アルガンテ

【元ネタ】『エルサレム解放』
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】アルガンテ
【性別】男性
【身長・体重】200cm・128kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具D~A
【クラス別スキル】
狂化:D+
 エルサレムを守護する者、という強烈な自負心が彼を狂わせた。
 通常時は意思疎通が可能だが、キリスト教徒を目の前にすると獰猛な側面が出る。

【固有スキル】
精霊の狂騒(悪性):B++
 バーサーカーの唸り声は、地の底に眠る悪性の精霊たちを目覚めさせ、敵軍の兵士たちの精神を砕く。
 精神系の干渉。敵陣全員の筋力と敏捷のパラメーターが一時的にランクダウンする。
 キリスト教徒に対して使用した場合、精神への干渉に留まらず天候の操作による災害すら引き起こす。

戦闘続行:B
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 十字軍による猛攻によって身体に多数の手傷を負ってもバーサーカーは果敢に戦い続けたという。

血濡れの蛮勇:B
 バーサーカーが憤怒に駆られながら迫りくる十字軍を殺戮した事に由来するスキル。
 敵を攻撃すればするほど攻撃力が向上するが、引き換えに防御力が下がっていく。

【宝具】
『精霊魔王(イブリース)』
ランク:D~A 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 十字軍総大将ゴッフレードより贈られた黄金の柄の名剣がバーサーカーの影に潜む悪性精霊たちの影響で後天的魔剣と化したもの。
 剣身に対象の姿を反鏡存在として映し出し、それを対象にぶつけることで物理防御を無効にして鏡に映った偽物が本物を取り殺す。
 この宝具に対抗するには斬撃を防ぐCON(耐久)だけでなく、偽物に取り憑かれないMGI(魔力)の両方の高さが重要となる。
 血を啜る程にランクと殺傷力が上昇し、防御にはより高いCONとMGIが要求される他、
 十分な血肉を喰らうことで悪性精霊たちは受肉を果たし、本来のレンジ外の敵にもその爪牙を伸ばし直接的に呪殺する生体魔剣へと変貌する。

【解説】
 16世紀の叙事詩『エルサレム解放』に登場するムスリムの戦士。
 コーカサス人だがその軍事的能力ゆえにエジプト軍の頭目の一人になった。
 主人公の一人タンクレーディの好敵手として描写される。

 十字軍総大将ゴッフレード(ゴドフロワ・ド・ブイヨン)との和平交渉の場にて初めて登場した。
 交渉は決裂するもゴッフレードはアルガンテに黄金の柄の名剣を贈る。
 この剣でアルガンテは十字軍を切り裂いていくことになった。
 タンクレーディとは互角に戦い、多くの他の騎士も倒していったが、
 エルサレムがゴッフレードに征服された後のタンクレーディとの最後の決闘で死の間際まで戦い、戦死した。

 恐ろしい雄たけびを上げて突進する、怒りに駆られ決闘の敗者を乗馬で踏みしだく、
 深手を負わされても自身に突き刺さった武器を敵に投げ返す等、獰猛な描写が多いが純然たる武人と語られ、
 最後の決闘の前に守ろうとしたエルサレムに思いを馳せる一面も持つ。

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最終更新:2025年01月10日 23:26