| 作品No. | 27 |
| タイトル | 智絵里P「ちょっと恋愛相談に乗ってもらいたいんだけど」緒方智絵里「!?」 |
| 感想者名 | 貧乏ファーム |
| 感想本文 | "切ねえー……。 智絵里の心情を丁寧に描写できていて、胸が痛い。エピローグで前向きになろうとして、だけどつまずいてしまいそうな心構えなのがなおさら切なかったです。 でも面白かった。 少しだけ気になった……のは、Pがあまりに鈍感というか。お前、もうちょいこう……なんか察するとかしろよ! ってなりました。 でも気づいてもらえないからこそいいのかな? そのあたりは好みでしょうか。" |
| 作品No. | 27 |
| タイトル | 智絵里P「ちょっと恋愛相談に乗ってもらいたいんだけど」緒方智絵里「!?」 |
| 感想者名 | 有機 |
| 感想本文 | " 後書き。この作品の感想を書く前は辛口メインの評価にするつもりだった。そう思えるくらい拙いところがたくさんある作品だと僕は感じていたからだ。許していただきたい。後書き終わり。 臆病な初恋。 最初に一言書かせていただくと、この作品は辛口メインになる。ご了承ください。 物語は智絵里視点で進む。申し訳ないがこの作品は文字量がそこまで多いわけでもないのに読了までにかなり力が要った。そのことについては後で触れる。 読み終えてまず、感情の複雑さについて考えさせられた。好きを例に挙げると、好きの中でもたくさんの好きがある。友達としての好き。年上に対する尊敬のような好き。恋愛感情としての好き。他にもたくさんあるが、それらの好きは厄介なことに線引きされていない。それどころか、loveからlikeだったり、はたまた嫌いになったりと好きは常に変化しているのだ。だから僕たちは常に考えていかないといけないのだと思う。自分が持っている好きがどのような好きなのかを。それを見誤ると待っているはの悲しい結末なのかもしれない。 この感想を書いていて昔読んだ本のことを思い出した。確か、18歳の僕らは友達になるべきだった。けれど友達になるより恋人になる方がずっと簡単だった。こんな内容だったと思う。 以下、本題へ 今作の智絵里はきっかけを探しているのだと僕は感じた。智絵里はPのことを好きで、杏はそれを恋だという。おそらく智絵里もわかっている。しかし智絵里は認めない。内気な智絵里らしく、慎重に確かめているのだ。この好きがどの好きであるのかを。作中でのPは他に好きな人がいる。かつ、智絵里はアイドルで、Pは仕事のパートナーでもあるプロデューサーなのだ。ここで好きの判断を見誤ったらそれこそ悲しい結末にしかたどりつかない。おそらくそのことも智絵里はわかっている。 この作品はPと智絵里の疑似デートを通して、そういった智絵里の心境がよく描かれている。好きを見つけ、好きを宣言する、いかにも王道な流れとなっているが、中身は違う。 僕たちの多くは告白をするとき、「振られたらどうしよう」くらいにしか考えていないが、智絵里は違うのだ。振られることはもちろん怖いことなのだが、それ以前に「好き」という言葉を世界に宣言することを恐れているのだ。 筆者はひとこと欄で「好きなように自由にかいた」と言っている。おそらくこういったことが書きたかったのではないかと僕は思った。この物語は、臆病で恋愛経験のない智絵里の初恋の物語だ。 以下、辛口のようなもの。 最初、この作品を某まとめサイトで読んだとき、この作品は28レス目で終えられていた読み終えた時、なんだなんだと思った。恋愛もので一番盛り上がるであろう場面を書かないのはどういうことだと。そしてひとこと欄を読んで、感想を書き始める前の僕は失礼ながら、こいつわかってないなと思ってしまった。 文字数が大変なことになりそうだし、記憶もあいまいなので手短に書くが、プロの女性作家の誰かが、「私はこの作品を書くにあたり、初めて読者の目を意識しました。ですからこの作品が私という作家の始まりです」みたいなことを述べていた。つまりそういうこと。読者の目を気にするならば、文章は誤字の少ない読みやすい文章になっているはずだし、この物語に関しては、終わりはちゃんと描かれてハッピーエンドになっているはずなのだ。 しかし不思議なのは、感想が終わりへと近づき、(解釈が作者のものと合っているかはわからないが)自分なりに考察をしてきた現在では、この作品は28レス目で終わっていてもよかったのではないかと思っている。 後書きのように、この作品は34レス目からアフターが描かれている。おそらく交流会に提出するならばと付け加えたのだろうが、僕は28レス目できっぱりと物語を終える、そっちの終わりの方が好きだ。他の作品の感想で物語を閉じる、閉じないの話をした。閉じないことで読者に考える隙が生じる、みたいなことも書いた気がする。 しかしこの作品は違う。閉じないというよりも、どちらかというと放り投げたがしっくりくる。作者は放り投げたのだ。物語も、読者の視線も、智絵里をも。「好き」を宣言した智絵里に対し、「俺が出来るのはここまでだ、あとは智恵里の物語だ。頑張れよ」と智絵里の背中を叩いてから、去っていく作者の図が頭に浮かんできている。辛口の言葉はどこかに消えてしまった。 " |
| 作品No. | 27 |
| タイトル | 智絵里P「ちょっと恋愛相談に乗ってもらいたいんだけど」緒方智絵里「!?」 |
| 感想者名 | 新居ゆあ |
| 感想本文 | "> いきなりの間接キスにドキドキしていたらびっくりするぐらい苦くって、 > すこし泣いてしまったり。 ブラック飲めないちえりんが容易に想像できますね。 可愛い。 ドキドキが吹っ飛んじゃうくらいダメだったちえりんが簡単に(略 可愛い。 > 私じゃなくても幸せになれる貴方を、 > 貴方じゃないとダメな私が幸せにしますから。 前を向いているのか、そうじゃないのか、傍目からの判断なんてアレですが、 それでも、目標が定まったようで良かったです。 ある意味で、まゆの考え方とも近いのかな、なんて。 そうなれば、まゆの貸しが持つ意味が変わってきますね。 個人的なことですが、時間や場面の転換が少しわかり辛かったです。 特に目立つのは、4スレ → 5スレ で、 ここで元の3日後に戻った、のですよね? そんな風に、展開にというより展開の時間軸から振り落とされてしまって、 ちょっと読み辛かったのが残念だったと想います。" |
| 作品No. | 27 |
| タイトル | 智絵里P「ちょっと恋愛相談に乗ってもらいたいんだけど」緒方智絵里「!?」 |
| 感想者名 | Freege(患部) |
| 感想本文 | "智絵里のお話ではあるのですが、個人的には、 担当アイドルとは言え恋愛相談の相手に智絵里を選んだという点で、 プロデューサーの恋の病は重篤だなぁ……というのがこのSSで一番強く感じたことです。 " |
| 作品No. | 27 |
| タイトル | 智絵里P「ちょっと恋愛相談に乗ってもらいたいんだけど」緒方智絵里「!?」 |
| 感想者名 | 謎ノ介 |
| 感想本文 | "純粋な「カワイイ」だけではないところが、緒方智絵里のもつ魅力のひとつのポイントなのでしょうか。 もちろん、ガンガンにキュートキューティーキューティクルな智絵里も緒方智絵里であることは前提として 素直じゃない、素直になりきれない、ほんのり陰を含んだような智絵里の想いが印象的な作品でした。 智絵里の中にぐるぐると渦巻いたわがままが傾いていく先はどこなのか……。 ふわふわと甘くも奥底に苦味があるようで、何とも形容しがたいこの読後感。 嫌いじゃないです。むしろすき。 ありがとうございました。 " |