【元ネタ】『フー・マンチュー博士シリーズ』
【CLASS】
アサシン
【マスター】
【真名】フー・マンチュー
【性別】男性
【身長・体重】170cm・75kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を絶てば探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると
気配遮断のランクは大きく落ちる。
スキル「
黄禍の兆し」によりこのランクに引き上げられている。
【固有スキル】
陰謀作成(復讐):A
陣地作成と似て非なるスキル。蜘蛛の巣のように陰謀を張り巡らせる。
アサシンの場合は白人に殺された妻子の復讐の為、「
復讐計画」の効果が内包されている。
白き帝国を打倒するべく、
アサシンは数々の陰謀を企てている。
黄禍の兆し:A
19~20世紀にかけて欧州に広がった東洋人脅威論を体現するかの如き
アサシンが有する叡智を示すスキル。
英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルを、A~Bランクの習熟度で発揮可能。
アサシンは殊更に東洋に由来する武術、薬学や医術、隠秘術などを犯行に用いる。
怪人作成:A
優れた技能を持ち、社会通念上の道徳倫理に縛られない存在である“怪人”を人為的に誕生させ、育てる技術。
アサシンは中国やインドで暗殺団を組織した経験から人の精神を怪人のそれへと近づける事が可能。
また習得している東洋の学術により、自身と他者の肉体を怪人の精神に相応しいモノへと改造する事が出来る。
【宝具】
『黄禍魔博士(ドクターデモン・オブ・プレジュディス)』
ランク:B 種別:対人宝具/対界宝具 レンジ:0/- 最大捕捉:1人/-
アサシンが習得した技術、そして「かの東洋の魔人ならば可能なのでは?」という偏見と恐怖が結びつき、宝具として昇華されてしまったモノ。
第一に
アサシンの任意のスキルのランクを向上させる効果。
第二に
アサシンやその刺客が忍び込む、毒物を仕込むための経路を、狙う対象が真に侵入不可能な防壁の中に居ようとも「発生」させる効果を持つ。
但しそれは
アサシンまたは協力者が発見する必要がある。
【解説】
イギリスの作家サックス・ローマーが創造したベストセラー連作小説の主人公。
性格は狡猾で極めて残忍、西欧による支配体制の破壊と東洋人による世界征服の陰謀を企てる悪人にして怪人。
中国やインドで暗殺団を組織し、その黒幕として君臨していたとも言われている。
かつては北京の篤実な漢方医であったが、義和団の鎮圧にあたった西欧列強軍によって
妻子を殺されたのを機に、白人への復讐と世界征覇の野望に燃える冷酷な殺人鬼と化した。
隠秘学、化学、医学、物理学などで欧州の大学で学位を取得するなど非常に明晰な頭脳を持ち
武道、毒蛇や毒虫、毒性の菌類などによる一見不可解な方法を大規模に展開する殺人計画を好む。
その巧妙な手口で義和団事件で功を立てた軍人とその家族は次々と怪死するという事件を引き起こし
シリーズにおいて宿敵である元ロンドン警視庁高官ネイランド・スミス卿と熾烈な戦いを繰り広げた。
最終更新:2023年09月13日 21:35