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・エノラ・タフトさまへ、ナニワアームズ商藩国からのクリスマスプレゼントをお届けします。
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ウササギー：「お嬢さん、あっしが来たからにはもう安心ですぜ」
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「……。」
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ナニワ機械怪獣[ウササギーの飼い方]
彼らは通常60～80年ほど生きます。意外と長生きです。メンテも十分なら１００年も生きるようです。
彼らは尻尾にマルチコンセントを搭載しています。ほっとけば勝手に電気食って寝ますので、そう飼育には困らないでしょう。
彼らは甘えんぼさんですが、毎回構ってると図に乗ります。適度に放置しましょう。 しかしやはり寂しいとスネて電気盗んで逃げます、適度に愛でてやりましょう。
基本的に彼らは人と対等に扱ってもらわないと不服に思って反抗します。極力ペット扱いは避けてください。
彼らに他の人工生命体を引き合いに出さないで下さい。いじけて口も聞かなくなる事もありえます。
部屋飼いの場合
とくにケージも必要ありませんが、好奇心が強いところに発声装置を搭載したので、やたら身の回りの物に茶々をいれたがります。鬱陶しく感じたら耳を犬用のロープなどで固定しておけば大丈夫です。最低一箇所はウササギー用にコンセントを確保してあげてください。コンセントの類いが埋まっていたら壊して自ら確保しかねません。ウササギー用コンセントの位置をわかりやすくしてあげるといいでしょう。
庭飼いの場合
アナウサギをモチーフに作られていますが、土は大嫌いです。とりあえずビニールシートなどを広げてあげましょう。一畳分の台を置いてあげれば野外でも、なんとかなります。そしてもちろん雨も大嫌いです、小さな小屋を用意してあげましょう。
捕食に電気を要するため、コンセントを外付けしてあげましょう。コンセントがないと、ひどく不安になって電気盗んで逃げる事になります。
遊ぶ時
ソファやベッドなどのふわふわした場所はリラックスして漏電をすることも多い。登られないようご注意を。また、急に大きな物音等がすると驚いて猛ダッシュ、ドア等で激突して、耳や口を壊す事があるので注意です。高いところによじ登るのが大好きで、とにかく頭に乗りたがります。見ての通りちょっと重く疲れます、しかし降ろすと口には出しませんが「空気読めねぇナ」という目で見てきます。膝上に移してあげるとお互い角が立たずに済むでしょう。
部屋で漏電したとき＆しつけ
ふわふわした居心地のいい場所でリラックスしたときや、怯えたときに漏電をすることが多い。大切なのは、トイレ以外で漏電をしちゃっても決して叩かないこと。飼い主が怒っても「なんで怒んだよ！むきー！」と理解してくれず水掛け論になります。トイレ以外で漏電してしまった時に、すぐお仕置き部屋に入れましょう。最初は暴れ倒しますが徐々に理解してくれます。出したときは「えへへごめんよ///」って感じになってますので、「いいよいいよ、電気でも食べる？」と気さくに笑ってあげましょう。
お留守番をさせるとき
さびしんぼですが1～1日半以内の短期間の外出なら、お留守番させることが可能。ペットホテルに預けるよりは環境が変わらない方がストレスになりません。向こうも扱いに困るでしょう。帰ってきたらたくさん撫でてお留守番を褒めてあげましょう。この時、彼自身褒められていて嬉しいので、ペット扱いなどまったく気にしません。
２～３日以上空ける場合、人と対等に扱われる事を、望む彼らはペットホテルよりも整備工場に任せた方がいかもしれません。がっつり働いて稼いでくるかもしれませんね。
おかしいな？と思ったら即ナニワ！
電気食べない！やたらニヒルに？！体が傾いているよ？前足が取れた！！などその他、様子がちょっとでもおかしければ即ナニワアームズ所属カボチャ研究所にご一報下さい。ウササギー種はムダに強がりが目立ちますので調子の悪さはなるべく外に表さずに我慢する傾向が。ささいなことでもとりあえず、すぐにご連絡を心がけてください。
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藩国民より、一言メッセージ
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守上藤丸
「貴方に似合いそうなスカーフ見つけたのでお届けします。気に入っていただければ幸いです。
先日はいろいろとご迷惑をおかけしました。変な国ですが、これからも宜しくお願いいたします。」
