【元ネタ】史実
【CLASS】
アーチャー
【マスター】
【真名】王恭廠/安民廠
【性別】不明
【身長・体重】166cm・??kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具C++
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:A+
マスター不在でも行動できる能力。
正史『明史』において爆発は人為的なものでは無く自然発火とされるため、
マスターのバックアップすら必要とせず、宝具『白昼晦冥・天変邸抄』を使用可能。
【固有スキル】
無辜の怪物(焔):EX
人類史に残る記録的大爆発事件を引き起こした造兵廠。
生前の意思や姿と関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
大爆発の真相は当時の王朝の腐敗した政治に対する天からの戒めであるという記録の影響により
アーチャーは「天罰の
代行者」として人型の躯体と爆焔を操る力を獲得している。
実際には爆発の原因は今以て不明であるが、いつの時代も民衆は分かりやすい非難の対象を求めるものである。
王殺し:C
『無辜の怪物(焔)』による腐敗した王朝を戒める者としての属性、
および皇帝の子である朱慈炅を驚死させた事実から獲得したスキル。
敵対者の
カリスマによる影響を受けず、『為政者・王への特攻』として機能する。
武具作成:D+
魔力を帯びた武具を作成できる。
主に弓矢や防具、銃砲及びそれらに用いられる火薬の作成が可能。
アーチャーの武具は保有する神秘のランクは低いが、その代わりに物量を重視した
大量生産を得意とする。
【宝具】
『白昼晦冥・天変邸抄(あんうん、てんをつく)』
ランク: C++ 種別:対軍~対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:500~1000人
アーチャーを起点として引き起こされた大規模爆発の再現。
『武具作成』で生産した武具や火薬を自らに再度格納することで肥大化した霊基の中で、
格納した武器類・火薬と自らの霊核を自壊させることで大爆発を発生させる『壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)』。
自身の霊基そのものを爆薬として生み出される爆焔と爆風は一帯を焦土と化す。
また、改名された後に再び爆発が起きた歴史的事実から自らの霊核を犠牲にしているにも関わらず、
この宝具は聖杯戦争においては二度まで使用可能……即ち、アーチャーは王恭廠/安民廠の2種の霊核を有していることを示す。
ただし使用後は全武装が失われるため連続使用は出来ず、武装の多寡によって威力が大幅に変動する。
【解説】
明朝の中国に存在した火薬庫及び武器工場。
防具、銃砲、弓矢、火薬の製造と保管を主な用途としていた。
1626年5月30日、この場所で原因が今もって不明な大爆発が発生し、2.25平方キロメートルが壊滅し、2万人以上の死者が出る大惨事となった。
当時の王朝はこの事件を腐敗した政治に対する天からの戒めと考え、皇帝が自己批判の詔である罪己詔を発布した逸話があるが、これは計六奇という小説家が残した記録で信憑性は低い。
事件後にこの施設は安民廠と改名したが、1638年に再び大爆発が発生、武器庫の太監や局監を含む1万人以上が死傷した。
最終更新:2024年11月26日 20:54