【元ネタ】中国の伝承
【CLASS】
セイバー
【マスター】
【真名】睚眦
【性別】雄
【身長・体重】212cm・??kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
Aランク以下の魔術を無効化する。
事実上、現代の魔術師では彼に傷をつけることはできない。
魔除けの性質を持つセイバーは高ランクでこのスキルを所持する。
騎乗:B+
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせる。
セイバーの場合は自身の宝具『擬竜武具・万目睚眦』で擬似宝具と化した兵器を乗りこなす事に特化している。
【固有スキル】
ドラゴンハート:B
竜の炉心、あるいは竜の宝玉と呼ばれる、セイバーの魔術回路を指す。
『
魔力放出』に分類される、生体エネルギーの過剰発露状態。
竜から生まれながら、親である竜になることはできなかった幻獣“竜生九子”として
セイバーは竜種ではないものの竜と同じ生体機能を有している。
忘却補正:A
人は多くを忘れる生き物だが、幻獣は決して忘れない。
睚眦之怨必報(がいさいのうらみもかならずむくゆ)。
僅かに睨まれた程度の怨みでも必ず報復するという故事に由来する執念深さ。
禍福の魔眼:B
セイバーが有する悪しき敵を討ち滅ぼし、善良なる民草の願望を叶えるという魔眼。
対象が内に秘める願望を読み取り、それが悪しき願いであれば強烈な呪詛を込めた睥睨で精神を砕くが、
善き願いであれば幸運を引き上げる加護を与え、願いを叶える一助とする。
ただし英霊や魔術師などといった超常の存在が抱く大望を叶えるほどの力は無く、万能の願望機には程遠い。
殺戮技巧(対魔):A
殺戮技巧の亜種スキル。
使用する道具の「対悪」「対魔性」ダメージ値にプラス補正をかける。
闘争と殺戮を好み、武勇の象徴として武器や処刑道具に彫られた一方で、
風水においては魔除けにして吉を呼び込む「化殺好転」の象徴とされるため獲得したスキル。
【宝具】
『擬竜武具・万目睚眦(ぎりゅうぶぐ・まんもくがいさい)』
ランク:A 種別:対物宝具 レンジ:1 最大捕捉:100人
セイバーの姿が武勇の象徴として、武器や処刑道具に彫られた逸話に由来する宝具。
殺傷を目的として造られた道具に自らが有する神秘を与えることで
竜の性質を宿した擬似宝具として運用する。
対象となった器物は「セイバーの一部」であるとして扱われ、竜属性や対魔力を獲得、
攻撃力や耐久性といった機能が大幅に強化され、
使い魔の如き半自律的な活動が可能となる。
操作に専門的な技能を必要とする現代兵器であっても、セイバーの思念に忠実な眷属として闘争へと馳せ参じる。
セイバー自身の伝承や逸話に由来する能力を付与する都合上、既に異なる逸話を有する武装……
例えば、他のサーヴァントが有する武具タイプの宝具に付与して強奪するような応用には適さない。
【Weapon】
『無銘・装飾刀剣』
環や鯉口に睚眦の姿が装飾された数多の刀剣。
本来の睚眦は刀剣を振るった伝承を持たない幻獣だが、民草がその武勇への祈願を
刀剣に託した故にセイバーの適性を会得した。
『擬竜武具・万目睚眦』の作用によって眷属が如く変化する第一の素材である。
【解説】
龍が産んだ幻獣の兄弟である竜生九子の1体。
頭部が山犬になった龍の姿をしており、その性は極めて好戦的。
勇猛果敢にして闘争と殺戮を好み、どれだけ強大な敵であっても徹底的に追い込んで必ず討ち滅ぼした。
竜生九子は中華圏で様々な道具に図像として用いられたが、睚眦は主として刀の環や剣の鯉口、
罪人を処刑する為の鎌や矛に彫られ、三国時代には軍旗の図像としても扱われた。
その一方で竜生九子では唯一の妻子持ちであり、情に厚く汎ゆる災禍から人々を守護する英雄的な側面も併せ持つ。
睚眦の眼力には敵を退け、また民の抱いた全ての願望を叶える凄まじい力が宿っているとされ、
風水においては睚眦の像が魔除けにして吉を呼び込む強力な象徴として扱われている。
最終更新:2025年07月19日 13:36