○構成比
さらっと言葉で説明しちゃいます。
構成比を固定したことを前提に1 2では書いてきました。
しかし実際問題そんなぴったりいくわけもありません。
場合によっては、例えばクリスタルを大幅に必要とする利益がたくさん出るクエストが
実装されればクリスタルの売上も、また単価もあがります。
このような事態が予測される場合構成比を固定することは明らかに不合理です。
そういうわけで、ここでは一応構成比を固定しないで出すことを書いておきます。
- と言っても、よくよく見てみれば高校の数学を普通にこなしていた人にとっては
普通に理解できる話です。
○構成比を固定しない
二つ場合が考えられます。
1.そもそも売上!原価!これのみで何が売れたとかそういうのを区別しないやり方です。
2.前述の例のように、1.5倍くらいクリスタルの売上が伸びそうだな、とか比をいじるやり方です。
1.は加重平均を取ります。(ウェイトをおく平均。具体例として1が2回、2が3回、4が1回でる事象の加重平均は2です。)
ただし、これは構成比を固定しないと言ってもウェイトによって固定していることなので不合理です。
また、使い道もないでしょう。(しかし管理会計では使い道が大いにあるのです・・・。)
2.分離するのが一番理解しやすいかと思います。
例えば、結晶についてはすでにいつもより5割増しで売れると予測してる場合、
S(結晶) S(それ以外)
VC(結晶) VC(それ以外)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
MP
FC
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
OI
とするわけです。S同士はたせます、VC同士はたせます。
また、例えば結晶の原価率が30%とわかっていてどのくらいの原価率で目標利益が達成できる総合原価率を求めるときは、
S(結晶) S(それ以外)
VC(結晶) (s*0.3)VC(それ以外)
とすればいいわけです。
原価率を達成できるかどうかの前提には、Sがわかっていることがあげられます。
つまり、
S 判明済み S 判明済み
VC判明した(s*0.3) VC x
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
MP(=S-判明してる結晶のVC - x)
FC 判明済み
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
OI 判明済み
となり、x=S-判明している結晶のVC +FC + OIとなるわけです。
(原価率はVC + x / S + S
最終更新:2009年08月02日 03:15