第2南十字星部隊へようこそ
ジャクソン・ダヴィオン元帥
「招集に応えてもらい感謝する、司令官。
「招集に応えてもらい感謝する、司令官。
私はジャクソン・ダヴィオン元帥、第2南十字星部隊の一員だ。ケストレル・ランサーズという呼び名の方が知られているかもしれないな。ソーテック大佐によると、君たちは私の指揮下で独立したバトルメック分隊として契約を締結することになるそうだ。君の参加を歓迎する。我々にはどんな助けでも必要な状況なのだ。
率直に言おう、司令官。ケストレル・ランサーズは苦難の時を迎えている。私の前任者はドラコ連合との国境に配属されており、第三次継承権戦争の際に、この隊はクリタ家の襲撃で大きな被害を被った。現在も表向きは南十字星部隊における一個大隊として存在しているが、現実にはダヴィオン国王が人員不足を理由に活動停止を検討している状態なのだ。
積極的に人員採用を進めてきたが、やはり経験豊富な兵士がいないと、安心して仕事を任せられる中核部隊の編制ができないし、新しい人材も育てることが出来ない。ガラハッドウォーゲームでの君たちの活躍をまじかで見て、君たちの部隊こそ、まさに今のケストレル・ランサーズに必要な部隊だと確信したよ。君たちとは傭兵として契約したが、正式には私の指揮下にある特殊作戦用バトルメック中隊としてケストレル・ランサーズの名簿に加えられる。部隊を再建する間、敵に部隊の強さを印象付けたいという狙いからだ。
メックと武装を準備して最寄りのジャンプポイントに向かってくれ。AFFSはコマンドサーキットをチャーターして、君たちを南十字星部隊の本拠地であるミラに連れていく。万全の準備をしておいてくれ、司令官。ハンス・ダヴィオンとメリッサ・シュタイナーの結婚を控え、AFFSは限界態勢を敷いている。ミラに着いたら、詳しい説明をしよう。」
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