【 Capacity 】 [統率:2][武力:4][知力:9][交渉:3(+3)][幸運:2]
【 Remarks 】 
ウィスタリア領で役人を務める青年。錬金術士。
中央(帝都)で最新の錬金術を学んでいた彼は、その力を役立てるために
人手不足のウィスタリア領の街への転属を願う。

転属後は役場の開発班と呼ばれる部署で日夜人々のために働いている。
業務は多岐に渡るが、基本的には錬金術士としての能力を役立てるものが大半で
あらゆる依頼をこなし、多くの人々に貢献してきた。

そんな日々の中、様々な人と出会うことで一度挫折した夢を再び追い始め
ついには『飛行船』を完成させるに至る。
その後、飛行船の窓から見た美しい景色によって『色んな世界を見てみたい』という
探求心に火を灯され、錬金術士としての見識を深めることも目的に含みつつ
大陸の外に出ることを決意。自身の持てる技術全てを注ぎ込んだ気球艇を製作する。
その際、友人にして錬金術士見習いのマオーに同行を願い、共に往くことに。

そして、気球艇は二人の錬金術士を乗せ今日もどこかの空の下を飛んでいく――



【Weapon】 

 ・聖銀の『ファントムセイバー』


【Items】

『所持品』

  • 銅貨×12 ・鉄鉱石×4 ・一袋の小麦×1 ・チョココロネ×3 ・銀の鉱石×8 ・携帯食×1 
  • 竜のお守り ・焔水晶×3

『拠点制作可能アイテム』

 ・アームロック鉄 ・武具A「固有武器」 ・武具Bモスケーテ ・武具B「ライトニングボルト」 ・チョココロネ





【Logix Fiscario】

+ ...
『特徴』

18歳。身長:173cm、A型。愛称:ロジー

真面目で几帳面な性格で、効率を重視した行動をとる。整理整頓大好き。
錬金術による道具の作成の他、練成という錬金術による武具の強化技術も修得している。

空を夢見た青年。
かつて帝都で開発されていた次世代の移動手段『飛行船』。
その開発主任であり、心臓部分である『錬金エンジン』の研究・開発を一手に担っていた。
が、性能試験の際に彼の設計した錬金エンジンが爆発を起こし船体は全焼、
計画そのものを白紙に戻したばかりか、
飛行士を目指していた親友に大火傷を負わせ二度と飛べない身体にしてしまう。
死者は出ず罪に問われることもなかったが、親友の夢を奪ってしまった
という事実から後悔と自責の念に苛まれるように。
親友に会わせる顔も無く、逃げるように中央を後にする。

その事件もあって長いこと塞ぎこみ、人との間に壁を作っていたばかりか
自らの才能に蓋をしてしまってさえいた。
が、仲間の存在により解消され人間的に成長、さらに本来の力を取り戻す。
そして再び夢を追うことに――
目指すは飛行船の完成。彼の眼は未来を、そして空を見据えていた。


『戦闘スタイル』

アトリエに篭りがちで運動不足なロジーを見かねた師によって叩き込まれた、
錬金術と剣技を融合させた新機軸の剣術。さらに自作の錬金アイテムを駆使して戦う。
魔法の類は一切使えない。


『主な装備・使用アイテム』

  • 錬金剣

ロジーが使う剣技および特殊剣の名称。
内部機構の働きにより、通常の刀剣とはまるで異なる攻撃を行うことが可能。


  • ブリッツコア

火、水、風、土の四元素それぞれを凝縮させた結晶。
試験管に似た形状のソレを左手の篭手に装填することで
各種属性の弾丸を放つ、放射する、自身の身体能力強化等と言ったことが可能となる。


  • タウゼントブリッツ

最上級にして究極のブリッツコア。属性は『光』
負荷はあるものの使用者の力を引き出し、高みへと押し上げる力を持つ。
ロジーが使用した場合、漆黒の刀身を持つ無数にして長大な蛇腹剣を背中から生やし
敵めがけて射出すると言ったことが可能となる。
それ以上にアイテムの力を引き出した場合は『錬金術と剣技の融合、その究極の形』
と、言っても良いレベルの剣技を発動することが可能となる。





【Friendly】

+ 『本編』
『タツミ』
スイゼンの湿原で出会った鍛冶師の少年。人当たりの良い性格が好印象。
色々な場所で出会い、その度に友好を深めていった。
一緒に戦ったり、クジュラと共に遺跡の探索に行ったりと歳が近いこともあり
仲の良い友人と言っていい間柄。帝具談義に花を咲かせることもしばしば。
その正体が暗殺者だと知り戸惑うも、目指す先は同じだと知り
改めて友人として付き合っていくことを決めた。というか親友だと勝手に思ってる。
「……あの歳で結婚するとはな、おめでとうタツミ。幸せにな」


『エツィオ』
アトリエ近くの川で負傷していた所を助け、知り合った男。
口にする言葉の端々に共感を覚え、友人として認識しながらも
同時に尊敬の念を抱いていた。役人だということもあり、武器の強化を
引き受けたり、新たな装備を造る等惜しみない協力をする。
その正体は『アサシン』であり、自身を騙していたことを知り絶望。
しかし紆余曲折を経て相手の考えを理解し、和解を果たす。
「“真実はなく 許されぬことなどない” この言葉は忘れないよ、エツィオ」


『にゃん太』
レンの商会のパァーティーで出会った猫人の男。
猫人の年齢は外見からは判断できないため敬語は使わずに接する。
紳士的な態度に加え面倒見も良いようで、食事をご馳走になったり
様々な局面でロジーにアドバイスを与えてくれた、尊敬すべき人物の一人。
本人は冒険者だと語るが、その身のこなしの鮮やかさと見識の深さから
只者ではない印象を受ける。握手を交わした際に肉球の感触を堪能―
―出来る状況じゃなかった。惜しい。
「ご飯本当においしかったな……。また食べたいけど今はどこにいるんだろう」


『クジュラ』
帝国軍の将軍。帝都でヒールⅢに絡まれていた所を助けてもらったのが出会い。
その後黄金文明の遺跡の近くで再び出会い、遺跡調査の話をする。
どうやら中央で行われてた飛行船建造計画の事も知っていたようで
ロジーの闘技場での活躍もあり、それなり以上には認めてくれている模様。
歳も離れ、将軍という立場の相手だが信頼できる仲間だと認識している。
タツミとの遺跡探索では共に戦い、古代竜との戦いでは飛行船で駆けつけ
救助をした。人の心が解るニヒルな男性、尊敬すべき人物の一人。
「え、ええと……女性の好みに口出しはする気ありません…お、お幸せに…?」


『レン』
ウィスタリアにある星見の塔の主。アトリエで作業中に出会った少年。
ロジーの錬金術に興味を示し、双剣の依頼を製作しパーティーに誘う。
その正体はヴァン・デル・ハイト商会の会長で、ウィスタリアの復興事業
さらに飛行船の建造に多額の出資をする。また飛行船建造の際には
落ち込むロジーを諭すなどの優しさを見せてくれた。年下ではあるが
友人であり共に戦う仲間だと認識している。ただ、危なっかしいなと
心配している部分もある。
「旅の間、色々と任せたぞ。それとお嬢様に関しては……頑張れ、すごく頑張れ」


『マオー』
帝都で知り合った女の子。その実態は魔王。
孤児院で起きた怪事件以降アトリエに保護し一緒に暮らすことになる。
騒がしくておおよそ正反対の性格だが、その優しい性根に救われた事は数知れない。
後に錬金術を教えることになり、持てる技術の全てを教え導くことを心に誓う。
友人であり仲間であり弟子であり相棒でもあり……一言では言い表せられない相手で
ある種の敬意のようなものを抱いていて、飛行船の処女航海の際には操船を任せる
くらいに信頼している。ロジーが錬金術で造るお菓子をおいしそうに食べてくれるので
レパートリーを増やしたのは秘密。現在は世界を見て回る旅に同行してもらっている。
「あ、マオーちょっとそれとって。って、おやつ食べてないで気球艇の修理手伝え!」


『シャルロット』
負傷していたところを助けたのが出会い。シグムントという子竜を連れている。
そのツンツンした性格にイラっとさせられることも少なくないが
生傷が絶えないその生き方を本気で心配していたりもする。
ウィスタリア領復興のために共に戦う仲間として認識しており、旗印である彼女からは
左腕……ではなく左手という扱いの模様。色々とサポートに回ることも多く
彼女の戦いのために危険を承知で『タウゼントブリッツ』を託したりもした。
「闘技場常連として後で手合わせしたいけれどラスターカノンだけは勘弁な」


『エリーゼ』
物静かな少女。初めて会った時はロジーの態度が硬かったこともあり
怖がられ地味に凹む。大分年下だが友人と言う間柄で、星見の塔の講師と生徒
という間柄でもある。定期的にロジーが出す宿題や試験にはあまり良い印象は
持っていないようだ。色々と事情を抱えているらしく力になってやりたいという
想いはあるものの、逆にエリーゼに癒されることもしばしば。
大闘技大会に優勝し皇帝の座を蹴ると言うロックな一面も併せ持つ可愛らしい女の子。
「旅から帰ってきたらピンク可愛いものをお土産にあげよう。ところでピンキストってなんだ…?」







【tips】

+ ...
『錬金術』

旧文明で隆盛を極めた学問。長い間歴史から忘れ去られていたが
数十年前にマンダリナ王朝の遺跡の調査によって再発見され、現代に甦った。
不可能を可能に変える術とも呼ばれるそれは様々な道具を作り出せ、
それら錬金術で作られた道具は人々の生活を豊かにしてくれると信じられている。
とは言え未知の部分は多く、日々研究が行われている。


『錬金術士』

錬金術の使い手のこと。“師”ではなく“士”と表記する。
錬金術には魔法同様ある程度の素質が必要な所為か、なり手は少なく知名度は低い。
彼らの作業場、工房は『アトリエ』と呼ばれる。
極めた錬金術士は土塊を黄金に変え、時空間を操り、因果律の操作さえ可能になるという。
そして、錬金術の真理へ至ることこそが錬金術士の最高到達点らしい。


『飛行船』

旧文明の書物に記載されていた、錬金術の集大成とも言える天翔る乗り物。
気球および気球艇とは一線を画す航行速度、飛行高度、乗員数を誇る。
しかし現代の技術では建造は不可能に近いとされており、かつて帝都で行われた
開発計画も困難の連続であった。
それでもなんとか組み上げられた試作機も、錬金エンジンの暴走により全焼、
開発計画は無期限凍結となってしまった。

ちなみに飛行船とは言っても現実に存在するものとは大きく違い
高速飛行可能な飛空挺と言っても差し支えないだろう。


『錬金術の負の側面』

旧文明の錬金術は現在より高度なものであり、あらゆる道具が作り出されていたが
その力が争いのために使われることも少なくは無かった。
爆弾などの危険な道具は勿論の事、『ただ人を殺める』そのことに特化した錬金生命体なども造られ
旧文明の遺跡の奥地にはそうした存在が主無き今も遺跡を守り、侵入者を撃退し続けているという。
錬金術には人々の生活を豊かにするだけでなく、こうした負の側面があることも忘れてはいけない。


『帝具』

旧文明の技術の結晶とも言うべき超兵器。詳しくはタツミの頁参照。
帝具には錬金術も使われていただけあって製法には錬金術との共通項も多いと思われる。
錬金術のみで帝具そのものを造る事は不可能だとしても、匹敵する何かを造り出す事は
可能……かもしれない。



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最終更新:2014年04月09日 22:04
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