【元ネタ】インカ文明、南米神話
【CLASS】
アーチャー
【マスター】
【真名】クスコ
【性別】女性
【身長・体重】166cm・53kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B+ 魔力B 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【固有スキル】
陣地作成:EX
都市の擬人化であるアーチャーの陣地作成は最高ランクのものである。
神性:A+
神霊適性を持つかどうか。
サーヴァントとしてのアーチャーは主にインカ神話の太陽神インティの神性を、
そして月女神ママ・キリャの神性を持つため、とても高い。
四つの邦:A
インカ帝国ことタワンティン・スウユは四つの邦を意味し、
アーチャーからは東西南北の四つのスウユ(州)へと伸びる街道が存在した。
アーチャーはマスターとのパスの他に土地の霊脈と接続するパスを最大四つ繋ぐ事が可能。
繋がれたパスから魔力を吸い上げる事で潤沢なリソースを得る。
黄金の太陽:B
太陽神殿コリカンチャを包括していたアーチャーは例外的にこのスキルを有する。
陽光に照らされた帝都は再生と豊穣の力をその都に宿す。
アーチャーの全パラメータが1ランクアップし、治癒能力を得る。
天空の営み:A-
南米のローマと謳われた最高峰の天空都市としてアーチャーはこのスキルを有する。
人々の文化を育んだ都市であるアーチャーは一種の
守護の誓約に等しい効果を発揮する。
ただし包囲によって陥落した逸話から包囲戦術を得意とする敵と相対した場合はこのスキルの効果は無効化される。
【宝具】
『光爪聖獣都市(ビラコチャ・クスコ)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:80人
光を力へと変換し、疾走する獣の姿をした巨大起動兵器。
インカ帝国において聖獣とされるピューマを模した30~50メートルの巨大ロボ。
操縦席にアーチャーが搭乗する事で起動し、都市が起き上がり、ピューマを模した姿に変形する。
巨大な太陽神インティの象徴たる金の円盤、月女神ママ・キリャの象徴たる銀の円盤を武器とし、飛翔させ敵陣を蹂躙する。
頭部付近には電磁障壁『天咢雷翼(サクサイワマン)』が装着されており、こちらも分離させ飛翔操作が可能。
また光を魔力リソースへと変換、使用する機能を持ち、陽光の下では非常に低コストでの運用が可能となる。
【解説】
かつてのインカ帝国ことタワンティン・スウユの首都にしてアンデス山脈中の標高3,400mに存在する都。
その名はケチュア語で「へそ」を意味する。
国名の「タワンティン」は、「4」を意味し、「スウユ」は、州、地方、あるいは国を表す。
四つのスウユはクスコの北、南、東、西のチンチャイ・スウユ、コジャ・スウユ、アンティ・スウユ、クンティ・スウユを指す。
四つのスウユへは全てクスコから伸びる街道が通じている。
またインカ帝国は被征服民族に対して比較的自治を認めていたため、一種の連邦国家のようであった。
神聖な動物であるピューマをモチーフとしてクスコは設計されたという説も存在する。
インカ帝国においてコンドル、ピューマ、蛇は聖なる動物として扱われ、
神からの使者コンドル、力、知恵の象徴ピューマ、永遠の象徴であり死後の世界へ導く蛇となっている。
黄金の装飾で彩られていた太陽の神殿コリカンチャが存在していた。
クスコの神殿では他にも月の女神ママ・キリャなども祀られていたという。
中心広場にはインカ歴代皇帝の宮殿が立ち並び、様々な宗教儀式が毎月のように行われていた。
神話においては、インティの子
マンコ・カパックはタパク・ヤウリと呼ばれる金の杖を与えられ、
杖が地面に沈む地に太陽の神殿を作るように指示される。
そしてクスコに行き、インティを讃える神殿を建設したという。
最終更新:2023年11月03日 15:59