軌間


2本あるレールの、レールとレールとの間のことを「軌間」といいます。
日本の鉄道では下図に示したように、一般的に以下の三通りの軌間があります。


狭軌

在来線でよく使われている、1067mmの軌間です。
日本の在来線はだいたいこれです。

標準軌

新幹線や京急、阪急、近鉄などの一部私鉄で採用されている1435mmの軌間です。
海外ではこの軌間が多く使用されています。

馬車軌間

一部の路面電車や、京王線で採用されている1372mmの軌間です。
MMD鉄道ではこのタイプのはほとんどありません。


このほかにも、1,067mmより狭いものをひとくくりにした「特殊狭軌」というものがあります。
「軽便鉄道」と呼ばれたりもしますが、鉱山・森林・工事用軌道などで数種類の規格が存在しました。
2012年現在、近鉄内部・八王子線三岐鉄道北勢線黒部峡谷鉄道本線の762mm軌間のものが現存します。

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最終更新:2012年08月30日 05:16
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