【元ネタ】イギリス妖精史
【CLASS】
アサシン
【マスター】
【真名】グレムリン
【性別】?
【身長・体重】50cm・8kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:C(A)
サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
宝具『機構狂わす工精碩学』が発動している場合に限りAランクまで上昇する。
【固有スキル】
騎乗:D+
アサシン本人は騎乗能力を持たないが、既に誰かが騎乗している乗り物に相乗りする事が出来る。
ただし、近代以降に作られた乗り物にしか相乗りする事は出来ない。
妖精の叡智:A
歴史上の科学者たちに新発明のインスピレーションを与えた叡智を示すスキル。
英雄が独自に所有するものを除く多くの知識系スキルを、A~Bランクの習熟度で発揮可能。
特に科学・工学・気象学・航空力学等に対する卓越した理解力と技術力を持つ。
破壊工作(機械):B
戦闘の準備段階で相手の戦力を削ぎ落とす才能。
アサシンの場合は対機械に特化しており、ランクBならば、相手が進軍してくる前に3割近い機械を起動不能に追い込むことが可能。
ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。
甘党:A
アサシンは甘いものに目がなく、近くに甘味があると砂糖に群がる蟲の如く引き寄せられてしまう。
基本的にはデメリットとなるが、甘味であれば食事の際の魔力回復量が向上するメリットも含まれる。
妖精眼:C
ヒトが持つ魔眼ではなく、妖精が生まれつき持つ『世界を切り替える』視界。
科学技術を象徴する妖精であるアサシンが有するそれは「眼前のモノが抱く敬意と驕り」を判定する。
科学が齎す万能感に溺れて謙虚さを失った愚者に対して、アサシンは容赦なく牙を剥くだろう。
【宝具】
『機構狂わす工精碩学(グレムリン・エフェクト)』
ランク:B 種別:対機械宝具 レンジ:1 最大捕捉:1機
世界大戦に於いて、アサシンの仕業とされた数々の機械の異常動作の具現。
自身の霊基を極小サイズに縮め機械の動力となるエンジンやモーターに侵入し、内部構造を理解、掌握する。
これにより、エンジンやモーターと繋がっている機械を意のままに操ることが可能となる。
ただし地球の妖精であるため、異星文明に由来する機械は理解の範疇にない。
【解説】
イギリスに伝わる、機械に悪戯する妖精。
かつてはベンジャミン・フランクリンやジェームズ・ワットといった名だたる科学者に発明の手掛かりを与えていたが、
人間がグレムリンたちを蔑ろにしたことで次第に悪戯するようになったという。
科学技術や気象学、航空力学に造詣が深く、工場や航空機に住み着く。
作家ロアルド・ダールによってアメリカにも広まり、第一次及び第二次世界大戦時のイギリスやアメリカの空軍では、
計器や座標を狂わせる、ガソリンを飲む、機体に穴を開ける、ケーブルを齧る、更に機械の原因不明の異常動作もグレムリン効果と呼ばれ悩ませていた。
一方でパイロットが無事基地に帰還できるように誘導するともされ、一般的にはそれほど邪悪な妖精ではないとされる。
現代のアメリカでも航空機部品の納入時にグレムリンの悪戯防止として飴玉をお供えする風習が続いている。
また、近代に成立した妖精であり世界大戦時の逸話などから欧米から見た黄禍論の象徴とする説もある。
最終更新:2025年01月31日 20:32