人生、何が起きるかわからない…
2nd 動き始める歯車
授業を終え、放課後になった。
俺は今、3人で帰っている。
1人は我が妹、静希である。まぁ、普通である。
しかし…もう1人が異常だ。
「水上さんの家って、大きいですね…」
そう、転校生、橋本瑞希がいる。
何故こんな状況になったのかというと…30分前にさかのぼる…。
―30分前
授業が終わり、帰る支度をしている俺。
「兄さん。一緒に帰りましょ。」
「あぁ、行こうか。」
静希が迎えに来た。まぁ、家が一緒だしな。
そうやって、帰ろうとしたとき…
「あの…」
振り向くと、そこには転校生、橋本瑞希がいた。
「ん?何?」
そう素っ気なく返事をすると…
「実は私、今日から水上さんの家に居候させていただくのです。」
一瞬の沈黙。その後…
「「えぇぇぇぇぇぇ~!!」」
俺と静希が叫んでいた。
「いきなり何?俺は何も知らないんだけど…」
「わ、私も知りませんよ!!」
「実は…親が海外転勤してしまい…取り残された私は水上さんの家に居候を…」
「待てっ!!何故そうなる!!」
「水上さんのお父様と私のお父様が古くからのお知り合いみたいで…私の知らないうちに私の水上家への居候が決まっていました。」
「あのクソ親父…俺に何の連絡もよこさずに…」
親父の性格(大雑把+放任主義)を呪うしかなかった。
「あの…迷惑でしょうか?」
「い、いや…いきなりのことで驚いただ…」
「いえっ!!別に迷惑なんかは!!大歓迎です!!」
俺の台詞は、静希によって見事に遮られた。
「よかった…。それでは、これからよろしくお願いします。」
そういって、橋本瑞希が頭を下げた…
―現在
というわけで、橋本瑞希の居候が決定した。
部屋は…どうせ有り余っているので…2階の1部屋―俺の部屋と静希の部屋の間―を使ってもらうことにした。
ちなみに、荷物は明日届くらしい。今日は静希のパジャマを借りて寝るそうだ。
まぁ、俺には関係ないことだがな。
「さて…飯の前に風呂に入るか。」
現在時刻5:30。少し早いが俺は風呂へと向かった…。
カオスフラグ立て終了。
これより、第1カオス化計画を遂行します。
by 虚無
「ふぅ~。極楽極楽~。」
かけ湯をしてすぐ湯船に入った俺は、思わずこう言っていた。
我が家の風呂は、無駄に広い。
足を伸ばせる。これ快適。
そのまま10分ぐらいつかり
「さて…体洗うか。」
俺は湯船を見て、風呂イスに座った。
「水上さん、入りますね。」
そんな声とともに、風呂のドアが開いた。
振り向くと…
「水上さん、お体洗いに来ました。」
「は?」
俺の思考は止まった。
何故なら…そこに、バスタオル姿?の橋本瑞希が…
「え?何故?何故に?」
「これからお世話になるということで…お体を洗いに来ました。」
「何故そうなる!!」
「居候させていただくことへのお礼です。」
「…」
「ということで、お体をお洗いしてもよろしいでしょうか?」
「え?う~ん…」
俺の中で葛藤が起きた。
―理性:いや、駄目だ!!いかがわしすぎる!!
―本能:洗ってもらえるのなら洗ってもらおうぜ。
―理性:駄目だ駄目だっ!!
―本能:彼女の申し出を断るのか?彼女、悲しむぞ?
―理性:う、それは…
―本能:彼女がしたいんだから問題ないだろ?
あっけなく本能が勝った。
「じゃあ…お願いするよ。」
「はい。」
ということで、彼女に背中を流してもらうことにした。
―ゴシゴシ…
「力加減はどうですか?」
「あ、あぁ…丁度いいよ。」
そんな会話をしていたら、どうやら背中を洗い終わったようだ。
「ありがとう橋本さん。」
「いえいえ。では、こちらを向いてください。」
「え?」
背中だけじゃないの?
ちょ…予想の範疇を超えている!!
「私は、お体をお洗いしますって言いましたよね?」
「いや…背中だけでいいよ。」
「お嫌、ですか…?」
彼女がそう問いかけてきた。
うぅ…そんな目で見られたら…
「いや!!とんでもない。お願いするよ。」
思わずそう言ってしまった!!
「分かりました。では…こちらを向いてください。」
「あぁ…」
俺は、橋本さんの方を向いた。
ちなみに…俺のモノは思春期リビドーにより硬直していた。
そして、本来の思考が停止しているので、それを隠さなかった。
「では、前の方を洗っていきますね。」
しかし、彼女は俺のモノを気にする風もなく体を洗い始めた。
恥ずかしくないのだろうか…
そうやって、停止している思考を地味に使っていると…
「上半身は洗い終わりましたので、次は下半身の方を…」
「えっ!!あっ!!どうぞ!!」
俺は思わずそう答えていた。
そして、俺はこの後この返答を後悔することとなる。
「はい。では、失礼して…」
その言葉の後、俺の下腹部―正確には俺のモノ―に強い衝撃が走った。
「うわっ!!」
「あ…硬いんですね…」
橋本さんは、恥ずかしがる風もなく俺のモノを洗っていく。
必然的に俺のモノを扱く形になる。
「あぁ!!」
「痛いですか?」
「いや…気持ちいい…」
「そうですか…。強さはこれでいですか?」
「出来ればもっと強く握って…」
「はい。こう…ですか?」
「う!!あぁ…いい感じだ…。」
いつの間にか、俺は我を忘れ快感に喘いでいた。
程なくして、モノの先端から我慢汁があふれ出してきた。
「あ、何か出てきました…。何ですか?」
「それは…気持ちいいと勝手に出てくるものなんだ。」
「そうですか…。では、続けますね。」
そう言って、彼女は扱く…もとい、洗うスピードを上げた。
快感がゾクゾクと伝わってくる。
そうしているうちに、俺のモノに限界が迫ってきた。
「うぅ…あぁ!!もう…出る!!」
「え?何が出るのですか?」
「う…あ…あぁぁ!!」
俺は、彼女のバスタオルに自分の欲望の塊を発射していた。
「きゃっ!!熱い!!」
「うぅぅ…」
俺は、彼女にすべての精をぶちまけてしまった。
そして、思考が蘇ってくる…
「何ですか?これ…ネバネバしてます…。味は…んっ、苦いです…。でも…クセになりそうな味です…。」
「ご、ごめん!!」
「何故謝るのですか?」
「え?何故って…俺は橋本さんに射精を…」
「これが男の人の…精液…なんですか?」
「そ、そうだよ…。あぁ…俺はなんてことを…」
「そうなのですか…」
どうやら、彼女はこの行為をそれほど性的な目でみていないようだ。
その証拠に…
「私の方こそごめんなさい。射精させてしまって…」
「は?何故謝るの?」
「それは…きれいにするつもりが、汚くしてしまい…」
「あっ!!」
そうなのだ。射精により、俺のモノは残滓により汚れてしまった。
それ以上に、橋本さんの体の方が汚れているけど…
「私がきれいにしますね…れろっ」
「え?あぁ!!」
何と、彼女は俺のモノを舐め始めた。
「な、何やってるの!!」
「水上さんのをきれいにしようと思いまして…」
「いや、水で流せば…あぁ!!」
俺は快感によりそれ以上喘ぐことしかできなかった。
「んっ…んっ…ちゅっ、ふぅん…ん、んんぅっ…んぅ、んふぅ…」
彼女が丁寧に俺のモノを舐めてくる。
さっき出したばかりなのに、いきなり射精感が込み上げてきた。
「うぅ…あ!!出るっ!!」
「んうっ!!んんんっ、んふぅぅぅぅぅっ―――!?」
俺は、思わず彼女の口の中に射精していた。
「ん…こくっ…こくっ…」
「は、橋本…さん…」
驚くべきことに、彼女は俺の相当な量の精液をすべて飲み干した。
「ぷはぁっ!!はぁ…はぁ…」
「だ、大丈夫!?」
「大丈夫…です…。何か、不思議な味です…。あ、まだ残ってますね。ぺろっ」
彼女が残っている精液をなめとろうとした刹那―
「兄さん?シャンプーの替えを持って…って、きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ―――!!」
静希が風呂場に入ってきた。
俺のモノを橋本さんが舐めている…ジ・エンド。
「兄さんの、不潔―――――!!」
「し、静希!!違う!!話を…ごふぅ!!」
俺は、静希の風呂桶アタックを受け、意識を失った…
いろいろとひどい((
主人公(早漏)が欲望に負けました。残念((
てか、長い((
作者の腕の疲労上、展開が雑すぎますがご了承ください。
カオス化は成功したけど…この後の処理に正直困ります。ハイ((
by 虚無
最終更新:2011年03月18日 17:22