殺生院キアラ〔アルターエゴ〕

【元ネタ】Fate/EXTRA CCC
【CLASS】アルターエゴ
【マスター】
【真名】殺生院キアラ
【性別】女性
【身長・体重】166cm~半由旬・53kg~???
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久A+ 敏捷B+ 魔力EX 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
獣の権能:D
 対人類とも呼ばれるスキル。
 ビーストからアルターエゴに変化したため大幅にランクダウン。通常の単独行動:Bほどに収まっている。

単独顕現:E
 アルターエゴに変化した事で自己封印している。
 自重、というヤツである。とはいえ、単独顕現が持つ「即死耐性」「魅了耐性」を備えている。

ロゴスイーター:C
 快楽天としての特性。「万色悠滞」から派生した特殊スキル。
 どのような規模・どのような構造の知性体であれ、知性(快楽)を有するもの全てに強力なダメージ特攻を持っている。
 ただし、クラスチェンジに伴い大幅ランクダウンし、もはや"さわり"のようなものに。まさに前戯に等しい。
 ビーストⅢは人類愛なので、当然人類を愛している。
 ただしキアラにとって人間とは彼女だけ。キアラにとって自分以外のヒトは、自分という人間を満足させるための玩具でしかない。

ネガ・セイヴァー:A
 救世主(セイヴァー)の資格を持ちながら、自身の世界のみを救世しようとした獣の末路。セイヴァー、ルーラークラスが持つ全スキルを無効化、魔力ランクA以下の対象への魅了確率300%、キアラの手によるバフ効果200%アップ。
 かつて月に誕生した快楽天はその存在規模こそビーストⅢに勝るものの、このスキルを有していないため、救世主の前には撤退する他なかったという。

【固有スキル】
千里眼(獣):D
 千里眼としてのランクは低く、遠くを見通せるものではない。ただし、目の前の人間の欲望や真理を見抜き、暴きたてる。
 ……それだけなら賢人としてのスキルなのだが、相手の獣性・真理を暴いた事でキアラ自身が高ぶり、随喜を得てしまう。獲物を前にして舌なめずりをする毒蛇のように。

五停心観:A
 ごじょうしんかん。
 殺生院キアラが開発した医療ソフト。
 メンタルケアを目的として作られた電脳術式で、精神の淀み・乱れを測定し、これを物理的に摘出する事で精神を安定させる。
 もともとは患者の精神マップを作り、これを理解するために作られた。 

女神変生:EX
 人の身から神に変生するスキル。
 強力なバフデパート状態。玉藻(水着)の女神変生と同じ。
 ただし、こちらのデメリットは次ターンスタンではなく、HP減少とする。

人理昇天式:A
 ゼパルを吸収し、体内で魔神柱を飼育することで、キアラは魔神柱を支配する魔人となった。
 キアラが扱うのは「七十二柱の魔神」ではなく「名も無い、無個性の魔神柱」。だがその数は無限とも言えるもので、キアラはこれを自在に操る。

【宝具】
『快楽天・胎蔵曼荼羅(アミダアミデュラ・ヘブンズホール)』
ランク:EX 種別:対人宝具(対人理、あるいは対冠宝具) レンジ:1~90 最大捕捉:七騎
 対人理、あるいは対冠宝具。
 体内に無限とも言える魔神柱を飼育するビーストⅢの専用宝具。
 もはや彼女の体内は一つの宇宙であり、極楽浄土となっている。
 その中に取り込まれたものは現実を消失し、自我を説き解(ほぐ)され、理性を蕩かされる。
 どれほど屈強な肉体、防御装甲があろうとキアラの体内では意味を成さず、生まれたばかりの生命のように無力化し、解脱する。
 ビーストⅢは現実に出来た『孔』そのものだが、その孔に落ちた者は消滅の間際、最大の快楽を味わい、法悦の中キアラに取り込まれる。
 苦界である現実から解放されるその末路は、見ようによっては済度と言えるだろう。

【解説】

【元ネタ】
【CLASS】ムーンキャンサー
【マスター】
【真名】殺生院キアラ
【性別】女性
【身長・体重】166cm・53kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久A+ 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:EX

異界作成:EX
 ある怪異を取り込んでいる為、現世の上に幽世を作り出せる。


ロゴスイーター:D
 快楽天としての特性.知的生命体を玩具とする思想。
 通常キアラよりランクダウンしている。

【固有スキル】
人魚の肉:EX
 人魚の肉を食べた者は不死身になるという。
 日本において人魚は人語を解さず知性を持たない、ただ『人のカタチをした魚』として伝えられる。
 つまり魂がないのである。
 魂のない魚を食べても殺生には当たらず、少女の誓願は微塵たりとも損なわれてはいない。
 ───たとえ、食した人魚の数がひとつの群に相当する数であっても。


余談ではあるが、ある童話作家の書いた作品では人魚は人と同じ知性を持ちながら、魂だけがない、とも書かれている。
神通力(墨):B
 羨ましいのか、ビビッときたのか。
 もともとは普通の神通力だったが、葛飾北斎セイバー)の小粋でおしゃれな神通力を見て、これをマネてしまったようだ。

蛤御殿:A

【宝具】
『化楽天・蛟蛤曼荼羅(ニルマーナラティ・ヘブンズフォーム)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:1~333 最大捕捉:1000人
 魔性菩薩となった殺生院キアラはその掌の上に衆生を乗せ弄んだ。
 この宝具はその亜種である。
 菩薩の霊基には至っていないものの、幻を見せる最大級の神獣・蜃を食べた事により、大規模な範囲での異界化を可能としている。
 わかりやすく言うと殺生院大魔海。
 蜃が見せる『幻の都』に対象を取り込み、現実と幻の境目をなくし、対象たちが堕落───すなわち『幻でも満たされるのならそれでもいい』と感じた時、彼らを幻に帰依させ(幻と同じ存在階梯にしてしまう)、現世の生き物でなくしてしまう。
 その後、そのような塵のごとき幻はあっても仕方がないというもの、と優しく微笑んで、吐息で吹き飛ばし、幻の都ごと人間だったものたちを霧散させてしまう。

 また化楽天とは『神』ではなく『界』を表す言葉である。
 蜃を食べた菩薩は、その名の通り、欲界の楽土と成った。

 蜃とは、古代中国、日本において地上で起きる幻(蜃気楼)の原因とされた神獣である。
 海底に棲む巨大な蛤(はまぐり)で、この蛤から出る吐息(気泡)が地上に出て蜃気楼となる、といわれていた。
 蜃気楼 の 楼 は楼閣をさしており、「遊郭のごとき城を地上に出現させ、幻の都・幻の快楽で人々を惑わせたのでしょう、そわかそわか」と殺生院書房の絵本には書かれている。


【解説】

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最終更新:2022年12月20日 20:08