フェルヴォローザ石川・白山FC
フェルヴォローザ石川・白山FC (→ゴールズFC→現:FC北陸)
ツエーゲン金沢と共に石川からJを目指すもう一つのクラブ。
元は松任オレンジモンキーというクラブだったが、松任市の合併(→白山市)に伴い現在のクラブ名に改称。いち早くJを目標に掲げ、順調にステップアップ。
最近ではフェルヴォローザカラーの自販機を設置するなど、地道に地域密着活動を行っている。
しかし、もともと金沢のベッドタウン的性格が強いうえ、その金沢で石川県協会主導によるツエーゲン金沢が発足。ここへきて大きな壁にぶつかりそうな予感。
2006年シーズンは上位陣に阻まれる形で5位でシーズンを終える
2007年シーズンは運営組織の強化(株式会社の設立)や、J経験者やスロベニア人獲得などの選手の大型補強、九州キャンプの実施など他のクラブの度肝を抜いた。
しかしこの時期から資金面で不安視されていたが、6月に実際に発覚。7月にはチームスタッフ、全選手との契約を解除。
主力の選手は移籍し、残った選手でリーグ戦を戦ったが、天皇杯予選は辞退、更にリーグ最終節では元からの登録選手数が11人を割り込み、他チーム(県リーグのクラブ)から選手を借りて試合を行った。
結局、前年と同じ5位でシーズンを終えた。
2008年シーズンは何とか選手は集めたものの、ダントツの最下位で2部降格が決定した。
クラブ代表者は「アマチュア・クラブとして存続させていく」と明言しているが、経営責任に対する説明については一切行っていない。
2008年末の時点で選手の給料未払いも解決してない。
その後
2008年の10月に運営会社が変わり、チーム名を
ゴールズFCと改め再始動。チームのHPからは「Jを目指す」という文言が消えた。
2009年シーズンは2部でわずか1勝、勝ち点3しかあげられず、2年連続でぶっちぎりの最下位となった。
このまま石川県リーグ1部へ降格するはずだったが、
松本山雅FCと
ツエーゲン金沢がJFLに昇格したため、かろうじて2部に残留することとなった。
2011年に運営が北陸大学に移行、チーム名も
FC北陸と改められ、残留した選手と北陸大学サッカー部員との混成チームとなったが、残留した選手も全て退団し現在は北陸大学の2ndチームとなっている。
最終更新:2024年04月11日 17:33