【元ネタ】パラウ諸島の伝説
【CLASS】
キャスター
【マスター】
【真名】テルケレル
【性別】男性(テルケレル)女性(ミラッド)
【身長・体重】190cm・91kg(テルケレル)166cm・51kg(ミラッド)
【属性】中立・善(テルケレル)混沌・中庸(ミラッド)
【ステータス】筋力C+ 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
キャスターの場合は空間を繋ぎ合わせ、本来ならば無理のある"通り道"を形成可能。
道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成できる。
それほど凝った魔術器具を作成可能という訳ではないが、即興で高強度のいかだ等の物品を作成可能。
【固有スキル】
神性:B
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
キャスターは卵から生まれた経緯を持つ半神である。
精霊の加護:A+
精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
キャスターの場合は同行者ミラッドからの直接的な支援も見込める。
パンダナスの葉:A
キャスターが葉を用いて石の番人テムドクルを天上の世界より持ち帰った逸話からのスキル。
葉で物品を包む事でその物品の所有権を
キャスターに移すという能力であり、それが宝具であっても有効。
ただし宝具の場合は真名解放は
キャスターにはできず、また物品の形を取らない概念的な物は移せない。
命の秘宝:A-
精霊たちが天界の神ウチェルから授かった不老不死を齎す命の水と石。
使用すれば死者の蘇生すら可能とする天界の秘宝だが、精霊たちの不注意でどちらも失ったという逸話から高確率でファンブルする。
【宝具】
『天上世界の石番兵(テムドクル)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
キャスターが天上の世界へ向かう道中で目にし、帰路にて持ち帰った石の番人。
不眠の眼を持ち、敵対者に対しては主への知らせを兼ねた大音響の衝撃を叩きつける機能がある。
また耐久性も高く優れた防衛能力を持つ。
なお眼は取り外し可能であり、眼を外されると当然視覚が失われた状態になる。
ただし眼は優れた魔力炉として活用可能であり、防衛戦力を失う代わりに膨大なリソースを得る事も可能である。
【解説】
パラウ諸島に伝わる伝説に登場する半神の英雄。
パラウ本島のバベルダオブ島の少し沖にかつてンジブタルという小さな島があった。
そこに住むミラッドという女性がある日大きな卵を見つけ、太陽の卵かと思い大切に家に持ち帰った。
3日後卵から指ほどもない小さな子供が生まれ、ミラッドはテルケレルという名前を付け育てる事にした。
1年後普通の体格の少年に成長したテルケレル。
海に潜り島の下で細工を行い、家の庭の大きな木に海と繋がる大きな空洞を用意し、そこから魚を獲るようにした。
しかし島の人々が自分の家の庭の木を切り倒した結果、全ての木から海水が出てきて島は大洪水となってしまった。
ミラッドとテルケレルは素早く竹でいかだを組み上げた事で生き延びた。
その後青年となったテルケレルは花嫁を探しに天上の世界に向かった。
だがたどり着いた天界の神ウチェルの宮殿にてウチェルに
「おまえは半分は神であり、ここにいる娘とは兄弟であるため結婚させるわけにはいかない」と告げられる。
しかしテルケレルは道中気に入っていた立派な石の番人テムドクルを大きな
パンダナスの葉で包み、抱えて大急ぎで地上に持ち帰った。
その後ウチェルは精霊たちを地上に送りテムドクルを奪還しようとするも失敗。
ウチェルは怒り大洪水を起こし、テルケレルは大きないかだで乗り越えようとするも途中でいかだは転覆。
テルケレルは生存するもミラッドは亡くなってしまった。
テルケレルは天上に向かい精霊たちにミラッドを生き返らせれないか相談した。
精霊たちは新しい部族の先祖になってもらう為に地上で唯一の女性となったミラッドを生き返らせようとした。
ウチェルに頼み込み命の水を貰うもこぼしてしまう。
今度は体の中に入れると不老不死になる命の石を貰うも、別の精霊のしもべの海燕に襲われ思わず石を投げてしまう。
最終的に精霊の一人、体を持たないデレップがミラッドの中に住む事になった。
【キーワード】
『ミラッド』
サーヴァント・テルケレルは此度の現界において育ての母親であるミラッドを引き連れている。
そしてミラッドは、自身の死後に蘇生のため体内に入った精霊デレップの霊基と融合している。
ミラッドとしての記憶は有しているが人格はデレップ寄りであり、精霊としての能力を備えている。
ただし気ままな精霊であるため活動するのは基本的に朝と夕方だけであり、昼と夜は霊体化している。
最終更新:2023年09月12日 19:04