myownwords <私見雑記帳>
ビブラート
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ビブラート
音の音程や音量を震わせることによって、音に彩りを添える音楽技法。
歌、弦楽器、管楽器では多かれ少なかれほとんど用いられる。
打楽器についてはビブラフォン以外は通常ない。
そして、管楽器で用いられるケースが少ない特殊な楽器が、またクラリネットだったりする。
ただし、クラリネットのビブラートはやってはいけないものではなく、効果的に使えば非常に有効な手段であると思うし、奏者/国によって使う、使わないが分かれるところである。
でも、ビブラートなしでも十分に心に響く、という点は、クラリネットの特徴のひとつだと思う。
ただし、クラリネットのビブラートはやってはいけないものではなく、効果的に使えば非常に有効な手段であると思うし、奏者/国によって使う、使わないが分かれるところである。
でも、ビブラートなしでも十分に心に響く、という点は、クラリネットの特徴のひとつだと思う。
ビブラートのかけ方(管楽器)
管楽器でのビブラートのかけ方には大きく2種類ある。
ひとつは、息の量(強さ)を揺らすことで主に音量に振動を与える方法、そしてもうひとつが、アンブシャー*を変化させるなどして主に音程に振動を与える方法。
ひとつは、息の量(強さ)を揺らすことで主に音量に振動を与える方法、そしてもうひとつが、アンブシャー*を変化させるなどして主に音程に振動を与える方法。
が、私としては、(クラリネット吹きだが)両方出来るようになるのがよいと思う。
前者はお腹を使う練習になるし、後者はアンブシャーの自由度を持たせる練習になる。
そして、「効果的な場面で」使い分けることで、より表現の幅が広がるのではないか。
前者はお腹を使う練習になるし、後者はアンブシャーの自由度を持たせる練習になる。
そして、「効果的な場面で」使い分けることで、より表現の幅が広がるのではないか。
ビブラートのかけ方(弦楽器)
オーケストラなどで弦楽器を見ていると、しきりに左手を揺らしているのに気がつくと思うが、弦楽器はあれでビブラートをかけている。
いつもあんなに揺らして手がおかしくならないかと他人事ながら心配になるが、、、^^;
いつもあんなに揺らして手がおかしくならないかと他人事ながら心配になるが、、、^^;
なお、友人が、クラリネットを吹きながら指を揺らしていたのを見たことがあるが、クラリネットでは指を揺らしても(穴の面積を変えたりしない限り)基本的には効果はない(笑)。気分の問題、あるいは、指を揺らすことで楽器、ひいてはアンブシャーが揺れることによる間接的な効果のみである。
ビブラートのかけ方(キーボード)
キーボードによっては、キーボードを押す強さによって音量が変化するので、押す強さを変化させることで、ビブラートの効果が得られるかもしれない。
ただし、音色によっては、すでになにもせずともビブラートがかかっていたりする。
また、ピッチベンド用のキーがついている機種ではそれを用いてビブラートをかけることが出来る。
ただし、音色によっては、すでになにもせずともビブラートがかかっていたりする。
また、ピッチベンド用のキーがついている機種ではそれを用いてビブラートをかけることが出来る。
ビブラートの速さ、深さ
ビブラートの速さ、深さは、場合に応じて変化させるべき、と思う。
速さや深さを変えるとまったく印象がかわってくる、繊細なものだ。
同じようなビブラートしか出来ないと、せっかくビブラートをかけても、単調な印象を与えてしまうかもしれない。
速さや深さを変えるとまったく印象がかわってくる、繊細なものだ。
同じようなビブラートしか出来ないと、せっかくビブラートをかけても、単調な印象を与えてしまうかもしれない。
??
クラリネット奏者のくせにビブラートについて語りすぎたか。。。^^;
記: 2009/03/18