【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】グランド
キャスター
【マスター】
【真名】
ソロモン
【性別】男性
【身長・体重】178cm・75kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力A++ 幸運A++ 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として自らに有利な陣地である「工房」を作成する。
エルサレム神殿を作りあげた彼の手腕は陣地作成において最高峰とされる。
高速詠唱:C
魔術の詠唱を早める能力。
高速であるが、心配性が災いしてかたまにミスをする。
道具作成:C
魔力を帯びた器具を作成する。
契約に特化してしまった為か、道具作成力は並レベル。
【固有スキル】
召喚術:EX
過去、あるいは未来から霊体を喚起する魔術。
“七十二柱の魔神”と呼ばれる霊的存在を語りあげ、有能な使い魔として成立させたソロモンの召喚術は魔術の王の名に恥じないものだ。
ソロモン王が残した知識に悪魔を使役する術があるが、その写本は後にレメゲトン、あるいは
ゲーティアと名付けられた。
啓示:B
"天からの声"を聞き、最適な行動をとる。
『直感』は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全て(例えば旅の途中で最適の道を選ぶ)に適応する。
ソロモンが啓示を受けたのはただ一度きりだが、彼はその啓示を元に只人の手でも行える現象操作術―――即ち、魔術を確立した(それまで魔術は神に連なる者のみの業だった)。
ソロモンの指輪:EX
神から授かった十指にはめる指輪。魔術の祖、王の証でもある。
十の指輪がすべて揃っている場合、人類が行うあらゆる魔術を無効化し、また配下に納める。
千里眼:EX
視力の良さ。遠方の標的の捕捉。動体視力の向上。ランクが高くなると、透視、未来視さえ可能になる。
ソロモンの千里眼は過去と未来を見通すという。
【宝具】
『訣別の時きたれり、其は世界を手放すもの(アルス・ノヴァ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
第一宝具。ゲーティアではなく、真のソロモン王が持つ宝具。
彼がそれまで為し得た偉業、為し得た奇跡、為し得た魔術、そのすべてを手放す別れの詩。
この宝具を発動するとソロモンは神から与えられた恩恵を天に帰し、世界を見据えていた眼を失う。
効果はソロモン王の死。ひるがえって七十二柱の魔神の自壊である。
遠い未来において「魔術」が人間にとっての悪になった時、これを滅ぼすためにソロモンが用意した安全装置とも言える。
……これを用いるとソロモンは英霊の座からも消滅する。
ソロモンの完全消滅とは彼の痕跡がなくなるという事ではなく、彼が成すべき事をすべて終了した」という意味合いとなる。
……あらゆる生命はその完結時・終了時に「やり残し」が存在し、その者がどれほど完璧な人生を送ろうと残される「余剰」は残るのだ。
その「余剰」を後に続く人々が受け持つ事で人類史の轍は作られる。
完全消滅とはこの轍から上がること。
個に与えられたすべてを成し遂げ。「その生命にやり残しはない」状態になったもの。 もう彼を倒す必要も、また彼に頼る必要もない。
誰も彼を求める事はなく、誰もこれ以上の助力を、成果を、彼に求める事はない。
それが英霊の座からも消滅するという事。
生命の宿題を解き、この宇宙で為すべきタスクをすべて終えたもの。
人類で唯一悟りを開いたという救世主がいるが、彼は違う方向の「到達点」に臆病者は辿り着いた。
最終更新:2024年08月17日 22:18