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DB2インストール(Linux)
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インストールパックを解凍したときの、expc/doc/gettingstarted/ja_JPと、Getting_started_with_DB2.pdfから要約。
インストールユーザの権限
rootであること。
システム要件
OS
- Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5 Update 2
 - SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 10 Service Pack 2
 - SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11
 - Ubuntu 8.0.4.1
 
ディストリビューション要件
カーネル構成パラメータ(/etc/sysctl.conf)を必要に応じて修正(後述)。
Suse/RedHat共通パッケージ要件
| パッケージ名 | 説明 | 
| libaio | DB2 データベース・サーバーに必要な非同期ライブラリーが含まれます。libaio.so.1 が必要。 | 
| compat-libstdc++ | libstdc++so.6 が必要 (Linux on POWER では不要)。ただし、IBM Tivoli® System Automation for Multiplatforms または IBM Tivoli Monitoring for Databases: DB2 Agent が使用されている場合は、libstdc++so.5 が必要です | 
【libaio】
rpm -qa | grep libaioでパッケージを調べた後に、rpm -ql パッケージ名で確認。
rpm -qa | grep libaioでパッケージを調べた後に、rpm -ql パッケージ名で確認。
【compat-libstdc++】
compat-libstdc++-33.i386をrpm -qlで調べたが、libstdc++so.5。CentOS5.2ではlibstdc++so.5が最新。
/usr/libをlsするとlibstdc++so.6があるのでOK
compat-libstdc++-33.i386をrpm -qlで調べたが、libstdc++so.5。CentOS5.2ではlibstdc++so.5が最新。
/usr/libをlsするとlibstdc++so.6があるのでOK
RedHatパッケージ要件
| パッケージ名 | 説明 | 備考 | 
| pdksh | KSH | インストール未。yumでインストールする。 | 
| openssh | OpenSSHクライアント | インストール済 | 
| openssh-server | OpenSSHサーバ | インストール済 | 
| rsh-server | rshサーバ | インストール未。yumでインストールする。 | 
| nfs-utils | ネットワーク・ファイル・システム・サポート・パッケージ | インストール済 | 
パスワードの長さ
OSと同じ
ユーザとグループ
DB操作に以下の3ユーザがある。
インスタンス所有者
| 項目 | 説明 | 
| デフォルト所有者 | db2inst1 | 
| デフォルトグループ | db2iadm1 | 
fenced ユーザー
DB2 データベースで使用されるアドレス・スペースの外部にあるユーザー定義関数 (UDF) およびストアード・プロシージャーを実行するために使用される。インスタンス所有者を fenced ユーザーとして使用することもできます。 アドレス・スペース???
| 項目 | 説明 | 
| デフォルト所有者 | db2fenc1 | 
| デフォルトグループ | db2fadm1 | 
DB2 Administration Server のユーザー
DB2 Administration Server (DAS) を実行するために使用される。
| 項目 | 説明 | 
| デフォルト所有者 | dasusr1 | 
| デフォルトグループ | dasadm1 | 
カーネル・パラメーターの変更
[root@centos5 lib]# ipcs -l ------ シェアードメモリの制限 -------- max number of segments = 4096 //SHMMNI max seg size (kbytes) = 4194303 //SHMMAX max total shared memory (kbytes) = 1073741824 // SHMALL min seg size (bytes) = 1 ------ セマフォの制限 -------- 最大配列数 = 128 //SEMMNI 配列毎の最大セマフォ数 = 250 //SEMMSL システム全体の最大セマフォ数 = 32000 //SEMMNS semop 呼び出し毎の最大命令数 = 100 //SEMOPM セマフォ最大値 = 32767 ------ メッセージ: 制限 -------- システム全体での最大キュー数 = 16 //MSGMNI 最大メッセージサイズ (バイト) = 65536 //MSGMAX キューサイズ最大値の初期値 (バイト) = 65536 //MSGMNB
- SHMMAXを物理メモリと同じ値にする。
 - SHMALLを物理メモリの90%にする。
 - SEMMNIを エージェント数 * 2 * 論理パーティション数 + ローカルアプリケーション接続数 以上
 
/etc/sysctl.confを修正して以下のコマンド実行
sysctl -p
他のアプリとの関係、テスト用のDBであるため今回は修正しない。
ポート番号の可用性
以下のポートが必要
    DB2_db2inst1         60000/tcp
    DB2_db2inst1_1       60001/tcp
    DB2_db2inst1_2       60002/tcp
    DB2_db2inst1_END     60003/tcp
ディスク要件、メモリ要件
ディスクは/tmpに1GB必要。メモリは推薦1GB。
インストール実行
- NLPackを解凍
 - ext/db2setupを実行
 - インストールタイプ 標準
 - このコンピュータにインストールして応答ファイルも作成
 - 応答ファイルのディレクトリ
- /root/db2expc.rsp
 
 - インストールディレクトリ
- /opt/IBM/db2/V9.7
 
 - DASユーザ設定
- ユーザ/グループ:dasusr1/dasadm1、 ホームディレクトリ:/home/dasusr1
 
 - db2インスタンスを作成する
 - DB2インスタンス所有者の作成
- ユーザ/グループ:db2inst1/db2iadm1、 ホームディレクトリ:/home/db2inst1
 
 - fencedユーザ
- ユーザ/グループ:db2fenc1/db2fadm1、 ホームディレクトリ:/home/db2fenc1
 
 - 現在の設定
 
インストールする製品:            DB2 Express-C 
インストール・タイプ: 標準
インストール・タイプ: 標準
すでにインストールされているコンポーネント: 
選択されたコンポーネント:
選択されたコンポーネント:
   基本クライアント・サポート    
   [[Java]] サポート                      
   [[SQL]] プロシージャー              
   基本サーバー・サポート      
   通信サポート - TCP/IP            
   コントロール・センター      
   DB2 データ・ソース・サポート    
   DB2 LDAP サポート                  
   DB2 インスタンス・セットアップ・ウィザード    
   ファースト・ステップ         
   サンプル・データベース・ソース    
                                       
言語:                                 
   英語                                 
       すべての製品                 
                                       
ターゲット・ディレクトリー :    /opt/IBM/db2/V9.7
必要なスペース:                     509 MB
新規インスタンス:               
   インスタンス名:                 db2inst1
       リブート時にインスタンスを開始する:    はい 
       TCP/IP の構成:                  
           サービス名:               db2c_db2inst1
           ポート番号:               50000
       インスタンス・ユーザー情報:    
           ユーザー名:               db2inst1
           グループ名:               db2iadm1
           ホーム・ディレクトリー:    /home/db2inst1
       fenced ユーザー情報:         
           ユーザー名:               db2fenc1
           グループ名:               db2fadm1
           ホーム・ディレクトリー:    /home/db2fenc1
                                       
DB2 Administration server:              
   インスタンス・ユーザー情報:    
       ユーザー名:                   dasusr1
       グループ名:                   dasadm1
       ホーム・ディレクトリー:    /home/dasusr1
                                       
                                       
                                       
連絡先指定:                        
   新規連絡先:                       
       名前:                            db2inst1
       インスタンス:                db2inst1
       E メール・アドレス:        db2inst1@centos5
       ページャー用 (日本国内では機能しません):    いいえ 
                                       
                                       
応答ファイル名:                     /root/db2expc.rsp
- インストール後のステップ
 
必須のステップ:
DB2 の使用を開始するには、DB2 インスタンス所有者のユーザー ID「db2inst1」など、有効なユーザー ID を使用してログオンする必要があります。
ポート番号「50000」を使用して DB2 インスタンス「db2inst1」に接続できます。 将来の参照用に記録しておいてください。
オプションのステップ:
インストールしたファイル、インスタンス、およびデータベースの機能を検証するには、妥当性検査ツール「/opt/IBM/db2/V9.7/bin/db2val」を実行してください。 詳しくは、DB2 インフォメーション・センターの「db2val」を参照してください。
DB2 インスタンス所有者の ID など、有効なユーザー ID を使用して「db2fs」を実行し、ファースト・ステップを開いてください。 DISPLAY が設定されている必要があり、このユーザー ID のパスにサポートされる Web ブラウザーが必要です。
このマシンにインストールされている DB2 製品およびフィーチャーに対する正しいライセンス資格があることを確認する必要があります。 各 DB2 製品またはフィーチャーには、ライセンス証明書ファイル (ライセンス・キーとも呼ばれる) が付属しています。このファイルはアクティベーション CD で配布され、この CD にはライセンス・ファイルを適用するための指示も収められています。 基本 DB2 製品の他に、個別に課金されるフィーチャーを購入した場合は、複数のライセンス証明書をインストールしなければならない場合があります。 ご使用の製品またはフィーチャーのアクティベーション CD は、IBM から受け取った物理メディア・パックに含まれていない場合、パスポート・アドバンテージからダウンロードできます。 ライセンス交付について詳しくは、インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r7) で「ライセンス交付」または「db2licm」などの用語を検索してください。
DB2 9.7 の新機能については、DB2 インフォメーション・センターにある「新機能」http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r7/topic/com.ibm.db2.luw.wn.doc/doc/c0052035.html を参照してください。
このインストール中に選択した項目に基づいて、DB2 インフォメーション・センター にアクセスできるかどうかを確認します。 標準インストールまたはコンパクト・インストールを実行した場合は、インターネットを使用して IBM Web サイトにアクセスできるかどうかを確認してください。 カスタム・インストールを実行した場合は、インストール中に指定した DB2 インフォメーション・センター のロケーションにアクセスできるかどうかを確認してください。
/root/db2expc.rsp で作成された応答ファイルを確認します。  応答ファイルによるインストールに関する追加情報は、DB2 資料の『応答ファイルによる DB2 のインストール』を参照してください。
- ログファイル
 
実行するコマンド:「cd /opt/IBM/db2/V9.7/;/opt/IBM/db2/V9.7/instance/db2icrt -a server -s wse -u db2fenc1 -p db2c_db2inst1 db2inst1」。 
インスタンス「db2inst1」は正常に作成されました。
インスタンス「db2inst1」は正常に作成されました。
値「SVCENAME=db2c_db2inst1」は「db2inst1」インスタンスの DBM CFG
ファイルに設定されました。
ファイルに設定されました。
値「DB2AUTOSTART=YES」は「db2inst1」インスタンスの
プロファイル・レジストリーに設定されました。
プロファイル・レジストリーに設定されました。
DB2 インスタンスの構成 :.......成功 
DB2 Administration Server の構成 :.......成功
グローバル・プロファイル・レジストリーの更新 :.......成功
連絡先「db2inst1」が正常に追加されました。
DB2 Administration Server の構成 :.......成功
グローバル・プロファイル・レジストリーの更新 :.......成功
連絡先「db2inst1」が正常に追加されました。
ヘルス・アラート通知の構成 :.......成功 
検証
${DB2_INSTALL_DIR}/bin/db2val を実行
 [root@centos5 bin]# ./db2val
 DBI1379I  The db2val command is running. This can take several minutes.
 
 DBI1335I  Installation file validation for the DB2 copy installed at
     /opt/IBM/db2/V9.7 was successful.
 
 DBI1343I  The db2val command completed successfully. For details, see
     the log file /tmp/db2val-09_06_16:46:29.log.
db2fsの実行
- db2inst1ユーザでログイン
 - db2fsを実行
 
エラーメッセージを表示。firefox 2.0以上が必要。使っているfirefoxは3.0b5でOKのはず。
firefoxを最新にする(3.6.7-3)。起動したときに端末にエラーログを吐くが、とりあえず動く。
SAMPLEデータベースを作成。
                            
                        firefoxを最新にする(3.6.7-3)。起動したときに端末にエラーログを吐くが、とりあえず動く。
SAMPLEデータベースを作成。
