【元ネタ】インド神話
【CLASS】
ライダー
【マスター】
【真名】ナフシャ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・74kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷C 魔力B+ 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
ライダーにしては騎乗能力が高くはない。
ライダーのクラスの恩恵でこのランクになっているが、実状は彼ではなく彼を担ぐ聖仙たちが優秀だと言える。
【固有スキル】
神威の魔眼:EX
ライダーが天界の王座に就くに当たって、神々から授かった魔眼。
視界に入った相手から魔力を任意で吸収し、自身のステータスを向上させる。
インドラの玉座:A
雷霆神インドラに代わる神々の王として、天界を統べる支配者としての在り方。
本来は他の神霊に対する神王としての権能を示すはずだが、サーヴァントとして召喚されたことで、
他者が所有するスキルの恩恵を短期間だけ弱体化させるスキルとして劣化している。
対英雄:A
英雄を相手にした際、そのパラメータをダウンさせる。
ライダーは英雄神インドラが行った数々の残虐行為や詐欺を挙げてその聖性を貶め、
傲慢になった自らの所業を正当化した上に、授かった能力によって、
神霊や聖仙、魔性から奪って得た自身の威光を見せることで、かの英雄神を撤退に追い込んだ。
羅刹や夜叉といった魔性の威光をも奪った逸話から相手か反英雄であっても効果が低減しない。
月種のカリスマ:A-
インドの月神ソーマの孫・プルーラヴァス王を始祖とする王家にのみ伝わる特殊なカリスマ。
神性・カリスマ・勇猛の複合スキルであり、ライダーの場合は後に神々の王位に就くことを
神霊や聖仙に望まれるほどの優れた統治を可能とする。
ただし、その高い能力と恐れを知らない精神性は増長を招き、ライダーを失墜させる可能性を残す。
【宝具】
『聖仙よ、余を担げ(リシ・
ヴァーハナ)』
ランク:A+(本来はA++だがライダーが扱いきれないためランクダウン) 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人
インドラの神妃シャチーに勧められてライダーが求めた聖仙に輿を担がせ、車に繋いだ乗物(ヴァーハナ)。
聖仙は修行を積んだ苦行者であり、その結果として神々さえも服さざるをえない能力を
体得した超人とされ、その身に宿す神秘は神々の乗物である神獣すら上回る。
サーヴァントとして召喚されたライダーの輿を牽くのは聖仙そのものではなくその影であるが、
それでも強力な事には変わりなく、伝承に謳われる超人的な能力を行使できる。
反面、ライダーをしても制御が困難であり、扱いを誤れば生前と同様の失敗を繰り返すこととなる。
『悪徳よ、罪障となれ(アダルマ・マハーナーガ)』
ランク:A 種別:対人宝具(自身) レンジ:0 最大捕捉:1人
乗物を担ぐ聖仙アガスティヤの頭部に足で触れた不徳(アダルマ)によってライダーに課せられた呪い。
聖仙の呪いにより、ライダーの姿を大蛇への変貌させる宝具。
宝具・スキルの封印と引き替えに、新たにスキル「
変転の魔」が追加され、
人の身では絶対に不可能なランクの筋力と耐久力、肉体の接触を通じて魔力を吸収する能力を獲得する。
大蛇と化したライダーは尋常ならざる力と接触に伴う魔力吸収によって剛力無双の半神すらも容易く締め上げる。
ライダーが『聖仙よ、余を担げ』の扱いを誤り、聖仙の影を踏むようなことがあれば、この呪い(宝具)は自動的に発動される。
【解説】
インド神話に登場する王。月神の孫プルーラヴァスを祖に頂く月種王朝の三代王。
神々の王インドラが過去の行いに対する罪悪感から天から逃げ出してしまった際、
ナフシャは神々や聖仙に王位に就いて欲しいと頼まれる。ナフシャは辞退したが、
神々は彼に、自分の視界に入った者からテージャス(威光)を吸収してより強力な力を
持つという力を授け、天を治めさせる。
しかし次第にナフシャは傲慢となり、遂にはインドラの妃シャチーを自分のものにしようとする。
逃げたシャチーは夫を捜しだし、策略を授かってナフシャの元へ戻った。
シャチーはナフシャが神々のようなヴァーハナ(乗物)を持っていないことを指摘し
聖仙を乗物とすることを勧め、気をよくしたナフシャはこれにしたがった。
しかし、ナフシャは聖仙たちを酷使したため聖仙たちとの論争になり、聖典ヴェーダの
聖句を非難し、聖仙アガスティヤの頭に足で触れるなどの非法(アダルマ)によって
ナフシャはあらゆる福徳を失い、呪われて天から堕ち、1万年の間大蛇の姿となった。
ナフシャはその後、懇願によって許されたとも、
子孫の1人
ユディシュティラに救われたともいわれる。
最終更新:2025年03月25日 19:24