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朝比奈義秀

【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】朝比奈義秀
【性別】男性
【身長・体重】223cm・145kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
可能性の光:B
 星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
 実際に自分が手掛けた偉業も、実際には関わりのない伝説も、すべてを一身に受け止めた偶像が英霊朝比奈義秀であり、
 現界した彼は「期待」と「可能性」の具現として振る舞う。
 可能性の光、金剛力の如く。彼と出会った敵対者は、只人を凌駕する大力無双の快進撃に驚嘆する事になるだろう。

獣性の豪腕:B+
 戦いにおいて無双ぶりを発揮した剛腕。
 特に右腕は異様に発達しており、これは朝比奈三郎伝説による後天的なものと推定できるが定かではない。

乱戦の心得:A
 敵味方入り乱れての多人数戦闘に対する技術。
 軍団を指揮する能力ではなく、軍勢の中の一騎として奮戦するための戦闘技術。
 和田合戦において天地を震わせた武勇を見せた猛将であるセイバーは多対多、一対多の戦いにも精通している。

【宝具】
『神通剛力・崩天驚撃(そのちから、まあいをとわず)』
ランク:B 種別:対人・対軍・対城宝具 レンジ:10~60 最大捕捉:80人
 セイバーが巨人として神格化された伝承や、鎌倉の岩山に朝夷奈切通を切り拓いた逸話の宝具化。
 その効果はセイバーが繰り出す攻撃の射程を広げるという単純明快なもの。
 拳を繰り出せば大穴を穿ち、刀を振るえば地割れの如き裂け目を作る。
 敵への直接攻撃だけでなく、周辺環境の破壊によって退路を断つような足場崩しとしても有用。
 更には飛行など三次元的な移動手段を持つ相手とも相性がいい、シンプルゆえの強力さを誇る。
 この宝具の実態は運動エネルギーの増幅ではなく攻撃範囲の拡張であり、遠距離にまで影響を及ぼそうとすれば当然威力は減衰する。
 が、セイバーの並外れた膂力を以てすれば上述の弱点もさして問題にはならないだろう。

【解説】
 朝比奈義秀は、鎌倉時代初期にその名を轟かせた大力無双の武将。
 和田義盛の三男として朝夷郡を領したことから朝比奈を苗字とした。
 正史『吾妻鏡』や軍記物語において、人知を超えた壮力を持つ豪傑として描かれている。
 正治2年の小壺の浜では、将軍・源頼家の前で海に潜り、三匹の鮫を抱えて浮かび上がるという驚異的な水練の技を披露した。
 この際、褒美の名馬を巡って兄の和田常盛と相撲を取り、勝敗が決せず北条義時が仲裁に入るほどの熱戦を演じた逸話は、彼の血気盛んな性格を表している。
 鎌倉の朝夷奈切通を一晩で切り開いたという伝説も、こうした彼の超人的な膂力への畏敬から生まれたものである。

 義秀の真価が最も発揮されたのは、建暦3年の和田合戦である。
 父・義盛が北条義時に対して挙兵すると、義秀は和田一族の主力として将軍御所を襲撃した。
 彼は御所の惣門を打ち破って乱入し、防戦にあたった御家人の五十嵐小豊次らを次々に斬り伏せた。
 その戦いぶりは「神のごとき壮力」と評され、敵対する者は死を免れないとまで恐れられた。
 乱戦の中では、従兄弟の高井重茂と馬上組み打ちの末にこれを討ち取り、さらに斬りかかってきた北条朝時をも退けている。
 政所前では足利義氏の鎧の袖を引きちぎるほどの猛攻を見せ、幕府軍の重鎮たちを震撼させた。

 合戦の二日目、和田勢は新手を繰り出す幕府の大軍に次第に追い詰められ、父の義盛や兄弟たちが次々と討ち死にする悲劇に見舞われた。
 しかし、剛勇極まる義秀のみは死地を脱し、残存する500余騎と共に船で安房国へと逃れた。
 その後の公式な消息は途絶えているが、彼にまつわる伝説は各地に根強く残っている。
 高麗(朝鮮半島)へ渡ったという説や、宮城県の大和町で山や川を作った巨人・朝比奈三郎として神格化された話、
 あるいは川越や和歌山の太地に逃れ、その子孫が捕鯨の開祖になったという伝承など、義秀の勇名は時代や地域を超えて語り継がれた。
 巴御前を母とする創作上の出自も含め、彼は中世武士の中でも際立った個性を放つ存在であった。
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最終更新:2026年07月04日 05:55