日本語処理

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日本語漢字表示機能は2/2+以後に標準搭載されている。
Windowsが登場するはるか以前、ワープロ専用機が登場し利用されはじめるよりも昔、
1980年代ころにMSXは漢字機能を持つワープロとして利用されていたことがあった。
MSXはゲームやホビー用途が目的だったハードでありながら、漢字ワープロ機能を持つので、
日本語処理を持つコンピュータを意識した拡張設計が存在する。

MSXの漢字表示機能は、初期のハードウエアと後期のモデルでは実装される機能が若干異なる。
大きく分けて、3,4つのサブシステムに分かれる。

1,漢字ROMフォント
2,漢字変換IMEライブラリ
3,BASICやDOS上からIMEを利用するための仮想端末機能
4,英字BASICやDOSで漢字表示を可能にするスクリーンドライバ機能

このうち漢字フォントは初期のモデルからJIS第一水準、JIS第二水準などのフォントを
サポートしている。
漢字表示機能は全てのハードウエアモデルに搭載されていたわけではなく、主にワープロ機能
を持つ機種において実装されていたもの。
漢字ROMフォントはゲームなどの用途でも使われる為、ワープロ機能を搭載していないモデルでも
実装されていたようだ。

IME(かな漢字変換機能)ライブラリは漢字入力と変換を行なう機能で、単体では機能せずライブラリとして実装されて
いるので、アプリケーション側から呼び出して使うもの。
ワープロソフトが内部でIME機能を呼び出すためのAPIとインターフェースを定義している。

仮想端末はIMEを起動した際に自前で変換ウインドウを表示するのが面倒な場合に、
これら仮想端末を経由して日本語入力のIME機能を実現する。
通常、この仮想端末は画面に一行の編集ラインが表示され、エディタのようにキーボードを操作してかな漢字変換が行なわれる。

漢字スクリーンドライバはいわゆるDOS/Vにおける漢字画面モードのようなもの。
英字printfを漢字2byte(sjis)対応のprintfにおきかえ、同時に画面描画も置き換えるような方法。
DOS/Vのようにソフトウエアで漢字フォントをビットマップに描画するレイヤーを起動するが、
漢字フォントはビットマップ描画なので若干表示動作が遅くなる。
MSXにおける漢字スクリーンドライバは、DOSでも動作するしROMBASICでも動作する。


これらの漢字拡張機能はROMに記録されており、利用者は0xFFCAをコールしてAPIの有無のチェックや
関数エントリアドレスの取得を行なってAPIを呼び出す。
呼び出し手続きは、異なるスロットにあるAPIを呼び出す機能やマッパ関連の手続きと一緒。

Cから呼び出す場合はAPIのエントリアドレスを0xFFCAを使って取得し、ラッパ関数を作る。
多くのAPIはアドレス渡しであったり(IME内部で使うバッファ領域)、レジスタ経由なので、
ちょっと工夫すればラッパ関数を作る事は難しくはないだろう。
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