メトセラ

【元ネタ】旧約聖書(創世記)
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】メトセラ
【性別】男性
【身長・体重】190cm・110kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷C 魔力A 幸運C++ 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A+
 只人でありながら千年近くの永い年月を生きたセイバーは精霊や幻想種に近い神秘を有し、
 その肉体に宿った神秘により、A+以下の魔術を全てキャンセルする。
 事実上、魔術ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
永生の身魂:A+++
 千年近くの永い年月を生きたことで、後に長寿や長命の象徴とされたセイバーの肉体と精神。
 肉体は既に神秘の域にあり、それに伴い精神もまた人のそれを超越している。
 老練、頑健を含む複合スキルでもあり、毒や精神攻撃といった自身の心身を害する効果を無効化する。

無窮の武練(対魔):A+
 相手が魔性のものである限り、彼の武芸は些かも揺らぐことはない。対魔性全般のエキスパート。
 セイバーは大洪水が起こる前の時代において悪魔や巨人などを討伐したという。

唯一神の威光:A-
 全能の神が有する被造物に対する絶対命令権。
 最上位の自然干渉系能力であり、本来であれば星の運航を止めるほどの天変地異をも引き起こすが、
 セイバーの場合は彼が没するまで神が大洪水を起こさなかった逸話から、   
 自身が消滅しない限り大規模な厄災の発生が先送りされる守りの形で発現している。
 広範囲攻撃系の宝具などもセイバーを巻き込むのであれば不発するが、
 彼が退場した瞬間にそれまで鎮められていた全ての厄災が一斉に暴発する。

【宝具】
『神炎・乖絶せし楽土と荒野(ラハット・ハヘレヴ・ハミトゥハペヘット)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~70 最大捕捉:1000人
 ユダヤの伝承にてセイバーが神より授かった聖なる剣(剣そのものを授かったのではなく、剣に「神の名を刻む力」を得た、とも)。
 セイバーはその剣を使い、人類を苦しめる九十万もの悪魔を討ち倒したという。
 その後、セイバーの剣はノア、セム、そしてアブラハム、イサク、エサウヤコブへと伝わったという。
 具体的な剣の形状は明らかではないが、後世の説では単純な刺突、切断武器ではなく、何らかの「霊的な力を持ち、遠くの敵を攻撃できる剣」であったと考えられた。
 その実態は「乖離剣」を原典とする粛清兵器...楽園と生命の樹を守護する神の「言葉」が具現化されたもの。
 ───即ち、創世記に記述されし「回る炎の剣」である。
 「きらめく炎の剣」「剣の炎」とも。
 剣、に見えるが前述した通り、具現化された神の「言葉」がたまたま剣のように見えているだけである(これは「洗礼」を刃とする黒鍵と同様)。
 真名解放をせずとも、強力な魔性特攻を有する炎を放つ事が可能。
 真名解放により、レンジ内の「罪深きもの、人の世にあるべきでないもの」を自動ホーミングして焼却し続ける「神の炎」を解き放ち、人と、人でないものを絶対的に「乖離」させる。
 ある程度は「神の炎」に指向性を持たせて、攻撃対象を選択することも可能。
 空間侵食や地脈汚染も「神の炎」によって自動的に浄化される。
 全てが終わった時、そこは悪しきもの全てが浄化された「楽園」となるだろう。

【解説】
 旧約聖書の『創世記』に登場する伝説的人物。ヤレドの子であるエノクの子。
 ノアの祖父でもある。
 メトセラは969歳で死んだと記述され、創世記、聖書全体において、最も長寿であった。
 それ故に長命な者のたとえに使われる。
 『創世記』の記述から計算すると、彼の死の直後に洪水が起きたことになる。
 そこから彼の死の時まで神は忍耐を持って洪水を起こさなかったという解釈が存在する。
 その信仰をノアが受け継いだとも考えることが出来る。

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最終更新:2025年09月27日 19:05