サムドラグプタ

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】サムドラグプタ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・89kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
不遜なる栄冠:A
 かの転輪聖王が残した石柱に、自身への礼賛を刻ませた逸話に由来するスキル。
 対峙したサーヴァントが持つ性質に応じて、それを凌駕し突破しうるスキルや運命力を獲得する。
 覇者や聖者として高位の霊格を持つ者が相手である程、このスキルがもたらす恩恵も増大する。

驥足百般:A
 武芸、芸術、色事など様々な分野に才を見せた逸話から。
 生前に嗜んだものはBクラス以上、新しく始めた事柄は通常より速い速度で習熟する。
 アーチャーは武勇を初め、詩や音楽の才も称賛されたという。

礼賛の貨幣:A
 アーチャーの時代に貨幣の鋳造が行われ、アーチャーの姿を刻んだ様々な貨幣が存在する事からのスキル。
 魔力を消費する事でアーチャーの姿が刻まれたコインを生成する事ができる。
 そしてコインを消費する事でアーチャーのクラスを一時的に変更する事が出来る。
 変化可能なクラスはセイバー、ライダー、キャスターとなる。
 アーチャーはその時々のクラスに応じて、対魔力、騎乗、単独行動、陣地作成道具作成の中から対応スキルを取得する。

【宝具】
『君臨せし勇猛な雄牛(プラクラマ・サムドラグプタ)』
ランク:B 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大捕捉:1人
 アーチャーが家臣から捧げられた頌徳文に由来する宝具。
 アーチャーは戦いの中で他者を傷付ければ傷付ける程、傷付けられれば傷付けられる程に強化されていく。
 特にアーチャーが付けられた傷は他者にある種の畏怖を感じさせ、重圧をかける。
 アーチャーの王者としての在り方はまさしく武。
 傷を増すほどにその威は増していく。

【解説】
 グプタ朝2代目王。初代王の子であり、他の王たち同様ヒンドゥー教を信仰していたが他宗教にも寛容な態度を示していた。
 彼の時代には貨幣の鋳造も行われ、彼の姿が描かれた貨幣が複数存在する。

 かつてマウリヤ朝のアショカ王の建てたアラーハーバードの石柱に家臣ハリシェーナがサムドラグプタに捧げた頌徳文を碑文として追刻した。
 碑文に曰く、父王により他の王子たちの目の前で後継者として選ばれた。
 単身で敵を打ち破り、戦いの中で様々な武器で付けられた傷に体を覆われ美しかったという。
 また武勇の賞賛の一方、学識、詩や音楽の才も賞賛され、ヴィーナー(琵琶)を奏でる姿を金貨に描かれている。

 サムドラグプタは大規模な征服事業を手掛け、最初に北インド中心部アーリヤーヴァルタを征服した。
 北インドを領土とした後、南インドへの遠征を行った。
 また「最高の帝王」などの称号を用い、自らを神格化された君主とした。
 彼の宮廷には多くの詩人・学者などが集ったという。

 子孫らの碑文では諸国を征服した覇王にふさわしい大規模なヴェーダ祭式アシュヴァメーダを挙行した事が記されている。
 その王権は征服事業とヴェーダ祭式によって示され、先述の石柱の碑文でも平和と正義を簡素な言葉で称えたアショカ王の碑文に対し、
 サムドラグプタの碑文は彼が戦いで収めた勝利を優雅な言葉で称え、アショカ王のダルマとは対極のものと言える。

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最終更新:2025年05月06日 18:12