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ぽろろと―――- (名無世)」(2006/03/28 (火) 17:03:54) の最新版変更点

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==出会い==<br> <br> <br>   ポツン・・・・・ポツン・・・・・<br> 『・・・・アァ・・・・また・・・食べちゃった・・・』<br> 青色のAAが、紅い血の付いた顔を下に向けて泣いていた。<br> <br>   コツ・・・コツ・・・コツ・・・<br> 誰かが、近づいてきた。<br> 『・・・・だれ?・・・・来ないで・・・・』<br>   コツ・・・コツ・・・コツ・・・<br> 足音は、青色のAAの近くで止まって、<br> 青色のAAを優しくなでた。<br> 『・・・・・僕が、怖くないの・・・?』<br> 青色のAAが顔を上げて、<br> 近づいてきたAAの顔を見た。<br> すると、<br> ヒョイッと青色のAAを抱き上げて、にっこり笑ってこう言った。<br> <br> 「俺の名前は、モララー。お前、俺と殺しやるか?」<br>
==出会い==<br> <br> <br>   ポツン・・・・・ポツン・・・・・<br> 『・・・・アァ・・・・また・・・食べちゃった・・・』<br> 青色のAAが、紅い血の付いた顔を下に向けて泣いていた。<br> <br>   コツ・・・コツ・・・コツ・・・<br> 誰かが、近づいてきた。<br> 『・・・・だれ?・・・・来ないで・・・・』<br>   コツ・・・コツ・・・コツ・・・<br> 足音は、青色のAAの近くで止まって、<br> 青色のAAを優しくなでた。<br> 『・・・・・僕が、怖くないの・・・?』<br> 青色のAAが顔を上げて、<br> 近づいてきたAAの顔を見た。<br> すると、<br> ヒョイッと青色のAAを抱き上げて、にっこり笑ってこう言った。<br> <br> 「俺の名前は、モララー。お前、俺と殺しやるか?」<br> <br> <br> =={烏の通り道}==<br> <br> <br> 『・・・・・・・・え・・・?』<br> 青色のAAは、モララーの言葉に少しおどろいた。<br> すると・・・<br> 「あ・・・悪い、急用ができた。取り敢えず返事はここで聞くから。」<br> モララーは、そう言うと一枚のメモを渡すと走り去っていった。<br> 『あのっ、ちょっと待って!』<br> 青色のAAが、モララーの後を追いかけたが、分かれ道で見失ってしまった。<br> 青色のAAは、「はぁ・・」とため息を付き、手に握っていたメモを広げた。<br> そのメモには、<br>       「  烏の通り道<br>      <br>          B-44ブロック  」<br> <br> 『・・・からすの・・・とおりみち・・・』<br> 青色のAAは、その場所に行ったことがあるような気がした。<br> 『B-44ブロックって・・・・・・』<br> その時だった、<br>        ・・・ゾクッ・・・<br> 後ろに振り向くと、小さな建物がたたずんでいた。<br> 小さな建物の、小さな看板に、{烏の通り道}と書いてあった。<br> 『ここが烏の通り道・・・・・』<br> ゴクッと息を呑んだ。<br> そして、ドアノブに手を置き、<br>  ・・・・・ギィィィィイイイイイイイイイイイ・・・・・<br> と、音を立てゆっくりとドアを開けた<br> <br> <br> ==ハシゴ==<br> <br> <br> 青色のAAは、ドアを開けると辺りを見回して、<br> 不安そうに、<br> 『・・・モララー・・・居るかな・・・』<br> と、言った。<br> <br> 「呼んだ?」<br> 何所からか聞き覚えのある声がした。<br> 青色のAAは、建物の上を見上げた。<br> 黒い服にベットリと血を付けていたモララーだった。<br> 「来てくれたんだね、[ぽろろ]君」<br> モララーは、クルリと建物から飛び下りて[ぽろろ]と言う名前を口にした。<br> 『・・・!! 何で僕の名前を・・・?』<br> ぽろろと言うAAは、モララーの顔を見て言った。<br> 「まぁ、そんな細かい事はいいから中に入ろう。」<br> 『細かっ!?』<br> モララーは、にっこり笑って建物の中に入っていった。<br> ぽろろは、納得いかない顔でモララーに、付いて行った<br> 建物の中は、地下室に繋がるハシゴだけだった<br> そしてモララーは、ズンズンとハシゴを下りていった。<br> しかし、ぽろろは、ハシゴの前で止まっていた。<br> 「・・・・・ん? どうした?」<br> モララーが、穴から顔をだしてぽろろに聞いた。<br> 『え、あっ何でもない・・・』<br> ぽろろは、返事を返したがハシゴを下りようとしなかった。<br> モララーが、ニヤニヤしながらこう言った。<br> 「へぇー、高い所怖いんだww」<br> ぽろろは、その言葉にカチンときた。<br> 『怖くなんかない!!』<br> 「じゃあ頑張れ」<br> モララーは、そういうとカツンカツンと音を立ててハシゴを下りていった。<br> <br> <br> ==黒い手==<br> <br> <br> ぽろろは、ハシゴと睨めっこをして、<br> 五分くらい時間がたってから、ぽろろの顔がしょんぼりした顔になり、<br> 『・・・・っ・・うぁっ・・うわぁぁああああ』<br> ついに、泣き出してしまった。<br> 「うるせぇぇぇぇええええ!!」<br> 大声と同時に下から、黒い手の様な物がぽろろを掴んで<br> ハシゴが掛かってある穴に飛び込んだ。<br> 穴の中を凄いスピードで出口に向かうとぽろろを<br> そこで放した。<br> <br> ビタァアアアン!!<br> <br> 地下室の中にその音が響き渡った。<br> 「あ・・・やり過ぎたかな・・・」<br> モララーが頭を掻きながら気絶しているぽろろを<br> 抱き上げ医務室に連れて行った。<br> <br> <br> ==夢の中==<br> <br> <br> ――・・・ンナ・・・・・――<br> <br> 誰?<br> <br> ――・・・ゴメンナ・・・――<br> <br> 何で泣いているの?<br> <br> ――ゴメンナ・・・ぽろろ・・・――<br> <br> 彼方は誰なの?<br> ・・・おとうさん・・・?<br> おとうさんなの?<br> おとぅサ・・――<br> <br>   パチ<br> <br> 『あ・・・れ?ここは・・・?』<br> ぽろろは、目を覚まして辺りを見た。<br> 「おっ、目ぇ覚ましたか。」<br> モララーが椅子に腰掛けて、タバコを吹かしていた。<br> 『ここ何所?』<br> 「医務室。」<br> 『(医務室なのにタバコ吸っていいのか?)』<br> ぽろろは、寝ていたベットの横に伏せてある、<br> 写真たてを見た。<br> その写真には、モララーと綺麗な女のAAとぽろろと似ている、<br> 青いAAが写っていた。<br> 『この人誰?』<br> ぽろろが女のAAと子供のAAに指刺して聞いた。<br> 「ん?ああ、助手とその子供。』<br> 『そうなんだ。』<br> ぽろろが写真たてを直すとベットにもぐった。<br> 「寝るのか?」<br> 『うん』<br> 「じゃぁ風呂入ってくる。」<br> そう言ってモララーは、部屋を出ていった。<br> しばらくしてから、ぽろろが起きてボーとしていた。<br> 『モララーまだ帰ってない・・・』<br> ぽろろは、すこし不安になった。<br> 「モララー様なら仕事です」<br> <br> <br> ==タカラ==<br> <br> <br> 『?』<br> 部屋を見回しても誰もいない。<br> 「アハハハ、上ですよ。」<br> 『え?上!?』<br> 上を向くと天井に蜘蛛の様に、水色のAAが細い糸でぶら下がっていた。<br> 「こんにちは、僕はタカラと言います。貴方は?」<br> タカラが名のると、<br> 天井から糸を切り離し見事に床に着地した。<br> 『ぽ・・・ぽろろ』<br> 「ぽろろさんですか。よろしk・・・」<br>   ガコンッ     バキッ<br> 「ぱうぇあ!!!」<br> 天井の板が落ちてきてタカラの頭に当たった。<br> 「・・・クォォォオオオオォォォオオオ・・・・」<br> 『だっ、だいじょうぶ!?』<br> タカラは、余りにも痛かったのか頭を抱えてその場にうずくまってしまった。<br> 「おっ、タカラなにしてんだ?」<br> 天井の空いた部分から紅いAAが顔をだした。<br> 「『なにしてんだ』だと?」<br> タカラは、うずくまるのをやめて、<br> さっきとは大違いの口調と顔をしていた。<br> 「誰のせぇだと思ってんだぁゴルァ・・・」<br> 『(タカラ・・・人格変わってるよぉ~(泣き))』<br> 「ちょっと、どうしたんだよ!?怖いって!!」<br> ぽろろと紅いAAは泣きそうになった。<br> 「覚悟は出来てるんだろうなぁ・・・」<br> <br>        チャキッ<br> <br> タカラは、何所からか大きな斧を取り出した。<br> 「今日はサービスして10枚に卸してやらぁ・・・」<br> 「ヘルプミーーーー!!マジでこの人殺きだぁぁああああ!!!!」<br> 「しねぇぇぇぇええええぇぇぇぇええええええええぇぇぇええええ!!!!!!!!!!」<br> タカラが襲いかっかた瞬間、<br> 「皆さん、ご飯ですよ・・・」

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