【元ネタ】マヤ神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ヴクブ・カキシュ
【性別】男性
【身長・体重】7.2m・4.3t(通常形態)/75m・???t(翼竜形態)
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+ 耐久B+ 敏捷B+ 魔力B 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:E
正常な思考力を保っており、ステータス上昇の恩恵を受けない。
しかし唯我独尊を地で行くそのメンタリティは、並大抵のバーサーカー以上に意思の疎通を困難としている。
【固有スキル】
光の僭称者:A
自身は太陽であり、光であり、月である。
そう称し人間たちの支配者になろうとしたその傲慢なる野望。
人間あるいは人類のサーヴァントに対して重圧をかけステータスを低下させる。
ただし神性を持つ存在、あるいは神性の加護を受ける存在に対しては機能しない。
またこのスキルが機能している限りバーサーカーには王の属性が付与される。
ナンセの実:C
バーサーカーが主食としていたナンセの木の実。
神代の頃の植物であったからかその大きさは現代のそれとは桁が違う。
バーサーカーは召喚された時点でこの実を数個ほど所持しており、食する事で現界の糧とする。
尚魔力を注ぎ種を育てる事で実を栽培する事も可能だが、木が巨大となり目立つ欠点がある。
巨人外殻:A
巨人種の肉体を構成する強靭な外殻。
極めて特殊な組成を有しており、攻撃的エネルギーを吸収して魔力へと変換する。
吸収限界を上回る攻撃(一定ランク以上の通常攻撃や宝具攻撃など)については魔力変換出来ず、そのままダメージを受けることになる。
魔力放出:A
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
いわば魔力によるジェット噴射。
バーサーカーが魔力を帯びさせると肉体の輝きは増し、当人はこれを星の光だと嘯くが、星気とは無関係である。
但し宝具『絢爛褪せぬ輝矮星』で光に列なる者を喰らったならば、魔力放出(星)へとこのスキルは変化する。
怪力:B++
一時的に筋力を増幅させる。本来は魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
バーサーカーは山々を崩壊させる程の膂力を持つ巨人カブラカンの親である事から子と同等の怪力を有している。
【宝具】
『天寵翳らぬ翠龍牙(クシャン・スウム)』
ランク:A 種別:対人宝具(自身) レンジ:0 最大捕捉:1人
バーサーカーが持つエメラルドの歯であり彼の力の源泉。
高水準の魔力炉心として働き、バーサーカークラスの欠点の一つとも言える魔力消費の激しさを抑えている。
また真名解放を行う事でその力をより引き出し、バーサーカーを本性たる怪鳥…より正しくは翼竜…の姿へと転じさせ飛行能力付与とステータスの向上を起こす。
尚この宝具が何らかの要因で失われた場合、バーサーカーのステータスは低下し、所持するスキルも機能不全となる。
『絢爛褪せぬ輝矮星(フルカアン・カキシュ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
バーサーカーが双子の英雄神の片割れ、フンアフプーの腕を奪った逸話が昇華された宝具。
相対した相手の任意の部位を掴む事でその部位を奪い取りわが物とし、その部位に何らかの特殊能力があればそれをバーサーカーは行使する事ができる。
そして相手は対象部位を使用する判定にマイナス補正が掛かる状態になる。
ただし奪った対象に対しては宝具『天寵翳らぬ翠龍牙』が奪われやすくなるデメリット効果も存在する。
隠された効果として『天寵翳らぬ翠龍牙』が万全な状態で光に列なる者を喰らうことで魔力炉の活性化と「光の僭称者」のランクアップ及び神性の発現が起る。
…尤もバーサーカーは極度の自信家であるため、マスクデータとしての隠匿性を見込めるかは怪しいところ。
【解説】
マヤ神話に伝わる巨人。その名は「七の鸚鵡」を意味する。
エメラルドの歯と、金と銀で出来た輝く体を持ち、巨大な怪鳥として描かれる事もある。
ナンセの木の実を食べて生活していた。
神々が人類を創造する前に現れた存在であり、神々に反し人間たちの支配者となろうとした。
自らを太陽であり、光であり、月であると称する程の傲慢さに、のちに太陽と月になる双子の英雄神フンアフプーとイシュバランケーは彼を倒そうとする。
双子はナンセの木の根元で待ち伏せし、フンアフプーが吹筒を打ち、ヴクブ・カキシュの顎の骨に当てた。
木から落ちたヴクブ・カキシュだったが、フンアフプーの腕を折り奪っていった。
逃げ延びた双子は、ヴクブ・カキシュの強さの秘密は歯にあることを知る。
そして双子との戦いで負った歯痛に悩まされていた彼の下に治療師を装った双子が現れた。
それに気づかずに治療を任せ、ヴクブ・カキシュは歯を抜かれて力を失う。
更に目玉も抉り抜かれ、衰弱死することになる。
最終更新:2023年09月12日 17:50