ヴラド三世(APOCRYPHA)

【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア
【真名】ヴラド三世
【性別】男性
【身長・体重】191cm・86kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力A 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

【固有スキル】
護国の鬼将:EX
 あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を"自らの領土"とする。
 この領土内の戦闘において、王であるヴラド三世は
 バーサーカーのAランク『狂化』に匹敵するほどの高い戦闘力ボーナスを獲得できる。
 『極刑王(カズィクル・ベイ)』はこのスキルで形成した領土内においてのみ、行使可能な宝具である。

【宝具】
『極刑王(カズィクル・ベイ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:666人
 空間から大量の杭を出現させ、敵を串刺しにする。
 攻撃範囲は半径1km、杭の数は最大二万本に及ぶ。
 また、手にした槍が敵に一撃を与えるたびに"串刺しにした"概念が生まれ、
 心臓を起点として外側へ向けて、杭が出現する。
 加えて、無数の杭の数を目視した敵には精神的な圧迫感も与える。

『鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア)』
ランク:A+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 後の口伝によるドラキュラ像を具現化させ、吸血鬼へ変貌する。
 ドラキュラ伯となったヴラド三世は通常のスキル・宝具を封印される代わりに、身体能力の大幅増幅、
 動物や霧への形態変化、治癒能力、魅了の魔眼といった特殊能力と、陽光や聖印に弱いという弱点を獲得する。

【原案設定】
 ワラキア公国の串刺し公。
 祖国への愛と為政者としての責任感が強迫観念になっており、それを妨げる者は例え身内でも害虫として駆除する。
 このように危険な彼だが、その本質は気配りが細やかな人格者だ。
 しかし手加減を知らないという一点において、彼は人倫を逸脱しているがゆえに誤解されやすい。
 自身がモデルのドラキュラ伝説を書籍や映像で見かけた場合、大人な態度でスルーしようと努めるが、
 つい"うっかり"それを破壊してしまう。

【解説】
 吸血鬼ドラキュラのモデルとなった実在の人物(1431年-1476年)。
 潔癖な正義感と惨忍性の持ち主であり、生涯に自国民の5分の1を処刑した。
 彼の祖国ワラキアは、大国トルコとハンガリーに挟まれた小国。
 その国で彼は父を暗殺され、兄を生き埋めにされ、弟と戦うという悲運の人生を送る。
 トルコとの戦争では死に物狂いのゲリラ戦と焦土作戦で、トルコ兵を串刺しの山にして敵を幾度も退けた。
 しかし政治的事情によりハンガリーに捕らえられ、12年の幽閉生活を送る。
 その後、1476年には正教会からカトリックに改宗してワラキア公に返り咲くも、同年弟のラドゥとトルコ軍との戦いで戦死した。
 享年45歳。

【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ヴラド三世
【性別】男性
【身長・体重】191cm・??kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:EX
 狂化しているが理性はおろか思考ですら至極真っ当であり、聖杯に対する願望すら変化していない。
 では、何故規格外なのかと言うと、吸血や変化といった吸血鬼の特徴を受け入れて戦っていることそのものが、ヴラドにとっては異例中の異例、すなわち正気の沙汰ではないからである。

【固有スキル】
吸血:A
 吸血鬼としての力の1つ。血を啜ることで、相手を下僕とする。吸われた側は生きながら死んでいるのと同じになり、基本的に吸った側に隷属する。また、この行為は『攻撃』ではなく『親愛』であるため、「あらゆる攻撃を撥ね除ける肉体」を持っていても防ぐことは出来ない。

変化:C
 吸血鬼としての能力の1つ。霧、あるいは無数の蝙蝠などに姿を変化させる。
 近接戦闘においては極めて有能だが、広範囲攻撃に対しては効果が薄い。

戦闘続行:A
 吸血鬼としての能力の1つ。
 往生際が悪い。瀕死の傷でも戦闘を可能とし、肉体の損傷を全く気に掛けない。

【宝具】
『血塗れ王鬼(カズィクル・ベイ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
 バーサーカーのクラスで召喚された際に使用する宝具。
 異なるクラスではまた違う銘を持つ。
 体内で生成した「杭」を射出させ、敵を串刺しにする。杭の材質は木の他に骨、肉、影、毛髪などは勿論、射程距離内に存在する物を取り込んで杭にすることも可能。
 本来の宝具はメフメト二世に見せつけた串刺し兵の伝説が昇華された対軍宝具なのだが、『血塗れ王鬼』の規模は大幅に縮小している。
 ただし、サーヴァント一人を討ち滅ぼすには十分な威力を保つ。

『鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:− 最大捕捉:1人
 由来:後世に広まった「吸血鬼ドラキュラ」のイメージ。
 召喚された際のクラスによって発動方法が変わる宝具。
 ランサーとして召喚された際は任意発動により後の口伝によるドラキュラ像を具現化させ、吸血鬼へ変貌するものの、ヴラド三世はこの伝承の消去を目的としているため基本的にはマスターの令呪以外では使用されない。
 しかし、バーサーカーとして召喚された際は基本的に常時効果を発揮し続けている。

【解説】

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最終更新:2022年12月04日 20:42