プレイログ C組:レベル1

導入 << Lv1


   文字色の説明

   GM:ルーナ PC発言 行動説明 etc.
      ネル PC発言 行動説明 etc.
      アリア PC発言 行動説明 etc.
      NPC PC発言 行動説明 etc.
      ナレーション 状況説明 雑談 システム文 etc.
   PL:トトゥーリア PC発言 行動説明 雑談 etc.
   見学者


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  セッション C-0-2 2016.06.17 
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 BGM:空港の少女


翌日

絆商店を訪れたネルとルーナ。トトゥーリアは二人と合流し、ダイブ屋へ向かう
ネル:「そういえば、まだダイブ屋の場所を教えていませんでしたね」
そわそわしながらネルについていくルーナ
トトゥーリア:「ですね、メタ・ファルスではダイブ屋は使ってませんから」
ネル:「こちらです」



三人が歩いて行った先には、他の店と比べて派手な外見をする店ーーダイブ屋があった。

トトゥーリア:「ここが、ダイブ屋......」
ネル:(やはり、入ったことがある人だと違うな……)
   「では、入りましょうか」
トトゥーリア:「はい」


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 BGM:起動
 アルトネリコ2~世界に響く少女たちの創造詩~ オリジナルサウンドトラック より



店内に入ってまず目に映るのは、中央に置かれた巨大な機械と、それに繋がれている大量の配線。
店の中は全体的に薄暗く、機械が発する光が眩しく感じる。

ダイブ屋:「いらっしゃい......っと、ネルさんにルーナさんじゃないか」
      来店に気付いたダイブ屋の店員が声をかける。
      頭に生えている二本の角、それに少しだけ見え隠れする尻尾もある
ネル:「トトゥーリアさんは、テル族を知っているかい?」
トトゥーリア:「知ってますよ、私の地方に、塔の中腹に住んでいる種族がテル族なので」
ダイブ屋:「ふーん、そうなのか。一度会ってみたいものだねぇ」


ダイブ屋:「っと、今日は誰がダイブするんだ?」
ルーナとネル、そしてトトゥーリアを見ながら尋ねるダイブ屋店員
トトゥーリア:「私が、ルーナさんにダイブします」
ダイブ屋:「なるほどな。ネルさんがルーナさん以外の人を連れているから、もしやとは思っていたが……
      お嬢さん、ダイブははじめてかい?」
トトゥーリア:「されたことはありますがするのは初めてです。」
ダイブ屋:「そうか、だったら少しは説明しておかないとな」
トトゥーリア:「はい」

ダイブ屋:「ダイブってのは、レーヴァテイルの心の中に入る行為だ。
      ダイブするには、あの機械に寝てもらうだけで良い......ってこれは知ってるか。
      それから……」
      少しの間説明を続ける

ダイブ屋:「......と、こんな感じだ」
トトゥーリア:「わかりました、ご説明ありがとうございます」
ダイブ屋:「それじゃ、この誓約書にサインしてくれ。一応、決まりごとなんでな」
トトゥーリアとルーナに誓約書を渡す。

トトゥーリアは、その契約書をすらすらと書いていく
ルーナは内容をそれなりの回数読んでるのでさらっと書いて手渡す

トトゥーリア:「私は書き終わりました」
ダイブ屋:「よし! それじゃ少し準備するから待っててくれ」
      そう言って、装置を起動させる

トトゥーリア:(ダイブか......どうなっているのだろう)
ダイブ屋:「ダイブするお嬢さんはこっちに、ルーナさんはこっちだな」
      二人をそれぞれのダイブポットに案内する

それに従って、トトゥーリアとルーナは専用のダイブポットに近づいていく
    ネルはトトゥーリアに近づくと
ネル:「姉さんを、お願いします」
    と言って、頭を下げた
その間に、ルーナはさっさとポッドの中に身を移してしまう
トトゥーリア:「わかりました。できる限り全力で尽くさせていただきます」
        と、続けてポットの中へ入る

ダイブ屋:「では、蓋を閉めるぞ」
ルーナ:「……」
トトゥーリア:「……」

蓋が閉じられた後、ネルは店員と何やら話をしているようだ。
しかし、その声は全く聞き取れなかった。

やがてポッドの中の照明が落ちると、穏やかな音楽が流れ始める
程なく、意識を失ったーー


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  セッション C-1-1 2016.07.02
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 BGM:未知への期待
 ※GM自作音源※


まずダイブのシステムについてですが、これはコスモスフィアサプリメントに書いてある通りです
主な要素は
・最初にダイブポイント(DP)が配布され、イベントやポインタ(場所)移動で消費していく
 DPが0になったらクリティカルダウンによりダイブ終了(p10~11)
・ポインタ移動は基本的にはGMの指示に従う(p11)
・シナリオには完了条件が設定されていて、それを満たすとパラダイムシフト発生が宣言される
 最後にパラダイムシフトのイベントをこなすことでダイブ完了(p12)
こんな感じです。
クリティカルダウンが発生した場合は適当なシーンから再開します。
ダイブの進め方については今までと同様です。
会話と行動で進め、そこで発生する判定やイベントで展開していく形になります。
どう答えたら良いか分からなくなったときは遠慮なく相談して頂いて構いません。
また、適当な台詞が思いつかない場合は要点をまとめて箇条書きにするのも可です。


ダイブポイントの初期値は1000です。増減はありません

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<Diver>
 Vital Signs: Normal
 Consciousness: Hypnotized

<Revatail>
 Install Point Scanning: Completed
 Consciousness: Tranquilized

DHW Connection Established.
Determining Dive Level. . . Done

Initial G.W.C.: 001620Hmag/s
Start Frequency: 000022480Hz (Lv. 1)

Extracting Cosmosphere. . . OK

The dive got start successfully.

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 BGM:Luna~conflict~
 ※GM自作音源※




一寸先は闇
そんな言葉を形容したかのように、視界が閉ざされていた。

この世界は、生きているのだろうか?

そんな世界で、一つだけ輝きを放つ場所があった。
岩が円を描くように並べられており、その中心には一際大きな円板状の石が置かれている。
その表面だけは不自然なほど綺麗に磨かれていて、複数の真円と楕円が交わりあった模様が刻まれていた。
これは、レーヴァテイルの精神世界と現実世界とを結ぶ「ストーンヘンジ」だ。
その中央に、ダイバーは降り立った。



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   cosmosphere.LUNA.Lv.1
   Prelude : solo in The Darkness<序奏:ただ独り暗闇の中で……>


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            [雑談]では、自由行動です。心の護はまだいません

トトゥーリア:「ここが、ルーナの表面世界……
        降り立ったはいいがどこへ向かえばいいのだろう……
        ダイバーになるのは初めての試みだし……」


        Was yea ra wart mean yor.(あなたにこの歌を)


       「ダメだ、精神世界では詩魔法は使えないみたいだ
        とりあえず、ここで立ち往生しないで進みますか」

ストーンヘンジから出ようとするトトゥーリア。そこへ......

***:「あら~、こんなところに久しぶりのお客さんかしら?」

おおよそ子供と同じくらいの背丈。朱のワンピースを来た少女は、ややもすれば人間と同じだった。
背中に生えた、鮮やかな羽を除いては


トトゥーリア:「あなたは?
        名前を教えてもらえないかなぁ」

アリア:「私はアリア、ルーナの心の護よ」
トトゥーリア:「アリアね。ところで、ルーナは?」
アリア:「貴女の名前も教えてほしいわ」
トトゥーリア:「これは失礼しました、私の名前はトトゥーリア」
アリア:「トトゥーリアさん、ね。覚えたわ。

     ところで、貴女はここがどういう場所か知ってる?」
トトゥーリア:「ここは、ルーナの精神世界の内の表面世界......でしょ?」
アリア:「そこまで知ってるのね。なら、説明は必要ないかしら」
トトゥーリア:「大丈夫、私もダイブされている身だから……」
アリア:「今のルーナと同じ経験をしてるのね。

     さっきの質問だけど、私からは答えられないわ」
トトゥーリア:「分かっている、ダイバーが揺り動かさなければダメなんでしょ」

        ちなみにダイバーは初めてなの」
アリア:「あら、ダイブするのは初めてなの?
     それなら、やっぱり説明はしておいたほうが良いかしらね」
トトゥーリア:「じゃあお願いしてもらおうかな」
アリア:「ええ。貴女のためにも、ルーナのためにもね」


    「コスモスフィアとはレーヴァテイルの精神世界よ。
     顕在意識・深層意識のレベルを反映して階層構造となっていて、世界観はレーヴァテイル毎に大きく異なるの。
     心の護である私は、宿主の心の監視役で貴方の案内役なのよ。
     ここ、コスモスフィアでは、人格の異なる側面を反映する形で、異なる性格を持つ複数の本人が登場したりするわ。
     人格が違うとは言え、本人であることに変わりはないから、普段通り関わって大丈夫よ。
     また、コスモスフィアは本人の内面その物だから、レーヴァテイルにとっては自分の内面を曝け出していて、
     本来ダイブは強い信頼関係で結ばれたパートナーのみで行われるものよ。

     ……まぁ、ルーナはそこまで強い信頼関係は求めてないのだけれど……」


アリア:「これが、コスモスフィアについてね。何か質問はある?」
トトゥーリア:(しかし、今回は信頼関係がない同士で行うダイブ......何が起こるかわからない)
       「ええ、わかったわ」
アリア:「信頼関係がないと言うけれど、ルーナが拒絶してるならトトゥーリアさんはここに居ないと思うわ」
トトゥーリア:「そうなの?......わからないわ」
        ルーナが考えていることが......彼女......あまり喋らないから……」
アリア:「私はルーナの心の監視役なの。そもそもルーナが拒絶するなら、今ここで追い出しているもの」
トトゥーリア:「ということは、私は大丈夫なの?」
アリア:「今は、ね。でも、油断は禁物よー?」
トトゥーリア:「心得ました。
        ここで話すのも何だし、そろそろルーナを探しましょうか」
アリア:「あら、分かってるじゃないの」


再びストーンヘンジから出ようとすると、前方に明滅する球体が現れた。
それは、こちらを誘うように明滅を繰り返しながらどこかへ行ってしまう。
トトゥーリアは、見失わないうちにそれを追いかけて行った。


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ポインタ「夢想の街」に入ります。DPを50消費します
残りDP:950



 SE:ハープ音


明滅する光は、走っているうちに消えたようだ。
暗くてよく見えないが、どうやら街らしい場所にいることは確認できる
そして、どこからともなくハープの音が聞こえて来る

            [雑談]では、再び自由行動です。今度はアリアが一緒にいます

トトゥーリア:「なんだろう、このハープは......行ってみようかな。
        ……いい音、癒やされる」


 判定:【集中】 難易度:9
 【集中】ダイスロールをお願いします

 6+2d6 集中!
 (6+2D6) → 6+12[6,6] → 18


ハープの音を集中して聞き、音の発生源を探す。
どうやら、ここから遠くはないようだ。

アリア:「耳が良いのね」

早速、音がする方へ歩き出す。
視界が悪く途中で転びそうになるが、それでも進んでいく。
しばらく進むと、前方を照らす光が見えた。

ネル:「おや、こんなところに人がいるとは、珍しいこともあるものだ」
トトゥーリア:「ネルさん!?」

ネル:「たしかに僕はネルだけど、そういう貴女は?
    こんな暗い中で何も照らすものを持ってないとは、危険すぎるじゃないか」

トトゥーリア:「私はトトゥーリア、確かに転びそうになっちゃった、カンテラないかなぁ」
    ネルは小さく息を吐きながら
ネル:「仕方ないな。この懐中電灯を貸すよ。まだ電池は残ってるから、しばらくは大丈夫なはずだ」
    そう言って手に持っていた懐中電灯を手渡す。
トトゥーリア:「ありがとう、助かった」

ネル:「ところで、貴女はここに来るのは初めてかい?」
トトゥーリア:「ええ、初めてです」
ネル:「......この街、いやこの世界は、ずっと暗くてな。僕はそこそこ目が慣れてきたんだが、他の人はそうもいかないらしい。
    だから、こうやって懐中電灯などを使ってあたりを照らしながら生活をしているんだ」
トトゥーリア:「確かに不便ね」

ネル:「ところで、何を探しているんだ?」
トトゥーリア:「私?私はルーナを探しているの」
ネル:「何だ、姉さんを探しているのか。姉さんなら家でハープを弾いているはずだ。
    今も聞こえるだろう?」
トトゥーリア:「うん、聞こえるね」
ネル:「先ほどの素振りじゃ、音を頼りに探していたみたいだが、それだと注意が疎かになる。
    せっかくだし、僕が案内するよ」
トトゥーリア:「ありがとう、お願いね」

ネルの案内のもと、ハープが鳴る場所へと向かう。
しばらく歩くと、二階建ての家の前に着いた

ネル:「ここだ」
トトゥーリア:「ネルさんありがとう」

ネル:「では、僕はここで失礼するよ。まだやることも残っているからね」
    早足にどこかへ行ってしまう

視界が暗いせいか、既にその姿は見えない
トトゥーリア:「......ここにルーナが……」
        扉をあける

ポインタ「瞑想の庵」へ移動します。DPを100消費します
残りDP:850

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 SE:stop

 BGM:輪廻の調べ
 アルトネリコ2~世界に響く少女たちの創造詩~オリジナルサウンドトラック より





トトゥーリア:「失礼するよ」
家に入ると、ハープを弾くルーナの姿があった。

ルーナ:「あっ……」
     驚いた拍子に、ハープを弾く手を止めてしまう
トトゥーリア:「ルーナ、ここにいたんだね」
ルーナ:「......トトゥーリアさん、でしたよね。来るの......待ってた」
トトゥーリア:「そうだったの!? どうして私の名を......これから紹介しようとしたのに……」
ルーナ:「現実世界の記憶は......ここにはあるから。ここの記憶は残らないけど……」
トトゥーリア:「それなら、よかった。まあここの記憶は消えるから仕方ないね」


ルーナ:「私のコスモスフィア......歩いたんだよね?
     ......どうだった?」
     恐る恐る感想を訊いてみる
トトゥーリア:「くらかったなぁ」
ルーナ:「......そ、それ以外は?」
トトゥーリア:「ルーナのハープ、とてもよかった」
ルーナ:「あ……」
     少し照れている
トトゥーリア:「大丈夫、自信を持っていい」


ルーナ:「......ねぇ、どうして私にダイブしてくれたの?」
トトゥーリア:「それは、困ってるレーヴァテイルを放っておけなかったから。
        I.P.Dレーヴァテイルの沈静化、怖かったんだよね、私
        知ってると思うけど沈静化のチームに参加してたの」
ルーナ:「えっ……!?」
トトゥーリア:「それでルーナさんが怖い思いをしてしまった、と聞いてダイブしたくなったの」
ルーナ:「……」
     ハープを置いて、窓の近くへ行きます
トトゥーリア:「私の、私のせめてもの罪滅ぼし、ごめんなさい。
        うっ……うぅ……」

ルーナ:「トトゥーリアさんは......巻き込まれた側じゃないの?」

トトゥーリア:「仕方なかったの、天覇の活動資金を稼ぐために沈静化に参加してたの。
        だから私、レーヴァテイル沈静化して助けたくてさんかしたの!
       「でも心を閉ざしているレーヴァテイルもいると聞いて私……私!
        ルーナさん! あなたの心を開いてあげたい!」


ルーナ:(......この世界が暗い理由を、理解しているのね……)
     窓の外を向いたまま

トトゥーリア:「ごめん、感情的になっちゃったね」


ルーナ:「トトゥーリアさんが言うように、私が心を閉じているからこの世界は暗いの」
トトゥーリア:「うん、どうすればいいの?」
ルーナ:「この世界にはね、元々光があったの。それは本当に眩しくて、今の暗さは幻なんじゃないかってくらい。
トトゥーリア:「それは、どこへ……?」
ルーナ:「……」
     小さく首を振る
トトゥーリア:「そっか、わかった何も言わなくたってわかる、ありがとう」


ルーナ:「......一緒に来て欲しい場所があるの」
トトゥーリア:「わかった、ついていくよ」


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ポインタ「円舞広場」に入ります。DPを50消費します
残りDP:800


 BGM:Luna~conflict~




街から少し離れたところに、大きな広場があった。
辺りには赤、紫、青の花が所々に咲いていて、ここだけは他の場所とは違う雰囲気を醸し出している。


そして、その中心には何もはめられていない台座がある。
ルーナ:「ここにね、赤い宝石があったの。だけど今はそれが失くなって……
     世界は暗くなってしまったの」
トトゥーリア:「なんでないんだろうか……」
ルーナ:「……」
     分からない、とでも言うように首を横に振る
トトゥーリア:「だよね……」

トトゥーリア:「わかった、探すのを手伝うよ手分けしたほうがいいかな」
ルーナ:「心当たりがあるのは……」
    ・ストーンヘンジ
    ・いのちの塔
    ・夢想の街
    ・瞑想の庵
    ・円舞広場
    ・鎮魂の墓
    ・狂奏の荒野
ルーナ:「この7つ......かな」
トトゥーリア:「多いな……」
        それでも、探そう!」

ポインタ「いのちの塔」「鎮魂の墓」「狂奏の荒野」が解放されました

ルーナ:「私はここを探しているから、他のところを見て来てくれないかな」
     少し早口に、そう伝える
トトゥーリア:「わかった、見つかったらここで落ち合おう」
ルーナ:「……」


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トトゥーリア:「おーい、アリアーー」
アリア:「あら~、呼びまして?」
トトゥーリア:「赤い宝石の場所はわかるか?」
アリア:「そんな唐突に言われても困るわ
     というよりも、私は探さないわ。ルーナから止められてるから」
トトゥーリア:「だよね、わからないよね」

トトゥーリア:「それじゃあ虱潰しに探すか……」
アリア:「うーん、そうね......宝石なら、光に反射するんじゃないかしら?」
トトゥーリア:「光......あっ!
トトゥーリア:ネルからもらった懐中電灯を使えば!」
     アリアは半ば呆れたようにため息を吐いて
アリア:「そういうこと。分かったら、探しに行きましょ」
トトゥーリア:「ありがとう、助かった」


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  セッション C-1-2 2016.07.10
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☆イベント説明

探せるポインタは

・ストーンヘンジ
・いのちの塔
・夢想の街
・瞑想の庵
・円舞広場
・鎮魂の墓
・狂奏の荒野

この7つです

しかし、ネルからもらった懐中電灯の持ち時間の関係上、4つのポインタしか回ることができません
なお、同じポインタを探すこともできます。どこを何回探すかは、ダイバー次第ということです。
もちろん、ポインタの移動にはダイブポイントの消費を伴いますので、その点は注意してください。

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ポインタ「狂奏の荒野」へ移動します。ダイブポイントを100消費します
残りDP:700
残り探索回数:3




慎重に歩いていると、荒れ果てた土地が見えた。
残骸という残骸が散乱しており、何か大きな爆発が起きた跡のようである
アリア:「ルーナ、見せるに躊躇いがないわね......少し心配だわ」
     独り言のように呟く心の護

トトゥーリア:「宝石があるとしたらここかな?
        とりあえず探してみよう」

残骸をどかしながら、探索をすすめるトトゥーリア
しかし、それらしきものは見つからない

トトゥーリア:「なあアリア、ここには......ないのか?」
アリア:「先程も言ったけど、それは私には答えられないわ。探すのはトトゥーリアさんであって、私ではないもの」
トトゥーリア:「そうか……」

アリア:「......ねぇトトゥーリアさん。ここで何があったと思う? 貴女が想像できる範囲で答えてみて」
トトゥーリア:「こころが......壊れたのではないのかと思うんだ……」
アリア:「......さすがに、そこまで深刻じゃないわ」
      首を横に振って答える
    「でも……
     ルーナにとっては、忘れられない事の一つなのよ」}

トトゥーリア:「怖いと思うの……」
アリア:「怖い?」
トトゥーリア:「I.P.Dレーヴァテイルによってこんなことが起きたんだ......あくまで推測だけど」
アリア:「......正解よ。ここはルーナが遭遇したI.P.D.暴走の傷跡。
     隠したくても隠しきれない、一つの記憶なの」
トトゥーリア:「だからあるはずないってことかな?」
アリア:「いいえ、そういうことではないわ。
     ただ、感じてほしいの。貴女にこれを見せた事には、ちゃんと意味があるってこと」
トトゥーリア:「わかった……」


トトゥーリア:「もう少し探してみようかな」


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ポインタ「鎮魂の墓」へ移動します。ダイブポイントを100消費します
残りDP:600
残り探索回数:2

 BGM:輪廻の調べ



一つの明かりに照らされる、小さな小さな墓。
ただそれだけがあった。
墓の表面には何やら模様が刻まれている。

トトゥーリアは、墓の表面に刻まれた模様を見た

 判定:【第一紀成語】 難易度16
【第一紀成語】のダイスロールをお願いします

            [見学用]高っ いけどRTには余裕か
            [見学用]普通はクリティカル判定以外では読めない設定にしてあるのでw

 12+3d6 第一紀成語
  (12+3D6) → 12+9[1,2,6] → 21

刻まれた模様は、どうやらヒュムノス文字のようだ。
大文字と小文字の両方が刻まれていて、何かの固有名詞であることが分かる

 判定:【第一紀成語】 難易度22
 【第一紀成語】のダイスロールをお願いします

 12+3d6 第一紀成語
  (12+3D6) → 12+11[5,1,5] → 23

トトゥーリアは注意深くヒュムノス文字を読んだ。書かれていた名詞は……




人の名前と思われる三つだった
その下には、"Raklya" と書かれている

トトゥーリア:「これは......名前......もしかして......ここに書かれている名前は......I.P.Dレーヴァテイル?」
       「masaruは......違うだろう......じゃあこれは一体?」
アリア:「ごめんなさい、今は私の口からは教えられないわ……」
     心の護は、どこかへ行ってしまった
トトゥーリア:「涙する......かどう考えても制圧隊に殺されたとしか言いようがない」


       「いかんいかん、赤い宝石を探さなくては」


 判定:【幸運】 難易度10
 【幸運】のダイスロールをお願いします

 3+2d6 幸運
  (3+2D6) → 3+3[2,1] → 6

ダイス振り直し:奇跡消費 5 → 4
ダイス追加:奇跡消費 4 → 3

 3+3d6 幸運
 (3+3D6) → 3+4[2,1,1] → 7

目的の宝石は見つからなかった
諦めて、別の場所を探す事にする


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ポインタ「いのちの塔」へ移動します。ダイブポイントを50消費します
残りDP:550
残り探索回数:1


 BGM:Luna~conflict~



いのちの塔へやってきたトトゥーリア。
そこには、アリアがいた

アリア:「あら、ここにも来たのね」
トトゥーリア:「ここにはまだ訪れてないからな」
アリア:「しらみ潰しに探してるの? 確かに有効な手立てではあるけど、そうは問屋がおろさないんじゃない?」
トトゥーリア:「訪れていないのは3つそのうち2つは探した。となるとここだけだ……」
アリア:「訪れた場所にはない、と?」
トトゥーリア:「ええ。
        気になるところはあったけど保留にしてこっちに来た」
アリア:「是非、その気になる場所を聞いてみたいですわ。ついでに、どうしてそう思ったのかも」

トトゥーリア:「お墓......あの場所には彼女の悲しみが眠っている」
アリア:「でも、さっき行ったわよ? 同じ場所探しても、見つからないんじゃないかしら……」
トトゥーリア:「女の勘ってやつよ」
アリア:「ふ.......ふふふ。貴女も、面白い事を言うのね。でも、そういうのもありなのかしら......」
トトゥーリア:「でも見つからなくて、諦めてこっちに来たの」

アリア:「なるほど。ここで見つからなかった場合、次にどこへ行くかはもうお決まりで?」
トトゥーリア:「お墓よ」
アリア:「もう一度行く事に、迷いはないのね。ま、それも選択肢の一つですわ」
トトゥーリア:「さておき、そろそろ探そうか……」
アリア:「それがいいわ。ルーナは我慢強いけれど、それでも限界はありますもの」
トトゥーリア:「ええ、心配ですし」

いのちの塔の周辺を照らしながら調べていく。
しかし、ここにも目的のものは無いようだ

トトゥーリア:「ないようね」


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ポインタ「鎮魂の墓」へ移動します。ダイブポイントを50消費します
残りDP:500
残り探索回数:0


 BGM:輪廻の調べ



トトゥーリアはもう一度墓を訪れた

墓の周りを調べると、墓の後ろに二本のナイフが置いてあるのが分かった。
その柄をよく見てみると、先ほど墓に刻まれていたものとは違う名前が彫ってある




トトゥーリア:「なんだろう……」

 判定:【感知】 難易度:9
 【感知】のダイスロールをお願いします

 6+2d6 感知
 (6+2D6) → 6+7[1,6] → 13

ふと、どこからか足音が聞こえた

ネル:「貴女は、先ほどの……」
トトゥーリア:「ネルさん?なぜここにいるの?」
ネル:「......お参りさ」
よく見れば、あの広場に咲いていたものと同じ花を手に持っている


トトゥーリア:「この墓の名前との関係を教えていただきたいのですが」
ネル:「......すまない。僕もそれに関しては知らないんだ。おそらく姉さんが建てたもの......だろうが」
トトゥーリア:「わかった......じゃあこのナイフは?HALTEと書かれているけど」
ネル:「......父だ。
    それにしても、こんなところにあったのか。どうりで見つからないわけだ」
トトゥーリア:「ルーナがやっちゃったのかな」

ネル:「......そういえば、姉さんはどこに? 家にも姿がなかったのだが」
トトゥーリア:「ルーナなら広場にいる」
ネル:「広場? あぁ、あそこは姉さんもお気に入りの場所だったからな……」
トトゥーリア:「そうなのか……」
ネル:「僕はもう少しここにいる。それと、そのナイフを返して頂けないだろうか?」
トトゥーリア:「わかった」
        持ってたナイフを渡した
ネル:「助かるよ」
    ナイフを受け取ると、墓の前に花を添えていく。もう話すことはないと、その背中は語っていた。

トトゥーリア:「教えてくれて、ありがとうね」
ネル:「……」
    静かに手を合わせて、祈りを捧げている


トトゥーリア:「さて、話も済んだしそろそろ探そうか」


もう一度、注意深く探していく。
先ほどは見なかった部分も含めて、丁寧に見て回る
しかし、いくら探しても見つからなかった

仕方なく、その場を後にする

ポインタ「円舞広場」に入ります。DPを100消費します
残りDP:400

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 BGM:stop



結局、何の成果もなく広場へ戻ってきたトトゥーリア。
ネルに貸してもらった懐中電灯も、切れかけている
トトゥーリア:「ただいま……」

その時、何かの光がトトゥーリアの目を照らした

ルーナ:「っ!」
トトゥーリア:「ん?」

もう一度その場所を照らすと、確かに何かに反射して明後日の方向を光が照らす
よく見てみると、ルーナが宝石を持っているのが分かる

トトゥーリア:「ルーナ、その手に持ってるのは?」

ルーナ:「......ごめんなさい……」
トトゥーリア:「......えっ?」


 BGM:星降る夜に
 アルトネリコ3~世界終演の引鉄は少女の詩が弾く~オリジナルサウンドトラック より


ルーナ:「本当は、私がずっと持っていたの......。誰にも、私の中は見て欲しくなかったから……」
トトゥーリア:「でも結局は見てしまった……」
ルーナ:「......あれは、ほんの一部よ。まだまだ、見せてないものはたくさんあるもの」
     その言葉を否定してから、トトゥーリアに歩み寄る
     貴女を騙すようなことして、本当にごめんなさい…….」
トトゥーリア:「私はルーナを攻めることはしないしあなたを尊重する......それだけ……。
        正直に話してくれて、ありがとう」

ルーナ:「ねぇ……
トトゥーリア:「うん……」
ルーナ:どうして貴女は、こんなに疲れるまで探していてくれたの? 見つかる保障なんて、どこにもなかったのに」
トトゥーリア:「......そんなこと......言わないで!」
突然の大声に、ルーナは体を竦ませてしまう

トトゥーリア:「だって、ルーナが困ってる、だから助けたい。その気持ちが私の動力源だから一生懸命探せた苦労もした」
ルーナ:「......こんな私でも?」
トトゥーリア:「私はさっきも言ったけどルーナを助けたい。
        I.P.Dレーヴァテイルの暴走事故で心に傷を負ったルーナを助けたい……罪滅ぼしがしたい! それだけなの」}
ルーナ:「......そう」
     小さく息をつく
トトゥーリア:「あれだけ綺麗にハープを弾けるルーナをますます放っておくことはできない!
        楽しく弾いてほしい! 私からのせめてものお願いよ。だから、一緒に頑張りましょう」

トトゥーリア:「だから......よろしくね」
ルーナ:「......そんな風に思えるのって、やっぱりすごいね......。私には、到底出来そうにないもの……」


トトゥーリアは、そのままルーナに抱きついた


ルーナ:「えっ……?
     トトゥーリアさん……?」
トトゥーリア:「そのための私でしょ? 二人なら出来るよ、だから、一緒に頑張ろ?一歩でもいいから」
        私ね、ルーナのことが好きなの」
ルーナ:「どう......して?
     まだ会って間もないのに、どうしてそう思えるの?」
{トトゥーリア:「あなたの心に寄り添いたいから。

        ねぇ、私じゃだめなのかなぁ?」
ルーナ:「......ううん、そんなことない……。
     貴女となら、一緒に居ても大丈夫」
トトゥーリア:「ありがとう……」


言い終えた時、ストーンヘンジから眩い光が発生した


ルーナ:「あれは......パラダイムシフト……」
トトゥーリア:「ストーンヘンジへ、行こっか」
ルーナ:「......うん」

そういえば抱きついていたな、と気づいてそれをやめた

ルーナ:「あ、その前に……」
トトゥーリア:「どうしたの?」
ルーナは宝石を持つ手を、トトゥーリアに差し出した
トトゥーリア:「これをはめなきゃいけなかったね。忘れてたよ」
ルーナ:「疲れてるところ悪いけど、あそこに嵌めて来てくれない......かな?」
トトゥーリア:「お安い御用さ、任せて」



トトゥーリアは、受け取った赤い宝石を嵌める

すると、宝石は強い輝きを放った。
その色はさらに鮮やかになって、さらに目を開けられないほどの光を発する

再び目を開けるた時には……





世界は既に明るくなっていた
トトゥーリア:「さあ、改めて行こうか、ストーンヘンジへ」
ルーナ:「......うん」


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ポインタ「円舞広場」に入ります。DPの消費はありません




ストーンヘンジから立ち上る光は、勢いを失うことなく輝きを放ち続けている
まるで、二人を祝福するかのように

(にしてもこんな世界が......綺麗だ)
トトゥーリアはルーナと一緒に歩いてきて、そう思った。

トトゥーリア:「さあ、この光に入ればこのレベルは終了だ……」
ルーナ:「……」
     少し考えている

    「私ね......少し諦めかけてたんだ……」
トトゥーリア:「どう、して?」
ルーナ:「あの墓、見たでしょ? あれに書いてあったのは、これまで私にダイブして失敗していった人の名前なの……。
     もう3回も失敗して、やっぱり私はダメなんだなって……」
トトゥーリア:「そうだったんだ……」

ルーナ:「そこへ、貴女が来た。私はこれまで同様に、どこかで失敗するんだろうなって思ってた」
トトゥーリア:「失敗したとしても、私は諦めない、大丈夫、絶対に逃げない」
ルーナ:「......その真っ直ぐな気持ち、すごく伝わった。私に、信じる気持ちを少しでも思い出させてくれた。だから……」
     私も、それに応えようって思ったの。すごく、嬉しかったから……」
トトゥーリア:「信じてもらえなくてもいい。私はあなたに尽くすわ


        Was quel ra wart mean yor.


        ......おまじないよ」

ルーナ:「......ありがとう」


ルーナ:「それじゃ、私そろそろ行くね」
トトゥーリア:「うん」
ルーナ:「あ、一つだけ……」
     足を止めて振り返る

    「……また、ここに来てくれるかな……?」

トトゥーリア:「もちろん、あなたが望むなら、どこでもいくよ」
ルーナ:「......ありがとう」

トトゥーリア:「Hartes yor!(親愛なるあなたへ、行ってらっしゃい)」

そして、ルーナは光の中に足を進めていった
その姿は消えていく

入れ替わるように、誰かが現れた

***:「......本当にありがとう、トトゥーリアさん。
     貴女のおかげで、ルーナの心は一つ成長した。誰でもない、貴女のおかげです」
トトゥーリア:「どういたしまして。ところであなたは? なぜ私の名を?」
ルーナ :「私はルーナ。でも、貴女の知らないルーナね。 もっと深い階層まで潜ったら、また会えるかもしれない」
     私はルーナであって、『この層のルーナ』ではないの。でも、貴女のことは知っているわ」
トトゥーリア:「わざわざありがとうね、いつかまた、お会いいたしましょう」
ルーナ :「ええ、ルーナのこと、よろしくお願いしますね」
     いい終わると、眩い光とともに消えてしまった



トトゥーリア:「なんだったんだろう……」



       「まあいいっか」


トトゥーリアも、未だ立ち上る光の中へ入る。
次第に薄れていく意識の中で、確かに世界は明るくなっているのを感じた





この世界の中で、何が待っているのかは、全く想像もつかない。
しかし、これだけははっきりと分かっているものがある。それは......
「ルーナがトトゥーリアを受け入れた」ということだった
この世界は、着実に変わろうとしていたーー

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 BGM:未知への期待




cosmosphere.LUNA.Lv.1 – Prelude : solo in The ice shell – Cleared.
ルーナのコスモスフィアレベル1<序奏:冷たき殻で、ただ独り……>が[ダイバー]によって完了されました。

ルーナのダイブレベルが1になりました。
ルーナは経験点を5点獲得しました。

トトゥーリアのダイブレベルが1になりました
トトゥーリアは経験点を5点獲得しました

ダイブを終了します。お疲れさまでした。

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 BGM:起動




意識を取り戻したトトゥーリアは、ダイブポッドから身を起こす

トトゥーリア:「終わった……」

ルーナは既にダイブポッドから出ていて、何やらネルと話していた

ルーナ:「あの......トトゥーリア......さん」
しどろもどろになりながらも、トトゥーリアに話しかけるルーナ
トトゥーリア:「ルーナ!
        どうしたの?」

それを見たネルは、盛大に驚いていた
ネル:「いや、ちょっと待ってくれ、トトゥーリアさん」
トトゥーリア:「どうし、ました?」
ネル:「礼を言わせて欲しい。ルーナが、誰かに自分から話しかけるなんて、今までほとんどなかったんだ。
    本当にありがとう」
    深々と頭をさげる
トトゥーリア:「とんでもない。例を言われることではない、まだ始まったばかりだ」

ルーナ:「ねぇ、ネル。少し、彼女と二人きりにさせてくれない?」
ネル:「......ああ。場所は......どうしようか」
ルーナ:「トトゥーリアさん、時間は大丈夫?」
トトゥーリア:「ええ、平気よ」
ルーナ:「なら......私たちの家で話しましょ。ネルは、もちろん話には入ってこないでね」
ネル:「あ、ああ......もちろん。
    トトゥーリアさんは、それでもいいかい?」
トトゥーリア:「いいよ」
ルーナ:「じゃぁ......行きましょう」

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 BGM:星降る夜に



ルーナはトトゥーリアを連れて自室に入り、鍵を閉めた
そこには散乱した楽譜と、ハープが置いてある

ルーナ:「あっ……」
それをみたルーナは、せっせと片付けを始めた
トトゥーリア:「手伝うよ」
ルーナ:「ううん、いいの。これさえやれば......っと」
ある程度片付け終わると、床に座った

ルーナ:「ごめんね、こんな場所で」
トトゥーリア:「いいっていいって大丈夫」

ルーナ:「……」
     少し言葉を考えているようだ
トトゥーリア:「……」
ルーナ:「貴女は......私のためにダイブしてくれたんだよね? 貴女自身のためにも」
トトゥーリア:「ええ」
ルーナ:「何となく......そんな感じがしてるんだ。ダイブの前は、そうでもなかったのに……」
トトゥーリア:「事情を聞いて……やらなきゃと感じたんだ」
ルーナ:「それは、どうして?」

トトゥーリア:「私は、天覇の活動資金を得るためにレーヴァテイルの鎮圧に加担してたから。
        怖い思いをさせてしまったから。それはわたしのせいだと感じてダイブしたくなった」
ルーナ:「私が巻き込まれたことを、気にしてるの......? でも、貴女がはじめて来たのは五年前よね?」
トトゥーリア:「そうだね」
ルーナ:「でも、私が事故に巻き込まれたのは六年前よ。貴女が気にする必要はないはず……」
トトゥーリア:「気にする」
ルーナ:「......どうして? どうして自分に無関係なことまで気にすることができるの?」
トトゥーリア:「私が所属している天覇は自分の持てる力の最大限を活かして世の中を良くしろという経営理念がある。
        それもあるし個人的にルーナが好き。私はその人の助けになりたいと思えたから」

ルーナ:「やっぱり......貴女は眩しいわ。とっても……」
トトゥーリア:「そんなことはない。私はただのグラスメルク士」

             [雑談]ただのグラスメルク士がシルヴァホルンの複製を作れるものか……

ルーナ:「ねぇ......私、ダイブの最後に何か言ってなかった?」
トトゥーリア:「なにも言ってなかったよ、大丈夫」
ルーナ:「そう......かな。多分、ダイブに関することだったと思うんだけど……。
     なかなかその言葉が出てこなくて……」
トトゥーリア:「いいえ、なにも言ってなかった、気にしなくていい」
ルーナ:「......そういうことにする。

     時間も遅いし、そろそろお終いにしましょ。外まで送る」
トトゥーリア:「ありがとう」

トトゥーリアはルーナとネルに見送られて、帰途に着いた

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            [雑談]というわけで、CS-Lv1 終了です。お疲れ様でした
            [雑談]お疲れ様です

            [雑談]さて、早速質問ですが、Lv2にダイブしますか?
            [雑談]行きます
            [雑談]即決......了解です
            [雑談]Lv2までは、かなり時間を頂くことになります

            [雑談]それにしても……
            [雑談]熱いロールプレイありがとうございます。
            [雑談]いえいえ
            [雑談]トトゥーリアさんの真っ直ぐな想いは、今後も間違いなく力になると思います。それくらい良かったです。
            [雑談]GMとしても、ぐっと来るものが……

            [雑談]次回のLv2では、さらに上のロールプレイを期待していますよ
            [雑談]ほい!
            [雑談]とはいえ、ちょっと「ん?」となるセリフがあったのも事実。
            [雑談]クリティカルダウンまでは行きませんが、少しだけルーナとしては気になる部分もありました故
            [雑談]すみませぬ
            [雑談]ロールの技術面の話ではないですよ?台詞の内容の話ですから
            [雑談]はい、そこが難しいから面白い
            [雑談]そこも含めて、コスモスフィアを楽しんで頂ければ
            [雑談]はい!


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ストーリー > C組:Lv1
最終更新:2016年09月12日 21:13