【元ネタ】史実
【CLASS】
アサシン
【マスター】
【真名】マルクス・ユニウス・ブルトゥス
【性別】男性
【身長・体重】186cm・64kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具B+
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
【固有スキル】
感情凍結:A
感情凍結。大義に殉じる無我の精神。
高貴なるローマ人でありながら、時には冷酷な魔物のようにも振る舞える彼の思考、精神性が武器となったもの。
氷の心は時に刃となり、時に鎧ともなる。
魔力放出(氷):A-
宝具『恩愛凍てる九重の冥湖』の影響で得たスキル。
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
アサシンの場合凍てつく冷気が魔力となって宿るのだが、元々がアサシンを戒める為の刑罰であるため制御に難がある。
商才:B
巧みな話術で商談を有利に進める。
アサシンは叔父の仕事を手伝う傍ら、自らも金貸し商人として一財を成し、
その財産を背景として政界へと進出したとされる計算高い一面を備える。
【宝具】
『紫衣裂く血染めの刃(イドゥス・マルティアエ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
カエサル暗殺に用いられた短剣が、アサシンの共和主義と「暴君殺し」の逸話を象徴する宝具へと昇華されたもの。
対象が高い権力や神秘を有するほど威力を増し、王、皇帝、神、英雄など「支配者」としての属性を持つ存在に対して絶大な特攻を発揮する。
ただし、その代償として真名解放後は使用者の存在が「
王殺し」として認識され、周囲の敵味方を問わず強烈な敵意を集める。
一人の王を殺す代わりに、自らが新たな敵を生み出す宝具。
『恩愛凍てる九重の冥湖(コキュートス)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
ダンテ『神曲』によってアサシンに与えられた、地獄最下層コキュートスの罪人としての姿が具現化した宝具。
発動すると周囲の大地が凍結し、対象の肉体のみならず魔力・精神・契約までも凍結させる。
特に「裏切り」に類する行為を行った者に対して効果が増大する。
アサシン自身もまたこの宝具の対象であり、使用するほど身体は冷気に蝕まれていく。
その姿は、共和制を守るために恩人を刺した男が、永遠にその罪を背負い続ける姿そのものである。
【解説】
マルクス・ユニウス・ブルトゥス。ブルータスの名前でも有名である。
共和制末期の政治家兼軍人。
カエサル暗殺の実行犯として有名である。
幼少の頃に父を亡くし実母と愛人関係であったカエサルは父親代わりであった。
成長したブルトゥスは知事の補佐官、数年後には財務官になるなど政治家としてある時は商人としての顔を見せた。
ルビコン川を渡る際は一度ポンペイウス側に寝返ったがファルサルスの戦い以後はカエサルが許され彼の側近としてガリア総督、法務官として活躍する。
だが反カエサル派である元老院と接触しカエサル暗殺の首謀者であるカッシウス・ロンギヌスの計画に加担することになる。
遂にはカッシウスと共にカエサルを刺殺することに成功する。
しかし、暗殺後の民衆の反応は冷ややかであり、
マルクス・アントニウスの巧みな演説によって扇動された群衆を前に、ブルトゥスたちはローマを去ることを余儀なくされた。
その後、カエサルの後継者となったオクタウィアヌスとアントニウスの「第二次三頭政治」が結成されると、ブルトゥスは東方の属州で軍を編成し、共和国再興をかけた内戦へと突き進んだ。
運命を決したのは、紀元前42年10月のフィリッピの戦いであった。
当初、ブルトゥスの軍はオクタウィアヌス軍を破るなど優勢を見せた場面もあったが、続く第二次戦闘で決定的な敗北を喫した。
逃亡した先で、もはや勝利の望みがないことを悟ったブルトゥスは、仲間の助けを借りて自らの剣に倒れ、非業の死を遂げた。
彼の死後、アントニウスは敬意を表してその遺体を紫のマントで包み、火葬を執り行ったと伝えられている。
後世ではダンテの『神曲』や
シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』に登場する。
『神曲』では、恩人を裏切った大罪人として地獄の最下層でサタンに噛まれる姿で描かれ、
『ジュリアス・シーザー』の中では「最も高貴なローマ人」と称えられた。
最終更新:2026年10月03日 22:29