいのはお前たちではなく自分たちだ」という自負、皮肉によるものだろう。
よってこのスキルを使っても別にローマ特性が付与されたりはしない。
アウレリアヌスの攻囲(抗):A
時のローマ皇帝アウレリアヌスが直々にパルミラへ討伐軍を進めた結果、包囲戦の果てにゼノビアは捕縛された。
そこに至るまでの、ゼノビアが率いたパルミラ軍の苛烈な抵抗、ローマの根幹との戦争を選んだ反抗精神を示すスキル。
栄行くパルミラ:A
ゼノビアの優れた武力と知力による、バランスの取れた国家運営能力を示すスキル。
彼女はその力を以って、パルミラ帝国を良く治めた。
パルミラはシリア砂漠にあったオアシス都市であり、キャラバンの要所として栄えた。最盛期にはパルミラはシリア、アラビア、エジプトなど広範囲を支配していたという。
【宝具】
『砕けよ黄金の枷鎖、黄金の恥辱(オーセンティック・トライアンフ)』
ランク:A+ 種別:克己宝具 レンジ:0 最大捕捉:-
これは彼女が今の自分自身に対し、心から「理想の女王であると証明できた」あるいは「その戦いにより証明できる」と確認した時にのみ真名解放が可能な宝具であり、少しでも迷いがあると発動できない。
自らの持つすべての魔力、精神力、意志力、決意、怒り、矜持などを注ぎ込むことにより、サーヴァントとしての霊基に深く結びついている黄金の枷、黄金の鎖を粉砕し、「自らが望むif」の姿───「ローマ皇帝アウレリアヌスに与えられた敗北と恥辱を振り払い、ローマから勝利を掴んだ東方の女王」の姿に変貌する。
それは物理的な肉体の解放というだけでなく、不完全であった過去のゼノビアの精神性からの脱却。
いわば「怯懦に濡れ、命乞いをしたかもしれなかった、理想形ではないゼノビア」の可能性を、影法師であるサーヴァントの側から否定したことであり、自らの存在自体を一時的に塗り替える概念置換に等しい。
この宝具の真名解放が為された場合、ゼノビアの全ステータスが驚異的に向上する。
【解説】
最終更新:2022年12月04日 18:39