【元ネタ】史実
【CLASS】フェイカー
【マスター】
【真名】夏目吉信
【性別】男性
【身長・体重】157cm・86kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久C+ 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
偽装工作:B
ステータス及びクラスを偽装する能力。
Bであれば、他のクラスやステータスを相手に見せることも可能。
【固有スキル】
忠士の相:A
マスターに忠誠を誓い、同時にマスターからも信頼を寄せられる。
一度は主君であった家康に敵対したが忠義の士として許され、最期は家康を庇うため囮となり死後、
家康から「信誉徹忠居士」と讃えられたフェイカーのそれはおよそ人間が持ち得るものとして最高ランクに位置する。
殿の矜持:B
撤退戦、防衛戦などで有用な効果を発揮する。
三州八幡合戦にて自軍が総崩れとなった際に殿を務め、国府に撤退するまでの間6度も踏み止まり生還した。
情報抹消:E
対戦が終了した瞬間に、目撃者と対戦相手の記憶からフェイカーの真名の情報を錯綜させる事ができる。
同時代の文献と後世の碑文・創作物などで異なる名を記された事から獲得したスキル。
【宝具】
『金陀美具足(われいえやすなり)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
フェイカーが生前主君たる
徳川家康を逃がす為に自らを家康と称し、身代わりとなった逸話。
その逸話によりフェイカーは主君の鎧を自らの宝具とする事になった。
これを装着する事により、敵対者にターゲットとして認識され攻撃集中状態となる。
また主君として振る舞ったという逸話の性質から、一時的に『
徳川家康』に由来する
精神耐性や軍略スキルの追加等の効果を発揮する。
【Weapon】
『脇差』
三州八幡合戦で殿を努めた軍労を賞され主君である
徳川家康から賜った備前長光の作刀。
『十文字槍』
三方ヶ原の戦いで武田勢を食い止めるために振るったとされる槍。
刺突のみならず払う、引く、ひねると言った多彩な攻撃、
両鎌により相手の武器を止める盾としての防御も可能。
【解説】
徳川家康に仕えた戦国時代の武将。夏目広次とも。
夏目吉久の子として三河国に生まれ、家康に家臣として仕える。
三河長沢城攻めで軍功を上げ、翌年の三州八幡合戦では今川氏の攻撃で家康方が総崩れになった際、
殿を務めて奮戦し、後に家康から軍労を賞され備前長光作の脇差を賜った。
ところが、三河一向一揆では門徒家臣とともにひ一揆側に加担し、野場城に籠って家康に敵対した。
吉信は一向一揆で敗北し、徳川側の家臣である松平伊忠に捕らえられてしまう。
その後同じ門徒家臣による助命嘆願によって許され、伊忠の附属となり
忠義の士であるとして伊忠が家康に嘆願して正式に帰参を許された。
三方ヶ原の戦いでは吉信は浜松城の留守居だったが、味方が敗色濃厚なのを知って家康の救援に向かう。
退却を進言するが、止めるのも聞かず家康が決死の突撃をしようとするので、説得を諦め、
強引に乗馬の向きを変えて、刀の峰で打って走らせた。
家康を逃がすために自らを家康と称し、25騎を率いて武田勢の追手に突入して奮戦、身代わりとなって戦死した。
後に、家康は吉信の忠烈を感じて「信誉徹忠居士」と刻んだ吉信の墓を建てたという。
最終更新:2023年09月12日 17:51