「マジック・オブ・AA (AAAA)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
マジック・オブ・AA (AAAA) - (2007/02/19 (月) 22:37:26) の最新版との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
プロローグ:始まりの風:
20XX年、12月29日もう、年の 終わりも近い。
外は雪がちらついていた。 ~市立パロクネルス図書館;~
ウィーン 自動ドアの機械音ととも扉が開いた。
「あぁ~さぶさぶっ」
そとから、転がり込むように一人のAAが入ってきた。
青い姿で、制服を着ている
カウンターで新聞をよんでいた緑のAAが彼の姿に気づいた
「おぉ、ギコか、また学校からそのままきたろ?」
どうやら青の少年はギコと言うらしい。
「いいじゃんべつにさ~、それよりネーノさん
俺が頼んだ本、届いた?」
目をきらきらしながら、尋ねるギコ。
「あ~それなら、禁書庫の方にあるよ、でもお前さんいいのか?
なんか、あの本悪いうわさがあるみたいだぜ?」
急に真剣な顔になる、ネーノ。
「いいんだんよ、なんでも面白けりゃ」
そういうと、ギコは禁書庫のほうへ向かった。
~パロクネルス図書館・禁書の間~ ギギギギッ
重い鉄の扉が開いた。 「さぁ~てと」
ギコは、目当ての本を探し始めた。
禁書庫は不思議なところだった。 鎖でぐるぐる巻きの本や
なんて書いてあるのかさえわからない本など さまざまだ。
「あったあった」
ギコはほこりのかぶった一冊の本を手にした。
「これこれ、読みたかった:クロダントの魔道書:」
クロダントの魔道書とは、1887年魔法学者
「カファード・ギコエル」によって書かれた魔道書
1923年に第1級危険書となり、封印されたものだった。
現在はコピーばんが出回っており本物はほぼないと言われている
本である。 「でわ~さっそく~」
ネーノから預かった鍵で本のかぎを開けた。 カチャリッ
ブワッ! ギコの周りを風が取り巻いた。
「ウォッ!なんだこれ!!」 足元から青白い光が現れた
それと魔方陣。 ギコの前に何か記号が現れた。
Λ Π Ξ δ ψ なんと書いてあるのか読めない
「ファッ!!」 さっきよりも光が強くなった、まぶしくて
めがあけられな 「ウァァァアッ」
ギコは光の中へ取り込まれていった。
プロローグ<br>
・はじまりの風<br>
<br>
20XX年、12月12日<br>
外は、雪が降っていた<br>
「あぁ~さむ~」<br>
一人の少年が、図書館の中へ入っていった。<br>
青い体をした少年、制服を着ている。<br>
<br>
~市立パロクネスト図書館~<br>
「おっちゃん、俺が頼んだ本は入荷した?」<br>
少年がカウンターに座ったみどりのAAに話しかける<br>
「なんだ?ギコか、入ったよ、ほらっ」<br>
少年の名はギコというらしい。<br>
緑のAAはギコにかぎを渡した<br>
「ギコ、なんども言うが禁書を読むのもほどほどにしとけ?」<br>
みどりのAAが心配そうに問う。<br>
「大丈夫だよネーノさん」<br>
そういいのこして、ギコは禁書庫へとむかった<br>
<br>
~図書館・禁書の間~<br>
ギギギギギギギッ<br>
重い鉄の扉が開いた。<br>
ギコはここが大好きだった<br>
魔法に関する書物がたくさんあるからだ<br>
「さて」<br>
ギコはお目当ての本をすぐ見つけた<br>
ネーノから預かった鍵でほんのかぎを開ける。<br>
バラバラッっと風で本がめくれた<br>
ここは、完全な密室のはず、風など入る余地がない<br>
開いたページには、魔方陣となにやら変な文字<br>
「なんだこれ?」<br>
ギコが魔方陣に手をかざした。<br>
「ゴワッ!!」<br>
さっきの数十倍の風が吹いた<br>
吸い込まれるようなサイクロンの風<br>
「うあぁぁぁ!!」<br>
ギコは魔方陣に吸い込まれた<br>
<br>
<br>
Ⅰ~別の世界~<br>
<br>
「う・・・ん・・・っ」<br>
ギコは目を覚ました。<br>
床がさっきまでの材質とは異なっていた。<br>
ふかふかの絨毯だ。<br>
ギコは、とにかくいまがどこで何時何分なのかを知ることにした<br>
起き上がると、すぐ目の前にカウンターがあった<br>
そこにはAAらしき人が座っていた。<br>
ギコは重い体を起こして、立ち上がった<br>
「あの~、すみません」<br>
ギコは恐る恐る、たずねた。<br>
「ここはどこでしょう」<br>
カウンターのAAがハァ?といった表情を浮かべた<br>
AAが大きくため息をつくと<br>
「ここは、国立クレンドンド図書館です」<br>
やれやれといった表情を浮かべるAA<br>
「ちなみに、いま何年の何月何日ですか?」<br>
現代の人間なら相当馬鹿な質問だ<br>
さっきとまったく同じ表情だ<br>
「いまは、魔法暦20XX年12月12日ですよ」<br>
・・・・・・<br>
なにも考えられなくなった。<br>
年の年号が変わっている<br>
「そ・・・そうですか・・・」<br>
ギコはもう、何がなんだかわからなくなった。<br>
とにかく、すぐそこにあったいすに座った<br>
ふと、上を見上げてギコは唖然とした。<br>
天井がものすごく高いのだ。<br>
上の方はかすんで見えない<br>
思わず口が開いた。<br>
周りを見渡すと、ものすごい数の本があった。<br>
そのかかには、いま(ギコのいた時代)は閲覧禁止になっているものもある<br>
(まさか・・・・)<br>
ギコは一冊を手に取った。<br>
中には、ものすごい数の魔法がす記されていた。<br>
「これ、借りてーなー」<br>
ギコは借りてみることにした<br>
「あのー、これかりれますか?」<br>
さっきのAAと変わっていた。<br>
「はい、借りれますよ」<br>
ニコッとした笑みで微笑みかっけられた。<br>
一瞬ドッキとした。<br>
「俺の登録情報は?」<br>
まさかとは、思ったがだめもとで聞いてみた<br>
「お名前は?」<br>
当たり前の質問が帰ってきた。<br>
「ギコです」<br>
名前を聞くとカウンターのAAがカタカタとパソコンを打ち始めた。<br>
「ギコ様の登録情報は、氏名:ギコ・アンダーソン、国籍は魔法国家クレンダー<br>
職業は黒魔道士となっておりますので貸し出しかのうです。」<br>
どうやらギコは住民登録されているようだ。<br>
「あの・・・住所とかわかりますか?」<br>
ばかげた質問2だ<br>
「住所?なんですか?それ?」<br>
ばかげた質問はばかげた答えで帰ってきた。<br>
「在宅地でしたら、あちらのワープホールをお使いください」<br>
ギコは言われるがまま、ワープホールに乗った。<br>
<br>
ブオンッ<br>
<br>
気がつきとギコは自宅にいた。<br>
ギコは夢だと思った。<br>
その日、ギコは今日あったことを思い返しながら、寝床に着いた<br>
もういちど、あの世界に行ってみようと考えていた。
いまはch暦20XX年12月13日だった。<br>
<br>
Ⅰ、END<br>
<br>
<br>
2、魔法のしるし<br>
ギコは、先日の禁書庫に来ていた。<br>
「もういちど、あそこへ・・・」<br>
ギコは、あの本を探した。<br>
今回はやけに見つかりにくい。<br>
「ふぅ~」<br>
探し始めて30分ようやく見つけた。<br>
先日同様に、鍵で本を開ける。<br>
同じように風でページがめくれた。<br>
今回は、開いたページからテロップが表示された。<br>
「ψ α ζ δ 」<br>
意味不明な文字が表示され、今度は足元にぽっかりと穴が開いた。<br>
気がつくとギコは、昨日と同じ場所にいた。<br>
今回はやけにひとがいる。<br>
昨日よりもにぎわっていた<br>
ギコは、思い切って外に出てみることにした。<br>
<br>
ウィーン<br>
<br>
自動ドアの機械音は現代と変わらない。<br>
外へでたギコは、目をうたがった。<br>
それは、自分が本で読んだ世界とそっくりだった。<br>
そこは、紛れもない魔術師の世界だった。<br>
「そういえば・・・」<br>
ギコは、昨日のカウンターのAAが言ったことを、思い出した。<br>
「あなたの職は黒魔道士です」<br>
ギコの脳裏にある、呪文がよぎった。<br>
それは、ギコが呼んだ本に書いてあった呪文。
「烈火:ファイアー・バード」<br>
ギコは一番覚えやすかった呪文を唱えた。<br>
ボッ!<br>
<br>
ギコの目の前で、炎が燃え上がった。<br>
「ウワッ!!」<br>
ギコは思わずてをそむけた。<br>
「キミキミ~!!」<br>
遠くの方から、警察のような人が近づいてくる。<br>
(やべっ)と思ったが、さっきの行動で、腰が抜けて動けない。<br>
ギコは、あっさりつかまってしまった。<br>
~アクリンドベル警察、取調室~<br>
ギコは尋問を受けていた。<br>
トントンッ<br>
ノックのおとが響いた。<br>
ガチャ<br>
尋問室の扉が開いた<br>
「やっ!」<br>
黄色のAAが入ってきた。<br>
「君だね?街中で炎上魔法をつかったってのは?」<br>
どこかで、見たことのある顔だった。<br>
黄色い姿、透き通った黒い瞳・・・・<br>
「おまえ、まさか・・・・」<br>
ギコが口を開いた。<br>
「モララーか?」<br>
ふと、頭をよぎった名前を口にしたギコ。<br>
すると、下を向いていた顔が正面を向いた。<br>
「そういう、君はギコじゃないか!ひさしぶり~」<br>
本人モララーだった。<br>
「なんで、お前がこんなところにいるんだよ?」<br>
ギコは、モララーに聞いた。禁書庫に入れたのはじぶんだけだったはず<br>
「いや~、本に呼ばれてね」<br>
フゥ~と長い息を吐いたモララーは・・<br>
「それは、2週間ぐらい前だったかな?電話がかかってきたんだよ携帯に」<br>
モララーは話し出した、なぜ自分がここにいるのか、<br>
どうやてきたのか。<br>
「なんでも、図書館に来てくれ、ネーノに聞けばわかる、とか言われて<br>
で、俺図書館に行ったわけよ、そしたらネーノさんに・・・・」<br>
「まてっ!」<br>
ギコの言葉が、モララーをとめた。<br>
「そこから先は俺でもわかる。ネーノさんにかぎ渡されたろ?」<br>
俺と同じことだ、どうやらモララーも、禁書庫に入って本を読んだらしい<br>
「で、ここにきた?だろ?」<br>
図星のようだ。<br>
「で、お前なに使えるわけ?」<br>
ギコは、モララーに聞いてみた。<br>
「みたい?じゃあまずは、ここからでなくちゃね」<br>
モララーが尋問室の扉を開けた。<br>
「いいのか?」<br>
「大丈夫!俺ここの所長だから」<br>
そういうと、二人は外へでた。<br>
<br>
<br>
2 END<br>
<br>
<br>
3 それぞれの力<br>
~アクリンドベル警察署:ウラ:~<br>
「おい、こんなことろで、何するつもりだ?」<br>
ギコは、モララーに聞いた。<br>
モララーはりんごを並べている。<br>
「みてて、いいから」<br>
そういうと、モララーと、ギコはりんごから少し離れた。<br>
モララーがりんごの方に手をかざした。<br>
「空魔:閃:!!!」<br>
<br>
スパパパーン<br>
<br>
りんごが、切れた、触れていないのに。<br>
「これが、ぼくのちから、空間呪文だよ」<br>
へへへっ、と笑いながらこちらを向いた。<br>
「じゃぁ、ギコあれを焼きりんごにしてよ。」<br>
どうやら、ギコに魔法を使えといっているようだ。<br>
「しゃぁねーな」<br>
ギコは、先ほどと同じ呪文を唱えた、さっきよりもより鮮明におもいだしていた<br>
「炎爆鳥火:ファイアー・バート!!!」<br>
さっきよりも、より強い炎がでた。<br>
<br>
ゴゴゴゴゴゴオッ<br>
<br>
ギコのてから、放たれた炎が鳥に変化し、りんごへ突進した。<br>
りんごはあっというまにごげた。<br>
「あちゃちゃ~」<br>
モララーが変わり果てたりんごをひろった
表示オプション
横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: