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アイドリング調整 - (2005/12/09 (金) 13:12:31) のソース

*アイドリング調整
[[アイドリング]]の回転数はメーカーによって定められており、
特別な場合以外はその範囲内に収めておく必要がある。
この基本的な調整は、[[キャブレタ]]の[[セッティング]]によって行う。
(まともな[[ショップ]]であれば、[[納車]]前に行っているので
普段[[ユーザー]]が気にする必要はない)

また、季節や環境によって混合気の状態が変化するため、
範囲内に収めたり調子を悪化させないために、
ユーザーの手で多少いじる必要がある。
これには[[アイドルアジャストスクリュ]]を使う。

この後者の調整の一般論は以下の通り。

-基本は[[メーカー>バイクメーカー]]が定めた回転数の範囲内に収める。&br()この基本の調整は、[[エンジン]]が十分に&br()[[温まって>暖機]]いる状態で行う。
-普段通りに乗っていて回転数が範囲から外れるようなら、&br()それを修正する方向に回す。
-暑くて回転が上がりすぎる時は、少し下げてやる。
-1,000[[m]]以上の高地で[[エンジン]]が不調になる場合は、&br()少し上げると良くなる。
-[[アフターファイア]]がひどい場合、&br()通常より上げると一時的に改善する
-状況や好みに応じて、多少回転数をずらすのも&br()一種の[[チューニング]]と言える。
-[[アイドリング]]の回転数を上げると
--[[始動性]]が上がる
--[[燃費]]が少し下がる
--[[発進]]が素早くなる
--[[低速バランス]]が取りやすくなる
--[[エンスト]]しにくくなる
--[[アイドリング]]時に[[騒音]]が増える
-[[アイドリング]]の回転数を下げると
--[[始動性]]が少し悪くなる
--[[燃費]]が少し上がる
--[[発進]]が[[モッサリ]]する
--[[低速バランス]]が取りにくくなる
--[[エンスト]]しやすくなる
--[[アイドリング]]時に静かになる
-特に[[アメリカン]]の場合、&br()好みの[[アイドリング]]音になるように調整することもある。
-アイドリング調整は極端に神経質になるほど&br()重要なものではない。

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関連語「[[アイドリング]]」「[[アイドルアジャストスクリュ]]」
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