世界暦120年、シム国は魔術の制御に成功。これを中心に産業革命を行った。
この産業革命の影響は絶大で、周りの国との国民の所得水準の差を広げた。
この産業革命の影響は絶大で、周りの国との国民の所得水準の差を広げた。
時は世界暦201年、魔法で栄えたシム国は突如隣国のザフト国に対し宣戦布告。
これを機にシム国とザフト国を中心とした連合軍の間で第7次大陸大戦が開戦する。
この戦争は始め、圧倒的な魔法力を持つシム国の勝利と思われた。
しかし、ザフト諸国を中心とする連合軍は圧倒的な物量作戦を展開。戦争は疲弊したまま11ヶ月が過ぎようとしていた。
これを機にシム国とザフト国を中心とした連合軍の間で第7次大陸大戦が開戦する。
この戦争は始め、圧倒的な魔法力を持つシム国の勝利と思われた。
しかし、ザフト諸国を中心とする連合軍は圧倒的な物量作戦を展開。戦争は疲弊したまま11ヶ月が過ぎようとしていた。
だがその戦局に大きな変化が訪れる。
連合軍が202年初冬に絶大な破壊力を持つ核兵器の開発に成功。
連合軍が202年初冬に絶大な破壊力を持つ核兵器の開発に成功。
連合軍はシム国におよそ60発の核を放った。
そうして最終的にシム国の核による壊滅により終結した。
そうして最終的にシム国の核による壊滅により終結した。
戦争が終結してから約20年。
核による汚染が酷い為、旧シム国は全面立ち入り禁止となっていた。
しかし戦争を生き残ったシム国の人々は魔術の力により核による汚染を完全浄化していた。
そして旧シム国のとある地域に密かに集結し、平和に暮らしていた。
しかし戦争を生き残ったシム国の人々は魔術の力により核による汚染を完全浄化していた。
そして旧シム国のとある地域に密かに集結し、平和に暮らしていた。
しかし、突如謎の武装集団が人々が暮らす旧シム国を襲撃する。それに対し魔術で応戦する人々。
旧シム国で暮らしていた少年、アツシは次第にこの戦闘に巻き込まれていく。
そして、彼はこの襲撃に自分という存在が大きく関わっていることを偶然知ってしまう。
旧シム国で暮らしていた少年、アツシは次第にこの戦闘に巻き込まれていく。
そして、彼はこの襲撃に自分という存在が大きく関わっていることを偶然知ってしまう。
やがてそれが彼を戦場へと誘う(いざなう)ことになるのだった………。
DS小説『無線部規約』
年齢制限18歳以上 やりこみ度∞
挫折禁止
挫折禁止
任天ドーDSで2014年、9月21日発売予定
(2008年現在の予定)
~中略~
それが旧シム国に暮らす少年、アツシが通っていた学校に存在する、無線部の規約というやつだった。
決して設備が充実しているとは言えない部活であったが、それなりに彼は楽しかった。
決して設備が充実しているとは言えない部活であったが、それなりに彼は楽しかった。
彼が無線部に入部したのは世界暦220年、初春であった。
何かとこの部活にいると他の部員のみんなにからかわれたりしていたが、それも含めて楽しい部活だと言えた。
週4回あり、毎日の退屈な日常の中での唯一の楽しみといえたかもしれない。
彼はそんな平和な日常が続けていた。
何かとこの部活にいると他の部員のみんなにからかわれたりしていたが、それも含めて楽しい部活だと言えた。
週4回あり、毎日の退屈な日常の中での唯一の楽しみといえたかもしれない。
彼はそんな平和な日常が続けていた。
しかしその平和な日常は突然崩壊した。
どこの国の兵士かは分からない。ザフト国で開発されたという銃機器を持って、アツシの知る人々を次々と射殺していった。
そして民家が吹き飛び、燃え上がる。
町内はあちこちから上がった火の手によってとんでもなく気温が上がっている。
そして民家が吹き飛び、燃え上がる。
町内はあちこちから上がった火の手によってとんでもなく気温が上がっている。
アツシは幅10メートルはあるかという川を普通に飛び越える。
どういうわけか、彼は生まれつきあらゆることに才能を発揮していた。
魔術によって体の各部を強化されているだけでないか、という噂が流れていたが、彼は魔術など使うことはできなかった。
アツシは魔術に関しては人並み以下のことしかできなかった。というより何もできなかった。
魔術によって体の各部を強化されているだけでないか、という噂が流れていたが、彼は魔術など使うことはできなかった。
アツシは魔術に関しては人並み以下のことしかできなかった。というより何もできなかった。
街角で兵士2~3人と遭遇する。
兵士はアツシに銃口を向けるが、それよりも先にアツシは兵士を次々に蹴り倒した。
気絶した兵士が所有していたマシンガンを奪いとって、アツシは再び走り出した。
兵士はアツシに銃口を向けるが、それよりも先にアツシは兵士を次々に蹴り倒した。
気絶した兵士が所有していたマシンガンを奪いとって、アツシは再び走り出した。
どこに逃げればいいのかなんてことは考えてはいない。
ただ、アツシは走りつづけた。
ただ、アツシは走りつづけた。
再び兵士と遭遇する。今度は20人以上はいる。
一人の兵士がアツシの姿を発見すると直ちに発砲した。それにつられて他の兵士も発砲する。
しかし放たれた弾丸はどれ一つとしてアツシにあたる事はなかった。
アツシが集中するれば、弾丸程度のスピードなら軽くよけることが可能だった。
一人の兵士がアツシの姿を発見すると直ちに発砲した。それにつられて他の兵士も発砲する。
しかし放たれた弾丸はどれ一つとしてアツシにあたる事はなかった。
アツシが集中するれば、弾丸程度のスピードなら軽くよけることが可能だった。
敵の弾丸を全て避け、反撃に移る。
特に意味もなく宙返りしながらマシンガンの引き金を引きながら、脳天めがけて銃口を右から左に振った。
まもなく兵士は全滅した。
アツシからしてみれば、彼らの神経が全く理解できなかった。あの速度の弾丸なら、普通に避けることができる。
特に意味もなく宙返りしながらマシンガンの引き金を引きながら、脳天めがけて銃口を右から左に振った。
まもなく兵士は全滅した。
アツシからしてみれば、彼らの神経が全く理解できなかった。あの速度の弾丸なら、普通に避けることができる。
もちろん、彼の反応速度が異常なだけだが、彼はそんなことには全く気付いていない。
そして現代、学校へ行く途中の坂でとある少女に声をかけられた。
? 「あの・・・一緒に登ってもいぃですか?」
自分 「別に・・・」
? 「あの・・・一緒に登ってもいぃですか?」
自分 「別に・・・」
・・・、僕たちは登り始める。長い長い坂道を。
広告下げ用