【元ネタ】史実
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】アルフレッド大王
【性別】男性
【身長・体重】184cm・78kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運A+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A+
A+以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、魔術ではルーラーに傷をつけられない。
真名看破:C
ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては発揮されない。
神明裁決:B
ルーラーとしての最高特権。
聖杯戦争に参加した全サーヴァントに一回令呪を行使することができる。
他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。
【固有スキル】
国略:A+
軍略や
カリスマ、為政など人々を纏め上げて指揮する才能を表した複合スキル。
国家を担う者としての指揮から長期的な政略、個人間での交渉、民衆からの支持率などを含む対人・対集団スキルの完成形とも呼べるスキル。
兵站の整備や軍艦の改良による軍事力の強化や学問の保護、法典の作成や都市の建造と
為政者に求められる才覚をほぼ全て高水準で備えたルーラーの場合は、
高ランクの為政、カリスマ、戦略、
政治工作、
陣地作成などの複合スキルとなる。
典礼改革:A
集団および支配地の機能を向上させるスキル。
ルーラーは生前の文化振興と宗教儀礼・法典の整備などの業績により、
死後に事実上聖人として信仰されてきた業績を踏まえてこのスキルを獲得している。
ルーラーは風土の文化、法、土地の性質……支配地のあらゆるものを中央集権的かつ機能的に一変させる。
変装:C
変装の技術。
Cランクなら、人間であれば親しい者でも騙し通せるレベルで変装できる。
ルーラーは伝承によると吟遊詩人に変装して敵陣を偵察したという。
【宝具】
『王権示す白馬地紋(アフィントン・ホワイトホース)』
ランク:A 種別:対陣宝具 レンジ:10~80 最大捕捉:250人
大王と称されたルーラーの治世が、彼の勝利の証だと民衆に語られた鉄器時代にアフィントンの丘に刻まれた馬の地上絵と結び付けられた宝具。
大地に馬の地上絵を刻み付ける事で、一定範囲をルーラーが治める聖域と定める。
聖域内ではルーラーに味方する者の力を強める一方で、敵対する者の力は減衰する。
デーン人の侵攻を退けた逸話から、侵略の逸話や混沌属性を持つ者に対してはデバフ効果がより強く作用する。
国略スキルに含まれる陣地作成の効果と組み合わせる事で、領域内に大神殿クラスの神秘を宿す城や防壁の建造も可能。
『光陰、苛む火が如く(フォールオン・ハードタイムズ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:10人
ルーラーが開発した蠟燭と小箱を用いた初期の火時計。
魔力によって蠟燭に火を灯す事で効果が発動し、火の輝きを目にした者の時間感覚を操作する。
火の勢いが弱ければ時が遅く、強ければ時が早く過ぎるように誤認させる。
時間感覚の認識に及ぼす変化は通常の1/5~5倍程度の速度までが限度。
不意打ちの瞬間に敵の時間感覚を速めて命中率を上げる、
時間感覚を遅くした隙に敵の視界から外れて攻撃が何処から襲ってくるか予測を困難にさせるなど
破壊力は皆無だが応用次第では計り知れない脅威を発揮するだろう。
【解説】
アルフレッド大王は、9世紀後半のイングランドにおいて、ヴァイキング(デーン人)の侵攻からウェセックス王国を守り抜き、今日のイギリスの礎を築いた「アングロ・サクソン時代最大の王」と言われた人物。
849年にウェセックス王エゼルウルフの五男として生まれた彼は、幼少期に二度もローマを訪れて教皇に謁見するなど、国際的な知見に触れる機会に恵まれた。
871年には若くして兄たちの跡を継ぎ即位したアルフレッドは、クローン病と推測される持病に苦しみながらも、約28年間にわたり統治を続けた。
軍事面において、アルフレッドは卓越した戦略家であり、同時に「英国海軍の父」とも称されている。
即位当初、デーン人の激しい攻勢により窮地に立たされた彼は、アセルニーの要塞に退いて反撃の機を窺った。
その後、878年のエサンドゥーンの戦いで決定的な勝利を収めると、ウェドモーアの和議を締結してデーン人の支配地域を「デーンロウ」と呼ばれる北東部に限定することに成功した。
彼はまた、兵役の交代制の導入や、デーン人の戦術を参考にした軍艦の建造、さらには馬を用いた迅速な兵員輸送など、軍政改革を断行して王国の守りを固める事となる。
またアルフレッドの功績は武勇に留まらない。
彼は侵攻によって荒廃したキリスト教文化や学問の復興に並々ならぬ情熱を注いだ。
国内外から高名な学者を招聘して宮廷学校を設立し、貴族の子弟に教育を施すと同時に、自らもラテン語の古典を古英語に翻訳した。
特に彼が作成を指示した『アングロサクソン年代記』は、イギリスの初期歴史を知る上で極めて重要な史料となっている。
また、旧約聖書の十戒や過去の王たちの法典を参考に「アルフレッド法典」を編纂し、裁判制度を整えることで国内の治安維持と法治の確立に努めた。
晩年のアルフレッドは、ロンドンの再建や防衛拠点としての「バラ(城郭都市)」の建設など、都市の復興にも尽力した。
彼が築いた王権と文化の基盤は、その子エドワード長兄王らに引き継がれ、最終的なイングランド統一へと繋がっていった。
また、彼の血統は女系を通じて現在のイギリス王室にも連なっており、その聖人としての徳高い人格や、パンを焦がしたという有名な逸話、吟遊詩人に変装し敵陣へ潜入したという伝説とともに、今なおイギリス国民に「大王」として敬愛され続けている。
最終更新:2026年07月06日 05:14