登録日:2025/06/26 Thu 02:01:45
更新日:2025/06/26 Thu 07:44:54NEW!
所要時間:約 27 分で読めます
KOREKARA OKORU KOTONO SUBETE WO UKEIRETE ITADAKIMASU.
▽目次
あらすじ
モンスターの町に住む、唯一の人間である子供「クリス」。
とある日の学校、ひょんなことから不良少女「スージィ」とペアを組む事になる。
しかし授業に必要な物を取りにと赴いた倉庫は不自然なほどに真っ暗。
歩けど何故か倉庫の奥にすら到達出来ず、ドアは勝手に閉じ、突如床は抜け…
…気付けばクリスとスージィは、奇妙な「闇の世界」に迷い込んでいた。
概要
「DELTA RUNE」とは「
UNDERTALE」のアナグラムであり、「UNDERTALE」に登場する王家の紋章。
そして2018年10月31日に突如として配信された、
「UNDERTALE」の続編である。
全7章構成だが、2025年現在時点では未完。
Chapter1・2はDemo版として無料でプレイでき、Chapter3以降は有料ソフト。
ただし一度購入すれば以降の章も無料で追加ダウンロードできるようになる予定…との事。
また今回は早い時期から他言語・他機種に対応しており、割と好きな機種で日本語でのプレイができるようになっている。
気になったらとりあえずChapter1・2からでも遊んでみよう。
同機種であればDemo版から製品版にデータ引き継ぎも可能。
今回も予備知識は無い方が楽しいのでネタバレに注意。
本記事にも折り畳みの下にネタバレが書いてあったりするので、プレイ前の人は見ないほうがいいかも。
制作者のToby Fox氏によれば「UNDERTALEとは別の世界の話」との事。
「UNDERTALE」に登場したNPCたちは軒並み登場している…が、ウォーターフェルの店員「ガーソン」のみ、老齢のためか本作では死去している。
あとマフェットちゃん等、「UNDERTALE」におけるスポンサー発案キャラも今のところ町では見かけられない。
システム
ターン制のコマンド式RPGがベースだが、敵ターン中は弾幕シューティング風に。
そして敵を倒す事も出来れば、優しく見逃してやることもできる。
このへんは前作「UNDERTALE」と同じ。
ただし本作には仲間キャラが実装。
全て1人でどうにかしなければならなかった前作と違い、仲間と協力しながら戦闘を進める事が出来る。
また必殺技ゲージのような「TP」が追加。これを戦闘中に溜める事で、仲間たちが専用技を使用できるようになる。
戦闘中の視点もフロントビューからサイドビューとなり、
初代ドラクエが
FFになった感じ。
エンカウント方式もランダムエンカウントからシンボルエンカウントに変化している。
なお本作は敵に攻撃してHPを0にしても敵が逃げ出すだけであり、「殺害」扱いにはならない。
そのためGルートは存在しない。
…本当に?
登場キャラクター
仲間キャラ
クリス(Kris)
本作でプレイヤーが操作する事になるキャラクター。
どういう経緯でモンスターの町に来たのかは分かっていないが、モンスターの町に住む唯一の人間。
里親であるドリーマー一家のもとで暮らし、普段は地元の学校へ通うティーンエイジャー(多分)。
容姿も名前も前作のフリスク(Frisk)そっくり。性別は不明。
無口タイプの主人公な事もあってか大人しく寡黙な性格。
というのも、作中ではたびたび
▼自分の体に入ったタマシイ(=プレイヤー)を隔離した後、プレイヤーの預かり知らぬ場所でクリスが勝手に行動をとる
▼クリスの知り合いが語るクリス像と、プレイヤーに知らされるクリス像が明らかに乖離している
といった演出が挟まり、時にはプレイヤーの採る行動に対して真っ向から反逆してくるなど、「プレイヤー≠クリス」である事が明確に描写されているためである。
そもそも本来のクリスは寡黙で大人しい子供でも何でもなく、むしろイタズラ大好き、何なら「悪ガキ」と言って差し支えないやんちゃな性格らしいが…
そんなクリスが何を思ってプレイヤーに身体を委ね、そして裏で何を画策しているのか…プレイヤーキャラでありながら、かなり不穏な存在である。
戦闘ではスージィやラルセイのように固有の特技は無い代わりに、「こうどう」の種類が多い交渉特化キャラ。
スージィ(Susie)
クリスと同じクラスに通う、爬虫類のようなモンスターの少女。
学校で恐れられている一匹狼の不良。一人称は主に「オレ」。
クリスと共に闇の世界に迷い込みラルセイの勇者伝説を聞いた後も全く言う事を聞かず、ダークナーたちをブン殴ろうとするわ好き勝手単独行動するわやりたい放題。
粗暴で大雑把な問題児。
戦闘では攻撃特化キャラ。彼女の固有技「ルードバスター」は敵の撃破を選ぶ/強いられている戦いにおいてほぼ必須となる技である。
実のところ、彼女が不良ぶって周りに反抗するのは「お前らが不良扱いして怖がるならこっちもそういうふうに振舞ってやる」という反発心に過ぎない。
Chapter1の冒険を通じて仲間との友情が芽生えた結果、寂しがり屋で情に厚いといった素顔も臆せず表に出せるようになり、
以降は「おっかない不良」どころか素直で熱血、快活で友達想いといった振る舞いが増加。
その王道主人公っぽい言動ゆえ、プレイヤーからは「もうスージィが主人公では?」などと評されることも多々ある。
実際、何を考えているのか分からないクリス、隠し事の多いラルセイらと違い全く秘密も裏表もないことから、本作屈指の安心できるキャラ。
ただし、乱暴な性格は別に反発心とかでもなく素である。大雑把でやんちゃな言動は悪ぶってた頃とそんなに変わってない。
家族構成は不明だが、昔から引っ越しの多い家庭だったらしい。
そのせいで全く友達が出来ず、この町にも引っ越してきた当初は1人で泣いていたそうだが、その際トリエルが優しく慰めてくれたことから、彼女の事を強く慕っている。
- ラルセイ(Ralsei)
- 闇の世界に迷い込んだクリスとスージィが出会う、闇の世界の住人「ダークナー」。
- 自称「闇の王国の王子」。古来より伝わる「予言」に従い彼がクリスとスージィへ協力を求めた事から、本作での冒険は始まる。
- 非常に心優しく温和な性格で、常におっとりニコニコしているパーティの癒し枠。
- しかし何事も平和的に解決しようとする事から、喧嘩っ早いスージィとは対立する事もしばしば。
- 戦闘では魔法使いポジション。TPを使って仲間を回復したり、敵の行動を妨害したりできる。
-
温和な性格に嘘はない様子だが…自分の事や「予言」に関する隠し事が多く、こちらはこちらで謎の多いキャラ。
あらゆる闇の世界へしれっと訪問できる上で石化もしないなど、他のダークナーとは異なる特性を持つ事なども今のところ詳細不明。
「闇の王子」という称号も何の事なのか分かっておらず、バックグラウンドについては現状何も判明していないとすら言える。
そもそも名前からしてアズリエル(Asriel)のアナグラムだし、Chapter1のラスト以降見られる素顔もアズリエルそっくりだし…。
ライトナー(光の世界の住民)
ドリーマー一家
- トリエル(Toriel)
- UNDERTALEでもおなじみヤギっぽいママ。
- 人物像も前作からほぼ変わっておらず、温厚で母性的、パイ作りが得意でしょーもないダジャレが好き。
- クリスの養母であり、クリスの学校では年少組のクラスの教師をしている。
- 何故か咆哮の騎士に狙われている。
- アズゴア(Asgore)
- 町内で花屋を営むクリスの義父。
- ただ大して儲かっていないようで、客もろくに来ていないし居住スペースもボロボロ。
- そのくせ他人にタダで花を渡したりと、前作でも見られた「いい人なんだけど人が良すぎてダメ男」という傾向がだいぶ悪化している。
- しかも状況を察するのが苦手で空気が読めないなどカッコいい所が今のところなく、別居中の妻トリエルも前作以上に塩対応である。
- とは言えトリエルも彼が生活していけるようにこっそり根回しをしているあたり、復縁の脈が完全に無いわけではない…のか?
- このようなどん底生活に陥ったのには何か事情があるようだが、今のところ詳細は明かされていない。
- アズリエル(Asriel)
- クリスの義兄。前作通りなら恐らくアズゴアとトリエルの実子だろう。
- 遠くの大学に通うため家を出て一人暮らししており、今のところゲーム中には登場していない。
- ラルセイそっくりらしい。
ホリデー一家
ノエル(Noelle)
クリスの同級生。トナカイのような獣人のモンスター。
穏やかで優しい性格だが、引っ込み思案で押しが弱く、ぎこちない態度も目立つ少女。
成績は優秀で、同級生のバードリーに勉強を教えてあげる等してあげているらしい。
ゲーム好き。名前の由来はクリスマスの別名。
クリスとは小さいころから近所で幼馴染。クリスんちから出てすぐ横にある、デカい門の金持ち屋敷がノエルの家である。
家が近い事もあってドリーマー一家とは家ぐるみでの付き合いがあったとか。
- ルドルフ(Rudolph)
- 陽気で娘想いなノエルの父親。名前の由来はもちろんトナカイ。
- 何の病気なのかずっと入院している。
- クリスの義父母とは大学時代からの友人。
- ディセ(Dess)
- ノエルの姉として名前のみ登場する人物。
- 何故作中に登場しないのかは今のところ明かされていないが、ホリデー一家やクリスが彼女の話題を避けている事から、何かトラブルがあって家を出て行ってしまったか…
- あるいは既に死去しているのではないかと推測される。
- 名前の由来はたぶんDecember。
- キャロル(Carol)
- ノエルの母であり、この町の町長。
- ノエルに対してはかなり厳しく接しているようで、親子関係はぎくしゃくしている。
- かつては家族ぐるみでドリーマー家を訪れ年末を祝うなど、皆で和気藹々と過ごしていた時期もあったようだが…
- 名前の由来はクリスマスを祝う歌「キャロル」。
その他ライトナー
バードリー(Berdly)
クリスたちの同級生。
ファルコに似ている鳥っぽい男子。
自尊心むき出しでたびたび周囲にウザ絡みを繰り出すウザい鳥。
ただし自分を良く見せたい気持ちが空回りしまくっている結果ウザいだけで、別に悪い奴ではない。
何なら落ち着いて話せば割と話せる奴。でも攻略ルートによっては洒落にならない目に遭う。
- サンズ(Sans)
- 前作でもおなじみテキトー骸骨。
- 本作では地元の生鮮食品店で働いており、今のところ本編に絡む様子は特に無い。
- 弟も居るっぽいが、ずっと家から出て来ないので姿は見られない。
- アンダイン(Undyne)
- 本作では地元の警察署長を務めるアンダイン。
- やっぱり正義感が強く仕事熱心だが、前のめりすぎて誤認逮捕も多いらしい。
- アルフィー(Alphys)
- 本作ではクリスたちの担任教師。
- 相変わらず気が弱くどもり気味のオタクで奇行多め。
- ここでもアンダインの事を気にしている様子。
ダークナー(闇の世界の住民)
- ランサー(Lancer)
- Chapter1に登場する、カルタス城キングの息子。
- チャプター1を通して立ちはだかる悪モノ。
- …になりたがっているものの、どうにも性根が善良。しかもセンスが独特すぎるため全然悪者になりきれていない変な男の子である。
- しかし彼の奇行と優しさが、不思議とクリスたちを導く事となる。
-
彼本来の居場所はChapter1の世界のみであり、他の闇の世界には侵入できない。
そのためChapter2以降には登場できない。
…はずなのだが、なんでか無理矢理他の世界に侵入しては案の定石化するというやんちゃを繰り返すわんぱくボーイである。
Chapter3では「タマゴ」を入手するのに彼の協力が必要だったり。
- キング(King)
- Chapter1の舞台・カルタス城に君臨する闇の王の1人。
- ダークナーを打ち捨てたライトナーたちの事を非常に憎んでおり、闇の世界を超え、光の世界をもダークナーの支配下に置く事を目論んでいる。
- 元からこのような苛烈な野心を持っていたのか、それとも「騎士」に会って以降これほど狂気的な圧政者となったのかは不明だが…
- ともあれ、闇の泉を生み出した「騎士」に会って以降は「騎士」に忠誠を誓い、自分以外の3人の王を投獄。
- 息子のランサーすら利用し、ライトナーとの敵対を推し進める事となる。
-
ラルセイの城で投獄されることとなるが、相変わらずライトナーの事は大嫌いであまり会話してくれない。
ただし息子のランサーの事は実のところ結構可愛がっており、ちょいちょい様子を尋ねてくる。
Chapter1でランサーを手ひどく利用したのも、「ランサーなら多少乱暴に扱っても命に別状はない」ときちんと理解しての事らしい。
なお何故かキングの牢獄はデカいハムスターのケージみたいに給水機と回し車が用意されている。そして結構気に入ってるとの事。
- ルールノー・カァドー(Rouxls_Kaard)
- 通称「判物公」。パズル担当を任されており、度々クリス達を妨害してくる…が結構なおバカで、彼の妨害は大体出オチに終わる。その後も度々勢力を変えてはクリス達に喧嘩を売ってくる本作屈指のギャグキャラ。
- 「なんじズ」「むしけらズ」などと一度聞いたら忘れられない特徴的な語彙を持つ。
- ランサーの面倒も見ていた事から彼からは懐かれており、「サブパパ上」と呼ばれている。
-
- クイーン(Queen)
- Chapter2の舞台・サイバーワールドを統べる女王。
- Wiki/XML構文が目を引く口調だが、1章のキングとはうって変わって非常にフレンドリーかつコミカル。
- 「騎士」に従って闇の泉を管理しているのも「光の世界も自分の管理下に置き、みんな幸せにしたい」という理由から。
- ノエルの事はインターネットを通じて良く知っているようであり、幸せにしてあげるため特に執着しているようである。
- ただし暴君的な一面も少なからず見られ、独善的かつ強硬な手段に打って出る事もそれなりにある。
- サイバーワールドの住民にケーブルを突き刺す事でケーブロイド(Werewire)化させ、強引に従える事も。
- なおこのケーブロイド化、状態変化フェチに刺さったのかスケベファンアートがそれなりにある。
- スパムトン(Spamton)
- 物語の中盤、突如として現れる胡散臭いビジネスマン。
- 詳細は個別ページへ。
- テナ(Mr. "Ant" Tenna)
- Chapter3の舞台・TVワールドを切り盛りするボス。名前の由来はもちろん「アンテナ」。
- 基本的に平面ドット絵の世界であるDELTARUNEの世界に現れた3Dポリゴン男という異質も異質な奴。
- とは言っても3DCG黎明期のものすごく古臭いプリレンダキャラと言った風体であり、キャラクターデザイン自体もTVを安直に擬人化したような、すごーく古臭いマスコットキャラといった感じの人物。
-
それもそのはず、その正体はクリス宅のオンボロブラウン管テレビ。
かつてドリーマー家一家団欒の中心に居たそのテレビは、時代が移り変わるうち次第に大して見向きもされなくなり、今ではトリエルが暇つぶしに視聴する程度。
自分を取り巻く環境はなぜこれほどまでに冷え切ってしまったのか…?
リビングに固定されっぱなしで周囲の状況も理解できず、インターネットにも繋がっていないせいで世界の状況も理解できず、未だ自分が「ハイテク」の最先端であると信じて疑わない古臭いテレビが、それでもクリスたちにTV番組を楽しんでもらいたいという願いを抱えて闇の泉の発生に直面したことで、このTVワールドとともにテナ自身が生まれた。
- じいさん
- Chapter4・教会に発生した闇の泉に居た亀っぽい爺さん。
- 光の世界では見かけなかった事からダークナーっぽい感じでもあるが、自分がダークナーであるという自覚が無いためとりあえずライトナーという事で接する事となる。
-
裏ボス
本作にはほぼChapter毎に「裏ボス」と呼べる存在が登場。
これをクリアする事で個性的な装備品のほか、「シャドウジェム」という特殊アイテムが1つ手に入る。
「シャドウジェム」を7つ集めると何かが起こるらしいが、それが何なのかは現状不明。
また攻略手段が撃破と和解の2パターンあるボスの場合、撃破したか和解したかで貰える装備品が変化する。
- ジェビル(Jevil)
- カルタス城の隠しエリア、地下牢に閉じ込められている道化師のような姿の男。
- 名前の由来はおそらく「jester(宮廷道化師)+devil(悪魔)」。
- 元々は宮廷道化師として王に仕えていたが、ある時「謎の男」と接触したのを機に「この世界はゲーム」「皆オリの中に閉じ込められている」といったおかしな言動を繰り返すようになる。
- 狂気に陥ったと判断されたジェビルは、王の命令により地下牢に閉じ込められる事となったが…彼曰く「自分こそが檻の外であり、それ以外が檻の中なのだ」という。
- 撃破すると武器「デビルズナイフ」が、和解すると防具「ジェビルテール」、そして共通でシャドウジェムが手に入る。
- スパムトンNEO(Spamton NeO)
- 策略により、クイーンの屋敷地下に眠る機械の力を得たスパムトン。
- 詳しくは個別ページへ。
- なおルート分岐次第で戦えるシチュエーションに大きく差異が発生するが、どちらでもシャドウジェムはちゃんと手に入る。
- シャドウマント(Shadow Mantle)
- テナの番組でSランクを取ったら入れる部屋の奥に存在する「元のゲーム」を3つ全て攻略する事で戦えるようになるボス。
- ゲーム内ゲームの存在であるはずが、何故かクリスの事を良く知り、クリスへと意味深な話を語り掛けてくる。
- TVワールド内のミニゲームである「ゼルダっぽいアクションゲーム」の中で戦うことになるため、いつものRPG&シューティング風バトルと違ってシンプルなアクション制バトル。
- もちろんいつも使っている回復アイテムも一切使えなくなるので、こいつの撃破には死に覚えによるテクニックの上達が必要となる。
- 近寄るとまずいタイミング、隙だらけのタイミングを上手く覚え、ヒット&アウェイを繰り返して体力を削っていこう。
- 体力を削る度に攻撃パターンが変化し、最終的に第4形態にまでなる長丁場だが、決して倒せない相手ではない。
- 一応こいつが召喚する雑魚敵を倒すとランダムで回復アイテムが手に入るので、運が良ければこれでゴリ押し出来たりも。
- 倒した後のイベントで「シャドウマント」が手に入る。
- こいつ自体は章ごとの裏ボスと言うより「裏ボスの前段階のボス」といった扱いであり、シャドウジェムは落とさない。
- なおこいつを倒してしまうと、Chapter3内のゲーム内ゲームの電源が全てOFFに。
- ゲーム内ゲームに関するイベントが全て進行不能となるので、やり残したことはこいつを倒す前に全て済ませてしまおう。
- 特に「タマゴ」の入手イベントにもゲーム内ゲームが必要なので要注意。
- 咆哮の騎士(Roaring Knight)
- ついに現れた「騎士」。
- ストーリー上必ず戦うことになる敵ではあるが、放って来る弾幕はどれもこれも初見ではほぼ回避不能と言っていいほど濃密で、なおかつ威力も文字通りの即死級。
- そのため遭遇時点では全く太刀打ちできず、基本的には負けイベント。
- …だが「絶対に回避不能」とは言っていない。
- そう、初見では滅茶苦茶に思える弾幕の数々も、よく見ると結構避けられる余地が残されており、根性さえ伴えば実は回避可能なのである。
- そうして即死級の弾幕を命がけで掻い潜りながら、「騎士」の体力を一定割合削ることでルートが分岐。
- 負けイベントから力業で生き延びるのがChapter3の裏ボスミッションとなる。
- とは言っても「弾幕が殺意MAX」「異常な高火力・かつ復帰不可」の2点の壁は大きく、人によってはサンズ以上の強敵という評価すら存在する。
- 「ダメージこそ即死級ではないがどうしても長丁場になり、なおかつ回復も自分一人でこなさなければならないサンズ戦」
- 「効率よく攻撃を叩き込めば比較的短期戦に収める事が出来、ミスっても仲間によるフォローが可能だが、1ミスのダメージが洒落にならない騎士戦」
- といったところだろうか。
- この生存ルート攻略の鍵こそが事前に入手できる「シャドウマント」で、「騎士」の攻撃威力を軽減してくれるこれが有るか無いかでは難易度も大違い。
- と言うか「シャドウマント」が無いと「騎士」戦でリトライができないため、死に覚えで突破するなら基本的には必須装備となる。
- (でもシャドウマント無しで攻略する酔狂なプレイヤーは存在するし、シャドウマント無しで突破した時の専用台詞も存在する。どういうことだよ。)
- ただしマントは味方1人のダメージを軽減してくれるだけなので、これがあれば一気に楽になるというほどでもない。
- できれば人数分下さいお願いします…
- 無事生存を達成すれば、「シャドウジェム」とクリス専用武器「ブラックシャード」を入手できる。
- 和解ルートは無い(少なくとも現状見つかっていない)ので入手装備の分岐は無い。
- また、この戦闘はTobyが強くリスペクトしているMOTHERシリーズの要素が強めで、ラルセイが倒れた時のテキストは『2』のぬいぐるみが元ネタ。
- 正義の鉄槌(Hammer of Justice)
- 手にした者に魔力を授けるとされる神秘の斧、その番人。
- この戦闘は必ずスージィ単騎での戦闘となり、さらにアイテムの仕様も制限されるため、体力回復はスージィの固有技に頼る事となる。
- なので極力ダメージは防ぎたいところだが、かつてのサンズ戦と同様スージィが一定回数攻撃しないとクリアできないので、あまりに防御コマンドに頼っているとそれはそれでクリア不能。
- とにかく敵の攻撃パターンを記憶し、根性でダメージを回避し続けるのが重要となる。
- 幸いにして装備の効果は反映されるので、どうしても厳しければ装備を見直しても良いだろう。
- また、この戦闘では戦闘システムが変更。
- 普段の「自機を自由に動かして敵の弾幕を避ける」ではなく「盾を動かし、敵からの攻撃を防ぐ」という独自のものになっている。
- (どっかで見たような戦法?何ならエネミー名通りBGMも『Spear of Justice』のアレンジである。)
- ただし方向が8方向にパワーアップしていたり、どっかで見た事ある甲羅も飛んできたりも。
- かと思えば急に従来の戦闘システムに戻り、怒涛の弾幕で攻めて来たりもするため要注意。
カメのために鐘は鳴る!
- 撃破すると「シャドウジェム」に加えてスージィ専用武器「正義のアックス」が手に入る。
- 装備品の分岐は無し。
謎
- 「騎士」
- 闇の世界を暗躍する謎の存在。
- クリスたちが訪れた全ての闇の世界に関わっており、闇の世界を発生させる「闇の泉」を使って何かを企んでいるらしい。
- 「シェルター」
- クリスたちの住む最南部に存在する非常時用シェルター。
- 基本的には災害時に非難するための防災シェルターである、と説明されているが、闇の気配が感じられるなど不穏な要素が多い。
- 「マイク」
- Chapter2の裏ボス、Chapter3のボスらが度々口にする謎の人物。
- 複数の世界を渡り複数のダークナーを狂わせる意味深な存在ではあるが、今のところ正体の片鱗すら全くつかめていない。
- 「騎士」とは同一人物なのではないか?という推測もあるが、それすらも不明。
- 「ナレーター」
- ゲーム進行中、ごくまれにナレーションのようにプレイヤーへと語りかけてくる存在。
- 明らかにプレイヤーを認識している事から何か超常的な存在ではないかとも推測されるが、これもやはり謎。
- 「タマゴ」
- 全てのChapterで1つずつ手に入る「タマゴ」。
- どの章においても「ものすごく低確率で手に入る」「ものすごく迂遠な方法で手に入る」など取得条件が非常に難解で、普通にプレイしていたら基本的に手に入らないアイテム。
- である一方、決してバグの類ではなく正規の手段で手に入る事から、非常に思わせぶりな存在である。
- 今のところ何に使うアイテムなのかは全くの謎。
- Chapter1と2のみ手に入れたタマゴを置く場所が存在しているが、これも何の意味があるのかは謎。
追記・修正 オオイニ ケッコウ。
最終更新:2025年06月26日 07:44