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周の穆王

【元ネタ】史実、『穆天子伝』
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】周の穆王
【性別】男性
【身長・体重】174cm・59kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
王の帰還:A
 幻想の聖地である崑崙山を巡る旅から帰ってきた賢王。王として成長している。
 旅の過程で得たアイテムや知識を持ち込み、活用する能力でもある。

頑固一徹:A
 怠惰や放埒を嫌い、秩序を何より尊ぶライダーの為政者としての姿勢。
 彼が崑崙山の神秘に囚われることなく、現世へと帰還することを可能にしたスキルである。
 混乱や幻惑といった精神状態にファンブルを齎す効果に囚われたとしても、一縷の望みを生み出すことを可能にする。
 Aランクの王道踏破不屈の意志の複合スキルでもあり、
 ライダーの場合は民の堕落や罪の看過による治安や国防力の低下を嫌っている。

戦闘機動:B
 騎乗状態での戦闘に習熟している。
 騎乗状態での攻撃判定及びダメージにプラスボーナス。
 騎乗していない状態での戦闘力が減少するというデメリットが存在する。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

【宝具】
『穆天子伝(ぼくてんしでん)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~3 最大捕捉:1人
 西への旅路の過程で手に入れた宝物の数々。
 ライダーが持ち込んでいるのは西王母から授かった不死を齎す桃、防火の機能を有した火浣布、
 泥すらも斬ることの出来る昆吾割玉刀、ライダーの御者を務め人間と同等の機能を持つ人造人間などである。
 どれも対人宝具に匹敵する物であるがライダーはこの宝物を適度に使い分けることで史実の天子でありながらも神話の英雄、怪物に引けを取らない武勇を発揮する。

 『穆王八駿(ぼくおうはっしゅん)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2~40 最大捕捉:200人
 ライダーが使役する8頭の馬たち。
 いずれも聖獣ランクに該当する名馬であり、高速での疾駆や空中を駆けるような逸脱の走りを行える。
 仙境に到達した逸話から、魔術結界のような障壁や、特殊な条件での突破が求められる「境界」のルールを見立てて、
 気取られずに通過するという芸当も可能。
 独立した戦闘員としての役割もこなし、『穆天子伝』の人造人間の騎乗による動作の制御や、火浣布を用いれば防護を補強できる。
 真名解放によって8頭の馬全てを馬車に繋ぎ、超音速規模の突撃で敵陣を蹂躙する。

【解説】
 周朝の第5代王である穆王は、父・昭王が楚への遠征中に行方不明となった事態を受け、当初は仮の位を経て正式に即位した。
 穆王の治世下は、軍事的な拡張と法制の整備、そして何より西の果てへの神秘的な大遠征という伝説によって彩られている。

 穆王の伝説を象徴する一つが「穆王八駿」と呼ばれる8頭の神馬である。
 鳥を追い越す速さの「翻羽」や雲に乗る「騰霧」、翼を持つ「挟翼」といった超常的な能力を持つ名馬を駆り、彼は犬戎などの異民族を討伐して周の威信を広めた。
 内政面では司法官の呂侯に命じて刑法『呂刑』を制定したが、あまりに膨大な罪状を定めたことは、かえって民衆や諸侯の離心を招く一因となった。

 彼の事績を記した『穆天子伝』は、中国最古の旅行記とも称される特異な記録である。
 そこには穆王が西方の聖地・崑崙山へと赴き、女神である西王母と相まみえたという幻想的な交流が描かれている。こ
 の書物は西晋時代に魏の襄王の墓が盗掘された際、竹簡(汲冢書)として発見されたもので、歴史的な事実と伝説が複雑に混ざり合っている。

 明代の胡応麟が「小説の元祖」と評したように、その記述様式は随筆的であり、後世の文学にも大きな影響を与えた。
 現代の研究においても、西周時代の金文資料を補完する一定の価値を認められつつ、謎多き奇書として読み継がれている。
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最終更新:2026年07月05日 12:43