マクシミリアン1世&マリー・ド・ブルゴーニュ

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】マクシミリアン1世&マリー・ド・ブルゴーニュ
【性別】男性・女性‎
【身長・体重】177cm・73kg(マクシミリアン)&162cm・51kg(マリー)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
 ただし宝具である双頭の黒鷲が変じた甲冑の効果を受けているときは、この限りではない。

騎乗:A+
 ハプスブルク家の象徴たる双頭の黒鷲を始めとしてすべての獣、乗り物を自在に操ることが可能である。
 ただし、竜種については騎乗できない。

【固有スキル】
大帝特権:B
 本来所有していないスキルを短期間獲得する事が出来る。
 該当するスキルは砲術、芸術、カリスマ、軍略、言語理解、等。
 効果は『皇帝特権』と完全に同一のものであるが、自己申告によってスキル名だけが変化している。
 戴冠式を受けずに皇帝となったが、結婚政策により大帝国の礎を築いたことで大帝と讃えられた。
 現界した本人は偉大なるカール大帝とその物語に於ける称号に肖り、騎士大帝を名乗る。

錬鉄の意思:A
 錬鉄が如き、決して弛まぬ精神がスキル化したもの。
 文武両道に優れ、芸術と文化を庇護した「中世最後の騎士」と謳われた騎士道精神。
 衝撃を与える毎、その在り方はいっそう鍛えられていく。

婚姻契約:B
 幸いなオーストリアよ、汝は結婚せよ。
 ライダーの時代に最盛期を迎えたハプスブルク家の結婚政策がスキルに昇華したモノ。
 妻であるマリー・ド・ブルゴーニュとの二人一組によるサーヴァントの特殊形式。
 ライダーが伴侶と共にある間、このスキルは互いに「守護騎士」「麗しの姫君」スキルとして機能する。

ランツクネヒト:A
 ライダーが編成した歩兵の傭兵部隊。
 スキルとしては亡霊を召喚し使役する能力になっており、
 ライダーの趣味から砲撃による支援活動を主に行う。
 またライダーが旅に楽団を同行させた逸話が合わさった結果、
 楽器による演奏も可能であり、周囲に作用する精神干渉を行える。

【宝具】
『双頭の黒鷲(ハプスブルク・ドッペルアドラー)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜70 最大捕捉:70人
 ライダーが統治した神聖ローマ帝国の帝権が、帝国の象徴である巨大な双頭の鷲の姿で具象化したもの。
 鷲はライダーを乗せて高速で飛翔し、身体からは主が愛好した無数の大砲を展開して敵に砲撃を浴びせる。
 更に鷲は千里眼を所持し、ライダーとの視覚の共有が可能。
 この宝具にはもう一つの形態があり、ライダーの身を守る甲冑の形態への変形機能を持つ。
 これを装着したライダーの火力、防御力、速度は格段に上昇する。

『姫に捧ぐ、我が鼓動(リーベヘルツ・マクシミリアン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 ライダーの心臓が妻マリー・ド・ブルゴーニュの墓に埋葬された逸話からの宝具。
 普段ライダーの心臓、霊核は同時に現界しているマリーが保護しており、その状態でもライダーは活動可能であり即死耐性を取得している。
 そして霊核をライダーの身の内に戻した時、マリーの加護によりライダーの近接ステータスを向上させる。

【解説1】
 ハプスブルク家出身のオーストリア大公、神聖ローマ皇帝。
 武勇に秀で立派な体躯に恵まれ、また芸術の保護者であったことから、中世最後の騎士と謳われる。
 ハプスブルク家の家訓「戦争は他家に任せておけ。幸いなオーストリアよ、汝は結婚せよ」を残し、結婚政策にてハプスブルク家隆盛の基礎を築いた。
 ローマでの教皇による戴冠を経ずに帝位についた最初の皇帝。
 文武両道に優れ、馬上試合では負け知らず、戦場では自ら前線にも立ち大砲を撃つのが好きだった。
 軍事面においても銃器や甲冑の改良、砲兵やドイツ傭兵を効果的に運用した。
 文化面では「ドイツ人最初のルネサンス人」とも評され、人文主義者や芸術家を庇護し、自分でも詩作したという。
 帝国内の各民族の文化を尊重し、優れたものを取り込み、領土内の様々な言語を学び、語学力に長けていた。

【解説2】
 ヴァロワ=ブルゴーニュ家のブルゴーニュ公国最後の君主。
 後の神聖ローマ皇帝であるハプスブルク家のマクシミリアン1世の妻。
 領民たちからは「美しき姫君」「我らのお姫さま」と慕われていたという。
 政略結婚ではあったものの、マクシミリアンとは共に狩りに出かけるなど
 非常に仲睦まじい夫婦であったという。
 2子(次男フランソワは夭折)に恵まれるが、第4子を懐妊中、
 落馬事故で流産した上に大怪我を負い、それが原因で3週間後に死去する。
 遺体はブリュージュの聖母教会に埋葬され、後にマクシミリアンが崩御した折、
 その心臓もマリーの墓に共に埋葬された。

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最終更新:2024年08月27日 03:26