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フェード現象 - (2007/05/31 (木) 16:04:51) のソース

*フェード現象
[[ブレーキ]]が高温になりすぎて[[ブレーキパッド]]などの特性が変化し、[[摩擦力]]が弱まって[[制動力]]が落ちる現象のこと。

下り坂を、弱い[[ブレーキ]]をダラダラと長くかけ続けながら速度の遅い状態で走っていると、放熱が間に合わずに発生しやすくなる。[[エンジンブレーキ]]を十分に効かせたり、多少速度をつけた状態でメリハリのある運転をしているとリスクが減る。

[[二輪車]]かつ[[ディスクブレーキ]]の場合は、[[ブレーキ]]がむき出し状態で放熱性が高いためあまり問題になることはないが、[[ドラムブレーキ]]の場合は意識が必要。

発生した場合は、温度が下がらない限りはどうしようもない。[[エンジンブレーキ]]を活用して何とか停止し、冷えるのを待つのみ。

なお、[[レース]]向けの製品になるが、かなり高温になった方がよく効く[[ブレーキパッド]]もあるので、高温になると必ず都合が悪いという訳ではない。そうでなくても、ある程度温まった状態が[[ブレーキ効力]]が高まるのが普通。

フェードは「fade(英語。衰える)」のこと。
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:関連語|「[[エンジンブレーキ]]」「[[ダウンヒル]]」「[[ベーパーロック現象]]」

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