短い言葉でも、人間関係は大きく変わる…
4th 友香さんの暴走
俺は、目覚ましをかけない。
かける必要がないからだ。
だから、昨日の寝る前、目覚ましをかけなかった。
静希が怒っているのに…。
「やべぇ!!遅刻だ!!」
ということで、絶賛通学路ダッシュ中である。
静希…起こしてくれよ…。
てか、橋本さんは何故に起こしてくれないんだ…。
今は考えてる暇はない。とにかく走らないと…。
「よし…ここの角を曲がれば学校だ…ってうおっ!!」
「きゃ!!」
何かにぶつかった。
「すいません!!ちょっと急いで…って由香か…。」
「うぅ…痛いよ~ってあぁ!!食パンが~」
友香(with 食パン)とぶつかった。
ベタな展開である。
友香は食パンを落としたみたいだ…。
って拾うのか!?まさかの3秒ルール!?
「おっと、遅刻する。ということで、じゃな!!」
「あ~ちょっと待ってよ~」
俺は、友香を置いて学校へと走った。
キーンコーンカーンコーン…
「危ねぇ!!ギリだ…」
俺は遅刻せずに済んだ。
一方、由香は…
「こら、水谷。また遅刻か!!」
「ふぇ~。すいません~。」
校門で先生につかまっていた。
なお、自由な校風と説明したが、何故か遅刻には厳しいのである。
そして、友香は遅刻常習犯である。
そりゃ生活指導の先生に名前覚えられるわ…。
そんな友香を置いて、俺は校舎へと急いだ…。
キャーヒサビサー((
主人公が地味に鬼畜なのは私の精神が荒んでいるからです。
もう続かないかも…。
気力があればまた続けます。
短さについてのツッコミは受け付けません((
あっという間に昼休みだ。
ちなみに、午前中の授業はすべて寝た。
面倒だもの。
「おぅ水上。いっしょに学食でも行くか?」
そう話しかけてきた。
誰もが友人だろうと思うだろう。
しかし、その人物は…担任であった。
「先生…教師仲間とかいないんすか?」
「それを言うな。悲しくなる。」
誰とでも仲良くできそうな人なのに、溶け込めてないそうだ。
まぁ、実際他の教師と話している姿を見たことがあるので大丈夫だとは思うが。
「先生。ダメです!!今日は私が先約です。」
この声は…友香だ。
俺には約束をした覚えはないが…
「ゆうくんに(遅刻した)責任とってもらうんだ…」
「何ィ!!何の責任だ!!」
担任、過敏反応。
なぜに友香はここまで天然にエロいのだろうか。
「今日(遅刻)させられたんで…」
「水上。職員室に行こうか。ちょっと話がある。」
「先生…いい加減に気付いてよ…」
「言い訳は無用!!おら!!行くぞ!!」
「ちょ…マジで…」
首根っこをつかまれ、リアルに引きずられた。
横目で友香を見ると…
「ざま~みろ(はぁと」
これは友香の戦略だったのか!!
ここまで遅刻させられたことを根に持たなくても…
こうして、俺は昼休みを担任との熱い説教を聞く作業に徹する羽目になったのであった。ちゃんちゃん。
これはひどい。
もはやキャラ設定を忘れているので、適当に書いてみた。
これは一生黒歴史である。
最終更新:2011年10月03日 15:42