基本スペック
駆動方式:FR / ミッション:6速
初期馬力:242ps / カーナンバー:21-56
全長:4,135mm/全幅:1,750mm/全高:1,285mm/最高速度:km/h
モード別カテゴリー |
称号 |
ST無敗 |
【首都高無敗】 |
ワンメイクバトル |
【S2000キング】 |
エンジン形式バトル |
【直4選手権】 |
期間限定首都一TA・1 |
【伝説のS2000】 |
期間限定首都一TA・2 |
【俺のS2000】 |
特記事項:
- 2018年3月24日~5月27日に行われたバンダイナムコ・アミューズメントの公式大会、第5回全日本最速王座決定戦2018の店舗予選参加賞として入手可能だった。
- また全日本最速王座決定戦2018の開催当日も当日来場特典として、称号「伝説の目撃者」と共に獲得できたほか、マキシ5DX+最終盤にオンラインイベントで2018年7月2日~11日に行われた「S2000をゲット!キャンペーン」で入手できた。
- 現時点(マキシ6)でその他の湾岸マキシ.NET専用車両らと並び、レギュラー車両として追加される予定がなく入手不可能である。
- いずれの入手機会であっても、ボディカラーの配色は9色の中からのランダムであり、プレイヤーが任意に選ぶことはできない。
- R35などと同じくドレスアップパーツの獲得・装着、ならびにカスタムボディカラーの獲得ができない。またストーリーモードを進めても見た目に変化がなく、マフラーや車高調整式サスペンション、ボディ剛性UPメニューは専用のものとなる。
備考:事実上の隠し車両ということもあってなのか、性能面においては非常に優秀なものを誇る。
加速が良好で最高速も見た目に反して伸び、直進安定性もピカイチ。
コーナリングも秀でており、寄せがしやすい。ドリフト中でも減速感があまりなく扱いやすい。
対戦ではランエボやアメ車といった横綱にはかなわないものの、対接触性能や
ブーストは必要にして十分なレベルを備えている。
コンパクトなボディは
擦り抜けしやすく、バチコン・ロケットを喰らうリスクも少ない。
NCロードスターの機敏さにR35のエンジンポテンシャル、そしてR33のスタビリティを載せたと言えばわかりやすいだろうか。タイミングよく手に入れたのであればかなり心強い味方になってくれるだろう。
選択可能カラー
グランプリホワイト |
ニューフォーミュラレッド |
ムーンロック•メタリック |
ベルリナブラック |
ニューインディーイエロー•パール |
シンクロシルバー•メタリック |
アペックスブルー•パール |
プラチナホワイト•パール |
プレミアムサンセットモーブ•パール |
雑記
- 湾岸マキシに収録されているのは型式番号から後期型である。前期型との違いはエンジンが排気量を上げたF22C型に換装されていることと、エクステリアやメーターのデザインが変更されていることである。
- 車名の由来は、ホンダの新世代リアルスポーツを総称する「S」と、デビュー当時に搭載されていたF20Cの総排気量である「2000」を組み合わせたもの。ちなみに「2000」には「2000年(以降)に向けた新しいスポーツカーの提案」という意味合いも込められている。
- 湾岸ミッドナイト本編では、YM SPEED代表・山本和彦の異母兄弟である岸田ユウジが搭乗する。ただし原作中にゲームに登場する「TYPE S」という特記は確認されておらず、ベースグレードの可能性もある。
- 山本に父親の訃報を知らせに岐阜から上京したユウジは、駅まで送り届けられる最中にブラックバードと出会う。車が特段好きというわけではなかったが、父親の薫陶を受けて戦闘機マニアの道を進んでいた。山本や富永がブラックバードを「地上のメッサーシュミット」となぞらえ、富永が電子制御スロットルの解析用に導入していたS2000をターボ化して「地上のゼロ戦」を創ることを志す。
- ゲームには登場しないが、続編漫画である「C1ランナー」では資産家・椎名耕平の長女である椎名エリも搭乗している。
- 1999年4月15日、ホンダ(本田技研工業)の創立50周年を記念して販売を開始。同社のFRスポーツカーとしては名車中の名車として数えられるS800の正統な後継車として、約29年ぶりに「S」を冠してデビューした。
- S2000の礎となったコンセプトモデルは、1995年に東京モーターショーへ参考出展されたSSM(Sports Study Modelの略)である。オープン2シーターのFR、2,000ccのツインカムVTECエンジンを縦置きにレイアウトする...という、まさにS2000を予感させるに充分なものであった。ここから後にNSXの開発責任者として、またインテグラタイプRの商品企画担当として活躍した上原 繁氏がプロジェクトのトップに座り開発が進行、1998年10月4日にホンダ50周年を記念して行われた「ありがとうフェスタinもてぎ」にて、歴代の社長を乗せたパレードカーとしてお披露目された。
- 車体にはオープンカーでありながら、クローズドボディと同等以上の剛性、そしてスポーツカーにふさわしい運動性能を実現させるために「ハイXボーンフレーム構造」が採用された。これは閉断面の大型フロアトンネルと前後のサイドメンバーを水平につなぐ手法で、これに合わせてフロントピラーには二重銅管のチューブフレームを、シート後方に高強度のロールバーを採用、ツインドアビームも含めて徹底した剛性UPと乗員の事故被害軽減を実現している。
- エンジンは専用設計のF20Cが搭載され、のちに湾岸マキシに収録されたタイプSにも積まれるF22Cになった。
- 特にF20CはNA(自然吸気)でありながらリッター125psを叩き出すハイスペックぶりで、許容回転数は実に9,000rpmまで。市販エンジンでは類を見ない超高回転型ユニットであり、そのピストンスピードはF1マシンのそれにも匹敵する。デビューから生産終了まで一貫して自社開発の6速MTのみのラインナップとし、AT仕様は設定されなかった。操作感にもこだわりを見せ、シフトストロークは36mmという超クイック仕様である。
- 2004年より先に北米仕様から換装が始まったF22Cエンジンは、アメリカ市場の「乗りやすさ」というリクエストに対する回答である。シリンダーのボア径には手をつけずロングストローク化(84mm→90.7mm)することで総排気量を2,154ccに増やした。これに伴いレブリミットは8,000rpmに下げられているが、純正ECUによって意図的に封印されているため、チューニングによって回転数を上げることは可能である。
- 湾岸マキシに収録されているタイプSは2007年10月22日に、S2000が事実上最後のマイチェンを受けて2008年モデルとなったタイミングで追加されたモデルである。ベースにあるのは同年4月4日にニューヨーク国際オートショーに参考出展された「CR」。
- タイプSはCRの思想をちょっとソフトにして日本国内仕様としたもので、サスペンションのセッティングもデイリーユースを守備範囲に入れたチューニングとしている。ただし追加したフロントハーフスポイラーとGT形状のリアウイングによるダウンフォースが想像以上で、足回りのセッティングは抜本的に見直さなければいけなかったほどだという。この恩恵で高速域におけるスタビリティが高まり、ドライバビリティの向上にも一役買っている。
- またタイプSは上原氏がホンダ在職中に手がけた最後の車でもある。同氏は同年9月5日に定年退職、現在は本田技術研究所・社友として、在職時代から担当しているホンダ主催の「NSXオーナーズミーティング」や「NSX Fiesta」などに引き続き出席。オーナー達との交流を図っている。
- ハードなスペックを持つスポーツカーでありながら、新世代を担う車種として送り出されたこともあって環境性能にも優れる。平成12年排出ガス規制に適合し、10・15モード燃費も12km/Lと良好。当時ライバルと目されていた同じ2,000ccクラスのスポーツカーが軒並み10km/Lに到達するかしないか程度だったので、S2000が叩き出した省環境性能は衝撃的と言えよう。
最終更新:2022年09月04日 20:03