【元ネタ】史実
【CLASS】
ライダー
【マスター】
【真名】マネト
【性別】男性
【身長・体重】173cm・62kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
ただし、竜種は該当しない。
ライダーの場合宝具により召喚されるセラピス神に聖牛の形態を取らせる事が可能であり、
ライダークラスとしては聖牛こそが騎乗物となる。
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
ライダーの場合は神を崇める為の“聖域”の形成が可能。
道具作成:C
魔力を帯びた器具を作成できる。
ライダーが作成できるのは
エジプト魔術に関わるものに限られる。
また、このスキルに寄って作られた道具には、必ず神聖文字が刻まれる。
【固有スキル】
二重召喚:B
ライダーと
キャスター、両方のクラス別スキルを獲得して現界する。
極一部のサーヴァントのみが持つ希少特性。
歴史解明:B
エジプトの歴史学者としてのスキル。
ライダーより古い時代の英霊の真名や宝具などを看破し、彼より新しい時代の英霊についてもある程度の年代、地域の推測を立てる事もできる。
特にエジプト由来の神秘ならばそれを解明し、術式に干渉することも可能。
エジプト魔術:B
古代エジプトの魔術刻印を所有している。
このスキルの所有者は、
死霊魔術の判定に対してプラス補正が加えられる。
混成神の加護:B
宝具によって得られるセラピス神の加護。
主にセラピス神の基となったエジプト神のオシリス、アピス、ギリシャ神のゼウス、ハデス等に由来する効果を発揮する。
効力としてはB~Cランク相当のものとなる。
【宝具】
『埃及編纂・混合神性(アイギュプティカ・セラピス)』
ランク:EX 種別:対神宝具/対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
ライダーの歴史書『アイギュプティカ』を作成した事による歴史編纂の力。
それにライダーが権威付けをした複合神性たるセラピス神が結びつき宝具となったもの。
他者の伝承、逸話を、『それもまたセラピス神の行いである』として複製、取り込み、付与した状態でセラピス神を顕現させる。
無論完全な神としての召喚にはならないが、伝承を取り込む程にセラピス神の神威は強大なものとなる。
また取り込んだ伝承由来の能力を行使する事はもちろん、元々の持ち主が扱うその能力に対する耐性を得る。
強力な宝具だがその分魔力消費が激しく、余程の事態でなければ顕現を部分的に抑える、
またセラピス神の加護をライダーに付与するのみにするといった使用法になる。
【解説】
古代エジプトのプトレマイオス朝の時代、プトレマイオス1世、2世に仕えた神官であり歴史家。
名前の意味は断定されていないが、「トート神を見る者」「トート神最愛の者」「ホルスの羊飼い」「神殿の羊飼い」等の意味だと分析される。
太陽信仰中心地、ヘリオポリスの高位神官だったとも。
ギリシア語で著作を行っていたが、神官としてヒエログリフの解読ができたと見られている。
その著作は現存していないが、断片の引用で内容が知られている。
代表作は歴史書『アイギュプティカ』であり、古代エジプト時代区分「第○○王朝」はアイギュプティカに基づいている。
エジプト統一の王メネスからアレクサンドロス大王の征服までを第1王朝から第31王朝までに区分したのだ。
また神々によるエジプト支配についても述べている。
またプトレマイオス1世の治世下でエジプト人とギリシア人の人心を一つにする為に生み出されたセラピス神にまつわる逸話にも登場する。
プルタルコス曰くアレクサンドリアに持ち込まれた神像をギリシアとエジプトの二人の宗教的権威がセラピスだと宣言した。
その一人がエジプトの学者で神官のマネトだと言われる。
セラピスはエジプト神のオシリス、プタハ、ソカリス、ミン、アピスの要素と
ギリシャ神のゼウス、ハデス、
アスクレピオス、ディオニュソスの要素を混合させた存在である。
最終更新:2023年10月30日 22:55