【元ネタ】黒姫物語
【CLASS】
セイバー
【マスター】
【真名】黒姫
【性別】女性
【身長・体重】157cm・45kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
【固有スキル】
山神の加護:B
あるバージョンの伝承では、怒った蛇が大水を用いて街を飲み込もうとしたが、土地の山神(地獄谷の主)が焦熱にてその水のほとんどを蒸発させて護ったとされる。
また髪と剣で蛇を退治した場合も、白髪の翁の導きがあったとされる。
それも人ならざるものであった可能性は高い。
詳細は定かではないが、黒姫が何らかの神仏の加護を受けているのは確かである。
霊妙なる御髪:A
民たちを救うべく城を出たのち、黒姫は切った髪を川に流すことで向かうべき場所を知った。
さらに出会った翁に渡したのも宝剣と髪であり、それらが蛇の撃退に結びついた。
古来より女性の髪には霊的な力が宿るとされているが、特に黒姫の髪には特徴的な力があると考えられる。
その髪は魔術的な干渉があれば(場合により、なくとも)様々な霊寵をもたらす可能性があり───
そして純粋に、美しい。
【宝具】
『黒姫物語・髪流(くろひめものがたり・かみながし)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大補足:1人
霊的な力を具えた髪を一気に切断し、その力を以て高梨家に伝わる宝剣の力をブーストする宝具。
「蛇を倒す旅に出た際、『進む道をお教えください』と神仏に祈りながら髪を切って川に流したところ、不思議なことに髪が川を遡り、行く先を教えた」「池に髪と剣を投げ込むと蛇がそれを飲み込んで死んだ」という伝承に由来する性質を持つ。
つまり髪と共に流された宝剣は、その刃の切れ味を強化されたうえで、「在るべき場所に必ず向かう」という因果に根ざしたホーミング的機能を発揮するようになる。
伝承強度的に比べるべくもないが、
牛若丸の遮那王流離譚と似たタイプのエピソード宝具であり、『黒姫物語・六地獄焦熱』『黒姫物語・岩倉池の蛇』なども存在する。
最終更新:2025年04月22日 21:55