ヴォイドカンパニー

登録日:2025/07/31 Wed 23:22:21
更新日:2025/08/02 Sat 11:11:44NEW!
所要時間:約 12 分で読めます





ヴォイドカンパニーは、Nintendo Switch 2でのドンキーコングシリーズ作品、ドンキーコング バナンザに登場する会社。
本作の悪の組織。


概要

「地上最強の採掘会社」を自称する、ヴォイドコング率いる会社。
本編では二人しか社員がいなかったが、他にはいないらしい。

星の中心へと向かうことを目的としており、バナモンドの力に目を付けて各地で奪ったり、各地にペグを刺すことでカチカチを広げてDKたちの妨害をしたりとなかなかにえげつない作戦を展開する。
バナモンドに関してはただのエネルギー源としか考えていないフシがある。

何気にシリーズでは初となる敵対するコングの組織である。


構成員

ヴォイドコング


よくも逃げたなッ ポリーン!

さあ オレのもとへ戻ってきなッ!

CV:林勇

社長。コングとは言うがかなり小柄で、目の大きさからアイアイとかメガネザルっぽい。よく見ると歯も金色。
その血走ったデカい目は誰かを彷彿とさせる。
服装も豪華なものを纏っており、常にバナナ型の浮遊ボートに乗って移動している。
剥いたバナナのようなリモコンで地形を操ることができる。

せっかちで強欲で声がうるさいというテンプレ的な嫌なやつ。
とにかく星の中心へ行くことを目指し、それぞれの階層や住民に迷惑をかけまくる。
とは言え無能というわけでなく、自ら各地に大量のチラシを貼るなど行動力はかなり高く、知恵もかなり回るほう。
やっていることは恐ろしいものの、どことなく小物感があることは否めないが…?


戦闘では地形の操作や雑魚敵の召喚などを行いドンキーの行く手を阻みつつ爆発する金のミサイルで攻撃してくる。
戦闘の余波で周りが滅茶苦茶になってもお構いなしでがむしゃらに攻撃するため、却ってドンキー達にチャンスを与えてしまうこともしばしば。
基本的に地形頼りの攻撃ばかりなので本体は例によって脆く、他のボスに比べて明らかにゲージの減りが速い。

ある程度体力が減るとペグを3つ召喚し、自身にバリアを張る。
基本的にゴリ押し上等な本作でも随一のトリッキーさを誇り、ゴリ押しでの突破は危険。それゆえに本作でもかなり強い部類に入る。


グランピーコング


社長の邪魔は させねぇ…

コイツが相手だ

CV:林大地

ドンキーコングより更にデカい、厳つい顔をした部下。
基本的に戦闘員は彼が作成している。各地にモニュメントを作るなど手先は器用。

その厳つい見た目に反し、職人気質で武人のような性格をしている。
自身の作品がやられた際には特にあがくこともせず、潔く負けを認めてリベンジを誓うなどそこまで悪い奴ではない。
植物にも詳しく、生物兵器も作れるようだ。

自身が戦闘に赴く際は、その場で櫓を作成してその上部に陣取る。
しかし下半身のほうが脆く、破壊される毎に高度が下がっていく。
頭部まで崩して落とすと中で操縦していたグランピーが目を回すのでこの隙に殴りまくろう。たまにツルハシでの回転攻撃でカウンターをするが結局目を回す。
破壊するのに時間がかかる分、効率よくやればワンターンで倒せる。


ポッピーコング


私は ヴォイドカンパニー 秘書…

ポッピーコングと申します


美しき秘書。キャンディーコング並みに頭身の高い女性コング。
主に地下世界の情報収集を行うが、たまに自身も前線に出るなど戦闘もできる。

クールな性格をしており、サービス残業はしないタイプ。
そのため、普通に出くわしても特に戦闘はない場合もある。
社長がアレなので内心快く思っていないようだ。

戦闘では特殊な香水を使い、自身の身を隠して高速突進を繰り出す。
かなり素早いが、香水のかけ直し時に隙をさらす。
突進中でも攻撃が当たればその場でひるむ。なので結局ゴリ押しに弱い。


主な自社製品

雑魚敵

地下世界に蔓延る敵達。住民の口ぶりから大多数は元々はいなかったらしく、恐らくヴォイドカンパニーの影響だろう。
金色の骨格の外部に、素材を貼り付けるような形で制作されているようだ。
トゲや溶岩といった接触ダメージのある地形で出来ている個体はかなり厄介。

  • アンチコ
アリのような敵。
倒すとケツに入っている素材を落とす。

  • モルボロ
平坦な円柱のモグラっぽい敵。
地に潜り、ドンキーの足元から飛び出してくる。
飛び出す際に背中からトゲを出すので避けないと危険。

  • クロコイド
ワニの顔のような装甲をした敵。…ワニ?*1
顔だけのやつと顔と胴体のあるやつの2種類がいる。
右手に持った素材付きの棒を振り回して攻撃する。たまにバックステップで間合いを取ってくる。

  • バゾ
空を飛ぶ虫。
持っている物を投げつけてくる。
キャッチして投げ返すと倒せる。

  • ピーカボー
地形への擬態能力を持つカラフルなタコ達。
ドンキーにひっつき電気ダメージをじわじわ与える。
ローリングタックルでも倒せる低体力。

  • ストンプ
猿の頭部に足が生えたような雑魚。
その名の通りドンキーに強烈なスタンプを叩きこんでくる。

  • ノーチロ
丸く装甲を纏った敵。本体はアンモナイト型の骨格。
ローリングタックルを繰り出す。
中身は転がすと素材を破壊しつつ転がっていく。

  • バタロ
ガムの羽をした蝙蝠。
空中からのきりもみ突進が攻撃技。
羽に物が付着すると重みで落下してしまうのが難点。

  • ムンチー
穴から出てくるムカデっぽい敵。
素材の胴体を伸ばして噛みつく。
胴体を砕くことであっさりと倒れるが無限に出てくる。
うまく誘導すれば自身の体を食い破って自爆する。

  • トレフィン
サメっぽい敵。
突進時にロケット石を軌道に残す。隙をさらす時間がかなり長い。
倒すとふっとんだ軌道にロケット石の橋を残していく。
攻撃手段が弱いこともあって基本的に有益なキャラクター。
サメはサメでもこれではジンベエザメである。


+ ネタバレ注意
  • トラプチュラ
金属の檻の身体をした蜘蛛っぽい敵。
体から棒状の地形を出して回転させる。
弱点は上部の金属でない箇所だが、体にはトゲが生えているので普通に上ることはできない。

  • グルミノ、イルミノ
サソリっぽい敵。
非常に頑丈なボディをしており普通には倒せないが、それぞれ光と影に触れると石化して倒せるようになる。

  • ウォーロ
ヴォイドコングの顔がある壁。
普段はただの壁に扮しているが、近づくと正体を表し倒れこんでくる。

  • マッキー
ナメクジっぽい敵。
身体はバイキンで構成されており、口から飛ばすバイキンには触れると危険。
ダブルミーニングで塩に弱い。
近年のドンキーコングシリーズではあまり見かけないタイプの敵だが、レア社が開発を担っていた頃にはこういったなんか汚い敵デザインが多く、懐かしさを感じた人も多いかも。


兵器

  • カチカチを発生させる装置
ヴォイドカンパニーのロゴが描かれた無難なタンク。
ここからガチガチを発生させる。

  • ペグ
ヴォイドコングの顔のペグ。バナモンド3個分のエネルギーを持つ。
これを地面に刺すことで周囲をガチガチにしてしまうだけでなく、下層へと繋がる道を塞ぐことができる。
簡単に破壊できないよう、一部箇所では鍵で開くシェルターも用意されている。

  • テープ
遺跡の扉やガチガチ発生装置に張り付けられているテープ。
ポリーンの歌声によって除去できる。

  • マッドミキサー
ミキサーに張り付いた岩。自我があり、戦闘開始前に目を見開く。
こいつとはトロッコでの戦闘となる。
自身の周りに岩を発生させて防御しつつ、たまにレーザー攻撃をしかけてくる。
爆弾岩に弱い。

  • マッドミキサー改
マッドミキサーの改良版。
新たにバイキンの盾を張るようになった。


ボス

ヴォイドコングの顔をした黄金のコアを用いる。バナモンド5個分のエネルギーを持つ。
手持ちサイズから巨大なサイズまであり、割と自在にサイズを変更できる。
このコアに、地形や雑魚敵をくっつけることで戦闘兵器となる。
こいつ自体が更に深くへとつながる道を塞ぐ鍵なので、倒すと道が開ける。
仮面型の洗脳装置にもなるようだ。

ボス登場時には社の提供が下部に表示される。

  • ピーカブルーザー
大量のピーカポーがくっつくことで誕生した巨大な四角いタコ。
戦闘中も口からピーカポーを発射しドンキーの邪魔をしてくる。
移動時にたまにずっこけるのでその時がチャンス。
コアが露出すると丘を作り上へと逃げ出す。

  • ストンペラー
ストンプを巨大化させたような敵。
足が二本になっており、バランスを崩そうにも普通に片足で耐えてくる。
後半では足をコンクリートに変える。

  • トレッドノート
巨大なノーチロ。
普段は溶岩を纏っており接触できないが、雪を食らうと冷却されて動けなくなる。
露出した中身は急いで脆い雪で上へと逃げ出していく。

  • アブラカジャブラ
コアに絡みついた毒々しい色合いの植物。
花のつぼみを通して自身を移動させることができる。
身体のツタを伸ばして攻撃するが、この上に乗ってコアのもとまで向かうことができる。
もちろんただで向かえるわけがなく、ツタにトゲや茨を生やしたり毒水を伝わせたりしてくる。
ただダチョウバナンザを使うと…

+ ネタバレ注意
  • 怪鳥ウェザード
この階層にいた司鳥ウェザードにコアでできた仮面を付けて洗脳した。
仮面のデザインは蝙蝠っぽい。
口から素材を垂れ流したり竜巻をおこしたりしてくる。

数回遭遇し、2度は戦闘の途中で逃げ出してしまう。体力は引き継がれており、徐々に仮面がボロボロになっていく。

  • ピーカブルーザー改
ピーカブルーザーの改良版。
地形をピーカプーに変える嫌らしい技を覚えた。
それ以外はそこまで変わっておらず相変わらずゴリ押しでいける。

  • ハーモニーレ
超巨大なイーレベータ達の親玉みたいなやつ。
ヴォイドカンパニー製の仮面によって洗脳されており、ポリーンを吞み込み内部で監禁した。
しかし音の階層から流れる十八番によって洗脳が解除され、もとの陽気な性格に戻った。
実はイーレベータJR.の父親。つまりイーレベータの夫…?

  • マッキーマック
マッキーの親玉的なやつ。
他のボスに比べると本体は小柄だが、周りのバイキンを取り込むことで巨大化する。
口からバイキンを飛ばしたりばらまいたりし、その跡からマッキーを召喚したりと嫌らしい攻撃をしかけてくる。
マッキー同様塩に弱く、根元にかけるとコアに届きやすい。

会社の沿革

基本的に巨大な土塊を操作して地下へと進んでいく。
その土塊を動かすエネルギーに、バナモンドが使われているのである。
スピーカー機能もあるらしい…?

  • 過去
もともとは弱小企業*2であったが、ある日偶然にもバナルートの根っこを発見しそれをもとに大儲け。
そして現在に至る地位にまで上り詰めたという。
どこからか星の中心のことを知ったのか、辿り着くためのカギとなるポリーンを捕獲。岩にして固めるも逃がしてしまう。

  • チュートリアル(インゴス島)
巨大な土塊に乗ってインゴス島に襲来。
台風を起こしつつインゴス島を地下に沈めてしまう。

  • B10F(落下したインゴス島)
彼らの刺したペグの爆発によって鉱山が全壊してしまった。

  • B100F 貯水湖の階層
下層に流れる水路を栓で封じることで水嵩を減らし、底に沈んでいたバナモンドを奪い取る。
B102Fで初めてドンキーコングと遭遇。
ポリーンに自分の元に戻るよう言うが、彼女はDKと共に星の中心を目指すといい拒否するのだった。

  • B300F 荒野の階層
地下のミキサーを暴走させ、バナモンドから得られるエネルギーを手に入れようとする。
ついでに岩肌に3人の顔像が彫られていた。
道中ではグランピーコングが足止めをしてくる。

  • B500F 氷河の階層
コンプレッサーを暴走させる。
ポッピーコングが出動。

  • B600F 原生林の階層
下層で毒を垂れ流す植物を配置し、毒沼へと変えてしまう。

  • B700F 合流地点の階層
ここでエネルギー切れにより土塊の下降がストップ。
グランピーに修理させているが、そもそもエネルギー切れなので彼がどうこうできる問題ではない。
そうこうしているうちにドンキーとポリーンに追いつかれてしまう。

しかしここでヴォイド自らが動く。上の階層からバナモンドを奪い取る凶行に走る。
そのあとを追いかけてくるドンキーに挑むも、最終的に敗北。
ここでようやくDKの名を覚え、ポリーンの”本当の力”を示唆しつつエネルギーの充電完了した土塊に乗って下層へと下っていくのだった。
そしてこの辺りから更に手段を選ばなくなり始める。



ここから先は「ドンキーコング バナンザ」中盤~終盤のネタバレが大量に記載されています。
まだ未クリア・未プレイ・未試聴の方は閲覧注意&ブラウザバック!


















  • B900F 暴風の階層
この階層にいた司鳥ウェザードを操り、階層に大暴風を巻き起こす。

  • B1000F 投棄場の階層
グランピーがピーカブルーザー改を差し向ける。

  • B1200F 砂漠の階層
上部にてポッピーコングとの再戦。
以前よりも更に複雑な軌道で翻弄してくるも、新たなバナンザを得たドンキーには敵わず敗北。



まったく… ワリに合わないビジネスだね

…やめやめ アタシは降りた


ここで本来の性格をドンキー達に見せるようになり、自主退社を決意する。
以降は気だるい雰囲気を見せつつも敵対はしなくなる。


下層ではグランピー自らが改良した兵器で挑んでくる。
今度はグルミノの身体の素材をもとに作られており普通にはダメージを与えられないが、天井から漏れ出る光に当たると脆くなるため、光に誘導するか光源を増やすことが攻略の鍵となる。


…ここまで か…


倒した後は話しかけることができる……と思いきやそこにハーモニーレが襲来。ポリーンを呑み込んでしまいそれどころではなくなってしまう…
ポッピーコングの話によると、度重なる敗北により心が折れ、自主退社した模様。
しかしその創作心はまだまだ衰えていないことも示唆される。

  • B1300F 音の階層
先程の地割れによってポッピーも落下し、捕まっていた。
彼女を助けると、遠回しにドンキーに協力してくれる。

  • B1400F 食品工場の階層
ヴォイドは地下倉庫にバイキンをばらまいたり、ビッグバーガーにペグを打ち立てたりとここでも悪事を働く。
しかしここでグランピーとポッピーが帰ってこないことに気づき、怒りから彼らのクビ一人で宣告する。
…が、上記の通り彼らは既に自主退社済みなのでプレイヤー目線では滑稽に映っている。




  • B1500F 立入禁止の階層
ここでとうとうドンキー達よりも先にバナルートに到達。ドンキーとポリーンを待ち構える。
ポリーンの歌声でバナルートが目覚めることを明かし、再び戦闘を挑む。

バナルートを目覚めさせるべくわざとポリーンに歌わせようとするも、バナンザに頼らないドンキー自らの力によって二度敗れることとなる。
浮遊ボートも真っ二つに割れ、彼も自身の野望をかなえることなく倒れるのだった。



そんな… オレの願い…


無限の…


富が……








スキあり!


…が、彼は失神しておらずドンキー達が背を向けた瞬間にレーザーでドンキーを射撃。
ドンキーを最初のポリーンの如く岩に変えてしまった。

ドンキーの封印を解くにはポリーンの歌声が必須。
しかしそれは同時にバナルートの封印も解いてしまうことを意味していた。
ヴォイドはポリーンに歌うように差し向ける外道な手段に出たのだ。



だがポリーンはドンキーのために歌い、一喝でドンキーの封印を解く。

その余波に吹き飛ばされそうになるもなんとか耐えたヴォイドは、目論見通り封印の解けたバナルートへと突っ走りその元へと飛び込む…


ついに この時が…!







……しかし、彼の眼中に飛び込んできたのは願いをかなえる力ではなく、緑色の拳だった。



その勢いは凄まじく、母船としてきた土塊にぶっ飛ばされそのままフェードアウトしてしまうのだった…

そして上からバナナ型リモコンだけが落下し、その腕はそれを拾い上げ……








  • クリア後
ヴォイドカンパニーを退職したグランピーとポッピーは互いに組んで、新しい建設業を立ち上げた。
落下したインゴス島や音の階層に行くと彼らと再会することができ、グランピーに多額のゴールドを渡すと新しいステージの入り口やモニュメントを作ってくれる。
ドンキー達や地下世界の住民とも和解し楽しく過ごしているようだ。

そして立入禁止の階層の最奥部に居るポッピーからヴォイドのその後について語ってくれる。
どうやらあの後土塊の残骸に挟まっていたところをグランピーに助けられたようだが、そのままどこかへ逃げ去ったらしい。
結果的に再始動できた部下たちとは違い、すべてを失った彼はこれからどうするのだろうか……?


ちなみに、キングクルールに奪われたヴォイドのバナナ型リモコンは落下したインゴス島の水辺にて壊れた状態で落ちているのを発見できる。


余談

以上のように、彼ら…もといヴォイドコングはラスボスではなかった。
というか「ほぼ終盤までは黒幕のように振る舞っていたが、最後の最後で他の誰かにラスボスの座をかっぱらわれる」という展開は『ペーパーマリオRPG』のバツガルフを彷彿とさせる。*3


とはいえ、キングクルールはドンキーコングとの長年の宿敵…それもシリーズには18年ぶりの登場であり、更にクルールが封印されていた=クレムリン軍団自体がヴォイドカンパニーよりも先にバナルートの元に辿り着いており、そして何よりクルールの願いはヴォイドの願いすら鼻で笑えるほど狂気に満ち溢れたものだった。
ついでに彼のアイデンティティでもあったリモコンもクルールは易々と使いこなしている。

これらの点からそもそもヴォイドは悪役としての行動の悪辣さこそドンキーコングシリーズでもトップクラスではあったしラスボスの器も無くはなかったのだろうが、とにかく相手が悪すぎたとしか言いようがない。

+ ちなみに
彼らの作り出した雑魚敵達だが、最終エリアである星の中心では、彼らの代わりにクレムリン軍団が立ちはだかる。
ここで攻撃手段の既視感の正体に気づき驚くプレイヤーもいただろう。

  • クリッター
クロコイドの代わり。お馴染みのワニ。
倒すとやっぱりア゛ーッ! または オ゛エ゛ーッ!
実はSDK1に登場するクリッターは倒しても「ビョン…」「キャン…」というバネのような音を残すだけで*4、「ア゛ーッ!」と言うようになったのはSDK2のクロンプからである

  • ネッキー
バタロの代わり。攻撃方法はゾッキーのほうが近い。
ガムの身体に物を付けるとケ↓ーッ!と落下してあのハゲワシの中身が見れる。
突進時にはミニネッキー*5ケ↑ーッ!が聞ける。

  • クラップトラップ
ムンチーの代わり。カチカチ歯音を鳴らすローリングタックル無効のあいつ。
一見すると全く似てないが、よく見ると中に小型の本体がいる。
倒してもアン///って言わない。

お馴染みのハチ。バゾの代わり。
倒すとブゥン…*6
こっちもSDK1では「プゥン!」という甲高く若干リアルな音で、「ブゥン…」はSDK2で変更されたものである

  • ボムクロバー(またの名をカブーン)
スキーロの代わり。クロバー系でも特に厄介なあいつが登場。
地味に当時より強化されておりトゲの上でも平気で走り回る。
Nの文字が反転していないので、より擬態能力に磨きがかかった…と思わせて、あろうことかタルの表面にトゲが付いており持つことができなくなったのと引き換えに、むしろ擬態能力を自らかなぐり捨ててしまった

  • アーミー
ノーチロの代わり。砲台を持つ個体もいる回転アルマジロ。
通常の四足歩行状態で見ることはできない。

  • キングクルール
ウォーロの代わり。
ヴォイドコングの顔がキングクルールになっただけ。
キング・カットアウトとは特に関係なし。

  • ストンペラー K
クレムリン軍団により接収されたと思われる、ストンペラーの強化版。
足を溶岩に変えるようになり、踏みつけた地面も溶岩で満たす。溶岩でない時を見計らって攻撃したい。
残念ながらこいつの中身はヴォイドカンパニー仕様のまんま。


また、部下二人への信頼の無さも影響しているだろう。
部下使いは荒く失敗も咎めまくり、最終的に癇癪でクビを宣告するなどヴォイドからの扱いは劣悪なものだった。
しかし内心ではオマヌケ社長と唾棄しているポッピーとは違い、グランピーは曲がりなりにも最後まで付き添ってくれたのである。
…ただ二人は負けた際にドンキー達に普通に道を譲るため、結局のところ心からの信頼関係は無かったのかもしれない。


無限の富という欲望のために周囲も顧みず凶行を働きまくった成り上がり社長の最後は、古からの巨悪の拳で呆気なく吹っ飛ばされるというものだった。




ようやく来たなッ


ここがアニヲタの中心
そして こいつが…どんな項目も 修正する…

「冥殿ルート」だッ!


…だがッ! 冥殿ルートは今眠りについている!


そこで ツヴァイ!キサマの出番というわけだ

キサマに秘められた 追記のチカラで…
冥殿ルートを目覚めさせるのだッ!



さあ 追記修正しろ! このオレの項目のために!


この項目が面白かったなら……\VOIDCO/

最終更新:2025年08月02日 11:11

*1 海外名称もCro k oidとどこかで見たような綴りになっている。

*2 当時の恰好も、ヘルメットを被りツルハシ片手に裸で採掘をしていた

*3 アックームを思わせるという声もあるが、あちらはクッパと組んでいたうえで最終的に裏切られた形なので微妙に異なる。ただかませ犬としてはこの上なく共通しているが

*4 SDK1ではカエルのアニマルフレンド・ウィンキーの断末魔でもある。

*5 ちなみにゾッキー自体日本語版限定のネーミングで、オリジナル(つまり英語版)のSDK2ではミニネッキー名義のままであった。

*6 その代替キャラたるバゾがSDK3の同コンセプトで断末魔も同様のバズがいたことで、なんとなく察した方もいたのではなかろうか?