猫耳少女と召使の物語@wiki保管庫(戎)内検索 / 「ボインボイン物語」で検索した結果

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  • ボインボイン物語
    ボインボイン物語 最終更新日 : 2011年01月22日03時23分32秒 【作者】 : 【舞台】 : 【作風】 : 【注意】 : =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 序章  序章 kb 01話  第一話 (エロ無し) kb 02話  第二話 (エロ無し) kb 03話  第三話 (エロ無し) kb 04話  第四話 (エロ無し) kb メイン登場人物 一行紹介 < あらすじ >
  • ボインボイン物語 序章
    ボインボイン物語 序章  自宅へと向かい夢中で歩いていたせいで気付かなかったが、いつの間にか空が白くなり始めている。  じんわりとした蒸し暑さが体を包む。全身が汗ばんでいた。胸も股も蒸れて下着が当たる感触が痒い。  もうかなり長い時間、蒸し暑い夏の夜道を進んだはずだ。ハイヒールを履いた足が痛む。  彼女はウェーブの掛かった金髪を撫で上げる。浅黒い頬に汗が滴り、顎からぽたりと垂れた。  淡い桜色の唇が小さく開き、「はぁ」と、小さなため息が漏れた。どうしてこうなったのか。頭を抱えて舌打ちをする。  お気に入りの白いワンピースはすっかり汗で濡れてしまった。歩き続けたせいで喉も渇く。  終電なんてとっくに過ぎているし、この辺ではタクシーもそうそう通らない。携帯もどうやら忘れてきてしまったらしくタクシーを呼べない。  コンビニも見当たらないし、せめて休む場所ぐらいないだろうか。息を切らして肩を落と...
  • ボインボイン物語 01
    ボインボイン物語 第一話~  彼女――金子満子は、混乱しながらもまぶたを開く。そしてまず最初に、小さく悲鳴を上げた。彼女を乗せた地面が、空を飛んでいるのだ。  まるで意味が分からない。いったい何が起こっているのだ。そして彼女は次に、大きく身震いをした。今までに感じたことのないような寒さが襲ってくる。  空から舞い降りる雪が体に当たり、凍えるような風が頬を吹き抜けた。  彼女を乗せた何かが、雪の降りしきる銀世界の上を滑空していたのだ。己の理解の範疇を超えるような事態に、思わず卒倒してしまいそうな心地であった。  状況を飲み込める要素が全くない。幼稚園に入学したばかりの園児に専門知識を要求される国家試験を受けさせるようなものだ。  すっかり混乱した様子で目を回しながら、彼女は必死で眼球を動かした。空を滑る足場はひどく不安定で、立つどころか身じろぎする勇気も出ない。それ以前に体が凍えて動けな...
  • ボインボイン物語 03
    ボインボイン物語 第三話~ 『ねぇ、方向は合ってるの?』  ガガーリンは、吹雪の中を飛びながら、自らの背に乗る相手に尋ねるのだが、返事はない。代わりに手綱が僅かに動き、飛ぶ方向をほんの少しだけずらす。  だが、それが合っているのかも、ガガーリンには分からなかった。  彼は腕がそのまま翼になっている、いわゆるワイバーンと言われるような種類の竜なので、飛びながら地図やコンパスを見ることもできず、そういったものは全て相棒のユーリに任せている。  いつもなら安心して任せておける相棒なのだが、しかし今日は違っていた。飛び立つ前に見たあの表情を、彼はしっかりと覚えている。飲み過ぎた次の日、二日酔いに悩まされている時と同じ表情だ。  昨晩の、ミツコと共に行った深酒が相当効いているらしい。加えて、どうやら結局朝まで飲んでいたらしく、寝てもいないようだ。  そんな状態で正常なナビゲーションを期待するとい...
  • ボインボイン物語 02
    ボインボイン物語 第二話~  あの後、どれだけの時間飛び続けただろうか。未だに吹雪を抜けることは出来ず、寧ろ天候は悪化しているようだった。  大きな雪が体に当たるのを感じながら、トカゲは懐に抱え込んだミツコを寒風から守るように、前かがみの姿勢をとる。  心なしか、その息づかいが小さくなっているようだった。トカゲの縦に割れた瞳孔が不安気に揺れた。 『ここまで来れば多分安心だよ』  そんな彼の所作を察したような口ぶりで、竜が言うと、その翼をバサリと動かし、降下を始めた。  分厚い雪に覆われた地面にふわりと着地すると、竜はその鼻面を器用に使って、雪面に穴を開ける。  トカゲはポケットから魔符を一枚取り出し、それを穴に投げ込んだ。 ――ジュッ  投げ出された魔符が、その内に封じられた炎を解き放つ。水を蒸発させるような音が聞こえた。炎は深く積もった雪の中で燃え盛り、跡には調度良い大きさの雪洞が作...
  • ボインボイン物語 04
    ボインボイン物語 第四話~  街の中心へと入っていくと、ところどころに酒瓶を持って地面に腰掛けている男のシロクマたちが見えた。ますます、テレビで見たようなロシアの北国に似た印象だ。  明らかに酔っ払っていそうな、そういった輩達と視線を合わせぬよう気をつけながら、ミツコはユーリの腕を引いて、雪の積もった道を歩いてゆく。  相変わらずフラフラとしていて気分も悪そうで、ガガーリンはああ言ったが、寧ろ居ない方がマシなのではと思える状態だ。  大体、こんな隙の塊のような状態では、襲ってくれと言ってくれているような状態ではないか。これでは現代日本でも危ない。  どんなことになるか、この街の治安次第であるが、少なくともミツコには、このシロクマたちの町が、彼女の故郷よりも治安が良い場所には思えなかった。  町の中心へと歩いてゆくほどに、なんとなく頭の隅に不安を感じながらも、彼女は周囲を見回して、宿屋か...
  • 長編SS一覧(メイン)
    ... 10/10/26 ボインボイン物語 17=505 トカゲ da -kb 10/07/22 猫の宅急便 避難所5=857 避難所5=857氏 -kb 10/12/26 わたしのわるいひと 避難所5=925 イヌ? na -kb 11/02/03 草原の邦 避難所5=965 ? 避難所5=965氏 -kb 10/06/25 雪見おおかみ 17=929 オオカミ 17=855氏 -kb 11/07/28 シー・ユー・レイター・アリゲイター 避難所5=965 ワニ にわにわに -kb 11/08/07 神様と世界の作り方 17=855 シカ? 17=855氏 -kb 11/07/30 狼国精霊説話集 18=145 オオカミ タダノサケビ -kb 12/01/26
  • 鬼火
     月日は百代の過客にして行きかふひともまた旅人也。  現在とは永き旅の途中に求めた仮初めの宿であり、何人もそこに留まり続けることは出来ない。  俺もまた、歴史という大河に流れる水の一滴に過ぎず、穏やかな流れの中にあっては穏やかに、 激流の中にあっては狂おしく流れ続け…… 「と、言う訳で。君には来月から、新しい部署に移って貰うことになったから。 いやぁ、君のようにスピード出世する人間は、我が社でも希でねぇ……」  つまりは、そう言うことである。  諸行無常。色即是空。無想転生。  サラリーマン殺すに刃物は要らぬ、とはよく言ったものだ。  目の前の上司から発せられる美辞麗句の微粒子は奇跡的なまでに俺の脳細胞をトンネルしている。  代わりと言ってはなんだが、彼の顔に張り付いた笑みが、これ以上ないくらいに「貴様は前から 気に入らなかったんじゃ、ボケがぁ!」と語っていた。  彼と初めて会ったのは一ヶ...
  • WW2独逸兵シリーズ
    WW2独逸兵シリーズ 最終更新日 : 2008年12月22日00時10分42秒 【作者】 : 独逸 【舞台】 : 不特定 【作風】 : 軍事小説 シリアス ハードボイルド 【注意】 : かなり本格的、エロは少なめ =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= -- Feldwebel(古参兵編) -- 01話 非エロ「落下:オーバル・ブラントの場合」 13kb -- Emblem of Edelweiss(狙撃兵編) -- 01話 非エロ「落下:ヴィリー・ヴォーンの場合」 74kb 登場人物一行紹介(古参兵編)ブラント … ヒト♂。40代も後半に差し掛かった老ドイツ兵。頑健な肉体と灰色の瞳を持つ。 メイジャー … イヌ♂。シュティファニッツ種(≒ジャーマンシェパード)のヒト専門獣医。 登場...
  • 嘘つき兎が召使いの物語
    嘘つき兎が召使いの物語 最終更新日 : 2009年07月20日21時43分30秒 【作者】:嘘つきの人 ◆38qnEzohvY 【舞台】:兎の国アトシャーマ 【作風】:えろえろ おばか 【注意】:百合。変態。主従逆転。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 1話 マシロ×ユーヤ「嘘つき兎が召使い」 25KB 2話 マシロ×ユーヤ「ウサギの飼い方」 23KB ―― サイドストーリー ―― 外伝1話 クー×マシロ「生臭い贈りもの」 10KB 外伝2話 マシロ×ユーヤ「ねがいごとひとつ」 5KB メイン登場人物 一行紹介マシロ … ウサギ♀。魔女だけど色狂い。暴力的な色欲の持ち主。 クローディア … ウサギ♀。マシロのお目付け役。冷静なようで意外と頭の中はラヴい。 ユーヤ … ヒト♂。マシロに買わ...
  • 羊と犬とタイプライター・カーテンコールのための補注
    羊と犬とタイプライター・カーテンコールのための補注 おまけの蛇足 人物紹介とか ・オツベル・スタァ いつも眠そうなヘラヘラした若者。世界的に有名になりつつある娯楽小説家。 ひ弱で陰気なヒツジのマダラ、その正体は歩く五等宝くじ●●●●。 現在、犬の国の首都、比較的治安のいい長期滞在宿に滞在中。 頭のヒツジのツノを紫と黄のマダラに塗っている。犬国の基準で言うと ヤワそうな優男。頼りにはならないけどちょっと綺麗よねあの子。みたいな。 どちらかと言うと背中で語る頼もしいハードボイルド系がもててたイヌの国で、 軽くて軟派で小奇麗で「今日もみんな綺麗だね☆」と言ってのける優男萌え、の革新を もらたしつつある。かも知れない。そんなこんなで身近の女性達とは妙に仲良し。 取材と称して花街にも出入りしている。某軍人が仕事で女をたらしこんでる 最中に、ひょこひょこ目の前を通過したりする恐怖のランダム移動型F....
  • 外部SS一覧(メイン)
    最終更新日 : 2014年12月30日01時53分18秒 『スレ以外の外部ツール利用について』 スレ以外の外部ツール(自分のHP、小説家になろうなど)に投稿することも可能です。 その場合の注意点は以下の通り。 『猫耳少女と召使いの物語』スレがネタ元であることを明示してください。 スレに投下したものを他の場所へ転載する場合、書き手本人がスレか伝言板に一言かけてください (無断転載防止のため) 非エロ作品であっても18禁設定にしてください。 推奨タグ は『こちむい』『シェアワールド』です。 こちらの連載は何らかの形で性的描写・官能表現・18禁要素を伴う可能性があります。 必然的に「猫耳(少女&少年)」「獣人(ケモ)」「人外」属性の作品がほとんどです。 連載名をクリックすると外部ページに飛びます □ 新規作品       : ここ3ヶ月以内に開始され...
  • 嘘つき兎が召使いの物語§1
    嘘つき兎が召使いの物語 第1話 ウサギに対しての、こんな言葉を耳にしたことがありますでしょうか。 「兎は淫乱……って本当?」 私の友人に猫国出身のかたがいらっしゃいますが、そのかたの御友人がそんなことを言いました。 もちろん面と向かって言われたわけではありません。 本人は内緒話のつもりだったようですが、さすがにあれほど大きな声で話されたのでは聞きたくなくても耳に入ります。 なにせ私はウサギですから。耳が良くて性風俗に寛容で。 その人の言うとおり『淫乱』というのもあながち間違いではありません。 だから私はこのように口を挟んでしまったのです。 「お言葉ですが……あなたは、あなたが好きな人を愛してあげる時間を持たないのですか?」 私には愛すべき人がたくさん居るだけです。猫のかたには理解していただけないかもしれませんが。 ……たくさんの人を愛するこ...
  • 03話から読む人のためのすぐわかる人物紹介
    羊と犬とタイプライター・03話から読む人のためのすぐわかる登場人物      ■オツベル・スタァ 黒羊のマダラ、のふりをしたヒト♀、約二十歳。現在イヌの王都にて文筆活動中。 体力ない人権ない家事できない胸無い若くない歯に衣着せない空気読まない、 のナイナイ尽くし。今日も今日とて針金の身体を椅子の上に畳み込んで下宿に 引き篭もったり、心配する某軍人をよそにふらふら町を出歩いてはトラブルに 首をつっこんだりしている。羊のつけ角を悪趣味な紫と黄の斑模様に塗っている。 一人称「オレ」。171cmハスキーボイス、元隠れオタクの女子大生。本名「ユカリ」。     ■【旦那】 ちょっと婚期を通り越しかけたイヌ軍人♂。ヒト世界で言う所のベルジアンシェパード系。 自分のいる現実とは少しだけ、でも決定的に異なるパラレル世界?を覗き見る?という 暴発式の面倒な目を持っている。本名は未だ不明(未定とも言う)。「デ...
  • 我に牙を剥く世界01
    我に牙を剥く世界 第1話     一    朝、目が醒める。     三上幸村は左半身に感じる体温に眼をやる。   あまい、かぐわしい髪の香り。   少し生臭い汗の匂い。   とくん、とくん、と伝わってくる健やかな鼓動。   首筋にかかる寝息。     彼が仕える女主人―――――クララ=ザマ=プライマリー。     壁にかけられた巨大な古時計を見る。   午前五時。   部屋はまだ薄暗い。   陽はまだ昇り切っていないらしい。   スズメのさえずりが、窓の外から聞こえて来る。     彼は、天蓋付きのダブルベッドからそっと脱け出す。   隣に眠る、ワガママな主を起こさぬように。     部屋にこもる朝の冷気は、昨夜の淫靡な行為の残り香を、あとかたもなく吹き払っていてくれる。   同時に、夜から残る気だるい疲労に包まれた体も、しゃんとさせてくれる。    (まだ痛いな。)     幸村は、部...
  • 嘘つき兎が召使いの物語§外伝2
    嘘つき兎が召使いの物語 外伝第2話 7月7日が、着々と近づいてくる。 「んえ? たなばた?」 「そう、七夕。そんな風習を聞いたことはないですか?」 ここは極寒の地、ウサギの国アトシャーマ。 夏でも冬でも猛吹雪が吹いておかしくない、四季のカケラもないこの国にも、やはり月日は巡っていく。 7月7日……人間の世界では、織姫と彦星が出会って、なぜか皆して願い事を唱える、不思議な風習が行われる日。 「う~ん……聞いたような気がするけど、よく覚えてないなぁ。ヒトの文化ってあまり気にしたことないし」 そう言って、裸の身体をすり寄せてくる。 現在位置はベッドの中。彼女は再戦可能。僕は回復が追いついていない。 「犯される」と思ったときには既に犯されている。 それがウサギを相手にすることなのだと、この身をもって実感したのはいつの日か。 「一年に一度しか会...
  • 嘘つき兎が召使いの物語§外伝1
    嘘つき兎が召使いの物語 外伝第1話 ここ兎の国アトシャーマにも、バレンタインデーらしき風習はあったりする。 元をたどれば、どこの国にも1年に1回くらいある親しい人に贈り物をするごく普通のイベントだったのだが、 猫国からの商業主義の波が到達してしまったことで、いくらか現金な風習となってしまった経緯がある。 「お嬢さま、もう少し火を強めますか?」 「う~ん。このままでだいじょうぶかな」 早朝、台所にて何やら調理をしているウサギが2人。小さいほうがマシロ嬢。大きいほうが従者のクローディア。 二人してお揃いの花柄エプロンを身につけ、コンロの前で何やら白い液体を煮詰めていた。 そして漂う“クリの花”の香り。 「ふぁあ……いいにおい……」 もはや漂うというよりもあたりに充満していると表現するほうが正しいくらいだが。 マシロは木ベラを手に、白くどろっ...
  • せんせいは風呂にはいれない
    ※登場人物  せんせい…医者(外科)。女性、オセロット。  チヨコ…ヒト。女性。義足をはいている。  サバトラ…服飾店経営。男性。ネコ。チヨコの主。  カマメシ…染織家。男性。キツネ。サバトラの友人。  ギンダーウィッチ…探偵。男性。長毛のネコ。ノミがきになる。  キャサリン…雑誌編集者。女性。ソバージュヘアのチャトラ。  アポロ…探偵。男性。小柄でふっくらとした体型のブチネコ。  エステー…資産家。男性。老齢のウサギ。個室で死亡しているの が見つかる。  パックス…ヒト。女性。エステーのヒト召使。  シャルダン…会社員。男性。エステーの秘書。茶色い。  スキット…会社役員。エステーの甥。黒い。  D・ウタン…会社社長。エステーの弟。黒くて丸い。  パラオネ…D・ウタンの妻。白くて丸い。  リアフティ…学者。男性。老齢のネコ。 ※これまでのあらすじ   ちょっと奮発して知る人ぞ知る系のホテ...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 (2021年12月6日) - エキサイトニュース マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 「Wiki」創設者のPC 競売に - ...
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    猫耳少女と召使の物語@wiki保管庫(戎) 携帯から閲覧する場合はこちらからどうぞ 【ご注意】 ここは2ちゃんねる(PINKBBS)エロパロ&文章創作板に存在する オリジナルシチュエーション(非2次創作系)スレ、 『猫耳少女と召使いの物語』スレのSS保管庫です。 成人向け表現を含むため、 18歳未満の方の閲覧はご遠慮願います。 ■現行スレ:猫耳少女と召使いの物語20 ■避難所:猫耳少女と召使いの物語 避難所その6 ■設定資料集:半公式ファンサイト(更新停止中) 『猫耳少女と召使いの物語』スレについて簡単に説明すると、 複数の書き手によるシェアワールド(同一世界観での共作)形式の 剣と魔法(と一部科学と機械も)の異世界迷い込み型ファンタジー小説のスレで 猫耳少女や犬耳少年、及び見た目ワーウルフやリザードマンな獣人達と 「現代地球の日本」他から孤...
  • 木登りと朱いピューマ
    木登りと朱いピューマ (※完結?) 最終更新日 : 2009年03月31日22時30分09秒 【作者】 : ピューマ担当 【舞台】 : 大陸極西、キンサンティンスーユ、その中央部、幼子の館エルクェ・ワシ 【作風】 : インカ風 [ほのぼの→どろどろ→えろえろ→らぶらぶ] でれでれ 【注意】 : なし =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 01~03 非エロ「落下」 22kb 04話 非エロ「キンサンティンスーユ」 18kb 05話 非エロ「浮幽の経緯」 23kb 06話 非エロ「謁見前のトラブル」 24kb 07話 非エロ「皇后への謁見」 26kb 08話 シュナ×フユキ 28kb 09話 フユキ×シュナ 34kb 10話 フユキ×シュナ 11kb 11話 非エロ「大団円」 30kb -- 外伝...
  • プラグイン
    @wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 アーカイブ コメント ニュース 動画(Youtube) 編集履歴 関連ブログ これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/
  • 首蜻蛉 四話
    首蜻蛉 四話 トンボは演劇に対して強い興味を示します。正確には『ヒーローもの』です。 どれくらいかというと、落ち物で絵本が見つかると真っ先に僕のところに運ばれ、ヤゴ(トンボの幼体)の情操教育と称して朗読をせがまれます。 むしろ大人達のほうが熱中して「そこだーッ! やっつけちまえーッ!」とテンション上がってます。 正義が勝つ、という概念は『つまり強い大国が勝つのよね』と解釈されるので、もっぱら悪役のほうが人気です。 これはトンボが『最大国家:猫の国のド真ん中にある』という事情と、過去に攻められた記憶が関係しています。 世界地図でいえば、猫の国は地図上から見ると『猫女性の横顔』に見えるのですが、その『目』の部分にトンボはいます。 目の部分はクレーターになっており、周囲とは絶壁により隔離され独自の生態系を持つ「陸の繋がったガラパゴス」となっています。 移動はできません。なぜなら、トンボ魔素は特...
  • 元祖天才アルジャーノン(仮)
    元祖天才アルジャーノン 最終更新日 : 2014年05月12日17時45分11秒 【作者】 : きつねうどん 【舞台】 : 大陸南部、猫の国のとある地方都市 【作風】 : 短い 【注意】 : エロ無し =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 1話 山のあなたの空遠く 「幸」住むとヒトのいふ 4kb 2話 思い出は最高の調味料、とは限らない 5kb 3話 子供には『未来』があり、大人には『子供の未来』がある 5kb 4話 最近のデウスウキスマキナは物語の中にも居ないらしい 6kb =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 春のこちむい祭り ネタ kb メイン登場人物 一行紹介アルジャーノン博士…アルジャーノン研究所が誇る天才...
  • 火蓮と悠希
    火蓮と悠希 最終投下日 : 2004/08/21 【作者】 : へたれ猫 【舞台】 : 大陸中央部、ネコの国の地方部、とある村 【作風】 : ほのぼの えろえろ 【注意】 : ガチ百合(1話)。女装少年。ショタ。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 01話 火蓮×悠希(百合) 27kb 02話 悠希×莉琥 15kb 03話 悠希×空牙 11kb -- 外伝 -- 外伝01 七夕ネタ 非エロ 2kb メイン登場人物 一行紹介悠希 … ヒト♀10代? 貧乳に悩む普通の女の子。 火蓮 … ネコ♀お姉さん。レズっけがあり、可愛い女の子が大好き。巨乳。 蓮華 … ネコ♀旧家の奥様。火蓮の母で、マダラのショタを侍らすのが趣味。 莉琥 … ネコ(マダラ)女装少年。銀髪で実際女の子と間違うほど可愛い。 空...
  • 次スレテンプレート
    次スレテンプレートです。 ※1 InternetExplorerで表示させている場合、 コピーすると改行が増えてしまうことがあるようです。 貼り付け時に、一度メモ帳などにコピーして改行を確認するよう注意してください。 ※2 このWikiの対SPAM機能の都合、URLは全て先頭h抜きになっています。 投稿時、必要そうなところにはhを付けて下さい。 たぶんwikiとかはh付けて平気 ※3 保管庫アドレス、避難所スレ、前スレは修正済み。ろだの「非常用」も外しました。 猫耳少女と召使いの物語19 ここは人間の住む世界とはちょっと違う、ケモノ達の住む世界です。 周りを見渡せば、そこらじゅうに猫耳・犬耳・etc。 一方人間はというと、時々人間界から迷い込んで(落ちて)来る程度で数も少なく、 希少価値も高い事から、貴族の召使いとして重宝がられる事が...
  • 嘘つき兎が召使いの物語§2
    嘘つき兎が召使いの物語 第2話 お父さん……お母さん……いまごろどうしてるのかな。 僕がこっちの世界に落ちてきて、もうすぐ3ヶ月。 そのあいだ売られたり買われたり調教されたり……けど、やっと腰を落ち着けることができました。 今の僕のご主人さまは、ウサギの国に住むウサギのお嬢さまです。 「ご主人! えっちしよっ! おま○こっ! おま○こしよっ! おま○こしてあげるっ!」 ……の筈なのに、なぜか僕のほうがご主人さまになっちゃいました。 手続き上の手違いらしいです。 訂正にも時間がかかるとかで、今はそのまま僕が主人のまねごとをしています。 「あっ……もしかして今日は、おま○こじゃなくて、おくちのほうがいいのかな?  じゃあ、私のおくちま○こ、いっぱい味あわせてあげるね」 兎も角そんなアクシデントはあったけど、お嬢さまはとても可愛いし、 周...
  • 過去ログ保管庫
    過去ログ保管庫 最終更新日 : 2015年08月07日02時26分17秒 本スレ過去ログ 猫耳少女と召使いの物語   (03/02/21 ~ 03/12/25) 猫耳少女と召使いの物語2  (03/12/17 ~ 04/08/14) 猫耳少女と召使いの物語3  (04/08/16 ~ 05/03/07) 猫耳少女と召使いの物語4  (05/02/21 ~ 05/05/14) 猫耳少女と召使いの物語5  (05/04/13 ~ 05/08/05) 猫耳少女と召使いの物語6  (05/07/07 ~ 06/02/04) 猫耳少女と召使いの物語7  (06/01/06 ~ 06/06/27) 猫耳少女と召使いの物語8  (06/05/17 ~ 06/09/17) 猫耳少女と召使いの物語9  (06/09/17 ~ 06/10/25) 猫耳少女と召使いの物語10 (06/10/25...
  • 首蜻蛉 一話
    首蜻蛉 一話 「うぅ~…ひゃう、もうちょっと右…」 「ここ?」 「きゃう!ちべたい!もーなんで左右間違えるのよ~!!」  こんにちは。僕は敬部。「けーぶ」って呼ばれています。ご主人様の背中に湿布を張ろうと格闘中。 趣味はご主人様の「アカネ」様に悪戯することです。たとえば、わざと湿布の張りどころを間違えたり。 「ていうか、こんなの本当に効くのぉ?」 「そりゃトンボの世界には無いでしょうけど、人間世界じゃ普及してますよ。肩こりとか、腰痛とか」 「む~…ぜったい、ちべたいだけだ~…」  ヒトの言うトンボとは、羽とか、目とか、いろいろと人間離れした要素があります。 でもご主人様達「トンボ族」はそんなのでもないですよ。 たとえば赤の幾何学模様の羽は取り外し式。これ、魔力を固めた物なんで、割れてもすぐ構築できます。 履き慣れたクツのように感触があるので、急にさわると「ひゃう」ビックリします。 他にも...
  • わんわん異聞+羊と犬とタイプライターのための補注
    わんわん異聞+羊と犬とタイプライターのための補注   人物紹介 ・■■■■■■。ヒトメス。一人称オレ。ヒツジのマダラに変装して諸国を旅してきた文筆家。 自称十六歳。実際は二十歳くらい。落ちてくる前は女子校出の女子大生だった。 ヒトメスとしては高身長で、声は高校時代テニスの硬球が当たる事故で潰れてハスキーボイスに。 (世界が六周くらい回った後の恋人に言わせれば、シしてる時の声は甲高くて可愛いとの事) 当然もてた(女に)。元隠れオタ。その外見と趣味から、恋をしても最初から諦める日々を送っていたら、ある日とつぜんこっちに落ちて来てしまった。 ホモが嫌いなのは本当で、「だってあれってちょー乙女の専売趣味っぽくね?」と恥ずかしがっているのが真相。耳年魔で実地に疎い。 最初の飼い主は老境のヤギで、読書家の優しい主人を喜ばせるために適当にヒト世界の漫画や小説の内容を語り聞かせたのがすべての始まり。 老...
  • 停滞SS一覧(メイン)
    最終更新日 : 2011年01月20日23時37分43秒 青字以外は全て何らかの形で性的描写・官能表現・18禁要素を伴います。 必然的に「猫耳(少女&少年)」「獣人(ケモ)」「人外」属性の作品がほとんどです。 「途中停滞長編」作品は、連載名をクリックすると専用ページに飛びます。 □ 途中停滞長編 : 明らかに途中で、かつ既に12ヶ月以上更新のない長編連載 □ 導入部のみ   : 1話ないし導入部のみの投下で3ヶ月以上更新なし □ 連載破棄宣言 : 作者本人から連載中断宣言または「やりなおし」宣言が出た連載 赤字 : ♂×♂、♀×♀等の同性愛要素を含む 青字 : 非エロ作品 □ 途中停滞長編 初出 メイン 作者(敬称略) 総文量 IBYD 2=188 イヌ - 59KB 火蓮と悠希 2=492 ネコ へたれ猫 55KB 十六夜賛歌 2=504 ウサギ 兎の人 ...
  • 狗国見聞録
    狗国見聞録 (※完結?) 最終更新日 : 2009年03月31日22時28分46秒 【作者】 : 見聞録の人 【舞台】 : 大陸中央部、イヌの国北部辺境、イヌ-オオカミの国境域 【作風】 : [ほのぼの→燃え戦闘→えろえろ] らぶらぶ でれでれ 【注意】 : 獣人♂の性描写。中盤に欝&鬼畜&残酷描写多め。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= -- 『平穏』編 -- 01話 非エロ「落下と出会い」 55kb 02話 ジーク単品 69kb 03話 非エロ「ひび割れた日常」 77kb -- 『vsサイアス盗賊団』編 -- 04話a サイアス×あたし(陵辱) (残酷描写有) 69kb 04話b サイアス単品(欝) アイニィ単品(陵辱) (残酷描写有) 107kb 04話c 非エロ「血の海の中で」 76...
  • After 2.14
    ネコの国のとある街にて……  警察での仕事を終え、俺はコンビを組む後輩のシェイファを連れて、近くの酒場に来ていた。 「……シヴァ先輩」  向かいに座る後輩が、沈んだ声で話し掛けてきた。 「何だ?」 「今年、チョコ何個貰いました?」 「チョコ?」  テーブルに置かれたコップの中のアイスロックが崩れ、音を奏でて赤凍酒の中に沈み込んだ。  室内に流れるハードボイルドなBGMはそのままに、まるで俺の答えを聞こうとしているかのよう に、他の客の喧騒がやや小さくなった。 「そりゃあ、今年『も』清掃のおばちゃんから貰った1個だけだ。市販の小さな丸チョコ」  発言し終えた瞬間、店内は元通り騒がしさを取り戻した。 「そう、ですか……」 「で、お前は?」  俺の問いに、目の周りの黒い肌が一際目立つ白髪のマダラ美少年は、伏し目がちになった。 「……65個、です」  聞き取り...
  • 首蜻蛉 六話
    首蜻蛉 六話 トンボにとって花の蜜は必需品ではなく嗜好品です。トンボの嗜好品が増えた理由は、主に他種の虫と交流し文化を育んだことによります。 猫国の侵攻は、決してトンボに限った話ではありません。他の昆虫集落も『行軍の邪魔』とか『物資補給の都合』とかで蹂躙されたことがあります。 穏便に通したもの、抵抗して蹂躙され辛うじて逃げ延びたもの。あと、ルート上になかったから難を逃れたもの。 『侵攻ルートを捻じ曲げさせた』規模では、ここ「猫の目クレーターのトンボ」最大です。 住処を失った昆虫達の旗印であり、トンボは同じ苦しみを味わった仲間を快く受け止めました。 元々少ない人口の半分を失い、技術者も欠け、重労働者も失い、子育ての手も教育者も足りず、蹂躙されインフラもままならない。 さらに新しい仲間のために新しい環境の整備も必要です。共同作業はいくらでもあります。 ゆえに「昆虫のルツボ」となった「猫の目ク...
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  • 短編SS一覧(メイン)
    最終更新日 : 2014年12月30日02時12分06秒 青字以外は全て何らかの形で性的描写・官能表現・18禁要素を伴います。 必然的に「猫耳(少女&少年)」「獣人(ケモ)」「人外」属性の作品がほとんどです。 □ 読切 中編 : 20KB~の長い読み切り作品 □ 短編 掌編 : ~19KBの短い読み切り作品 □ ネタ100% : ひょっとしなくてもギャグ 赤字 : ♂×♂、♀×♀等の同性愛要素を含む 青字 : 非エロ作品 □ 読切 中編 初出 メイン 作者(敬称略) =文量= 狼耳モノ@辺境(仮題) 初版 3=78 オオカミ - 24KB 狼耳モノ@辺境(仮題) 改版 5=60 オオカミ - 41KB 狐耳っ子と剣術少女 6=21 キツネ♂ カモシカ担当 32KB 時の最果て 9=561 人魚 - 20KB 『桃源郷』へようこそ 10=12 ガゼル キュンキ...
  • カラス01
        体に冷たい風が吹き抜ける。寒さを感じて起き上がると、そこは崖の上だった。空を見上げると、細く欠けた二つの月が俺を見下ろしていて、無数に輝く星々が、それらを装飾していた。崖下は、遠く霞んでいて、見えない。 「……夢か」 ぼそりと呟く。 直ぐに理解した。布団に入って、起きれば、これだ。猿でも違和感を覚えるだろう。 しかし、異様にリアルだ。この崖は、どうやら高いところらしく、パジャマだと寒くて仕方ない。 どうせリアルな夢なら、女の夢が良かった。学校を辞めてから何ヶ月、女の胸部を鑑賞していないことか。おっぱいマイスターの名が廃る。 「起きた?」 「うわっ!」 突然聞こえた声に、冷や汗がどばっと出た。まるで自慰行為を母に見られたときのような羞恥心。出来るだけ何でもない風に咳をして、思い出す。これは夢だ。 ほっとして後ろを見ると、少年がいた。辺りは暗くて、姿が分からない。声も、声変わり前の男...
  • 迷探偵クリフ=ヴァレンタイン
    迷探偵クリフ=ヴァレンタイン 最終更新日 : 2009年03月31日22時33分04秒 【作者】 : 蛇足の人◆Jyj5OiZTN 【舞台】 : 大陸中央部、イヌの国の地方都市 【作風】 : ほのぼの えろえろ らぶらぶ でれでれ 【注意】 : 獣人♂の性描写。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 01話 クリフ×ミツキ 65kb 02話 クリフ×ミツキ 32kb メイン登場人物 一行紹介クリフ … イヌ♂青年。迷探偵ときどき名探偵。天然能天気。生活能力皆無。 ミツキ … ヒト♀17歳。クリフの助手 兼 世話女房 兼 恋人。 <あらすじ> 脳がチョコレート色な色ボケ天然「迷」探偵クリフと、 口喧しくしっかり者の世話女房だけど、実はクリフにベタ惚れなヒト召使いミツキ、 二人が織り成す推理物...
  • 学園009
    顔のない悪魔      ある休み時間、俺は美術準備室に教材を取りに行くことになった。 「失礼しまっす」  形式的な挨拶をしてがらがらと準備室の引戸を開ける。 「ああ、岩原くんか」  声をかけてきた存在を見て、思わずがたっと引戸に張りついてしまう。  準備室の中に、スーツを着たダンボーが立っていた。  ダンボーがよくわからないという人は、目とおぼしき二つの丸い穴と、口とおぼしき三角形の穴 がくりぬかれた段ボールを、スーツ姿の男性が被っているところを想像していただきたい。  …反射的に体が逃避しようと動いた俺の気持ちがわかっていただけたことと思う。 「どうした、顔色が悪いぞ」  少し落ち着いてくると、ダンボーの中から聞こえてくる声に聴き覚えがあることに思い当った。 「…ノーマ先生、そのショッキングな恰好はなんなんすか…」  そう、普通に考えて準備室にいるのは、美術教諭のノーマ先生に決まっている...
  • 放浪女王と銀輪の従者
    放浪女王と銀輪の従者 最終更新日 : 2008年12月22日00時28分13秒 【作者】 : 蛇担当 【舞台】 : 大陸南西部の砂漠地帯、ヘビの国の全域 【作風】 : アラビアン風 えろえろ らぶらぶ ノリノリ 燃え戦闘 【注意】 : 全体的に鱗少女。一部ロリ。一部百合。一部陵辱。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= -- 『落下&出会い』編 -- 01話 サトル×サーラ 40kb 幕間01 非エロ「芸術センス0」 2kb 02話 サトル×サーラ エラーヘフ×サトル 65kb -- 『一年後』編 -- 03話 サトル×サーラ&クシャスラ 65kb 幕間02 非エロ「猫のラーメン屋台」 13kb 04話 シャンティ単品 30kb 05話a カルロ×エリーゼ 37kb 05話b サトル×サーラ ク...
  • ブタと真珠様 一話
    ブタと真珠様 一話  店に入りたての頃、先輩に教わった。部屋の灯りを極力落とすのは、視界を奪って他の感覚を鋭敏にする為の演出であると。  香水の香りや聖水の塩辛さよりも顕著なのは多分、聴覚。  防音処理の施された個室の中、『お客様』にはまず沈黙を強いる。  少しでも物音を立てれば、それなりのペナルティ――という名のサービス、を課す事を宣言する。  口にイボイボのついたボールを咥え、四つん這いになった『お客様』はほとんど恐怖に怯えた眼でこちらを見上げ、何度も頷く。  しかし、わざわざ宣言しているにも関わらず、従う人はあまりいない。無様に「ふぁい」などと声を発したりしたら直ちに、 「喋るなと言ったろうがぁ!」  ビシィィィッ!! と鋭い音を立てて、『お客様』の肩口、あるいは背中に鞭を振りおろすのだ。 「音を立てるなって言っただけじゃ理解できないなんて、お前は本当にあきれ果てた奴隷だね! 四つ...
  • 太陽と月と星20
    太陽と月と星がある 第二十話   「ただいま帰りました。…チェル?」  冬服が心底欲しい今日この頃、買い物から帰ると、なにやら楽しげな声。  散かった玄関を片付け、荷物を抱えなおし居間を覗くと可愛らしい耳と尻尾の小さな女の子と目が合いました。 言うまでも無くチェルですが、家の中だというのに頬を赤くしふわふわの髪の毛がはねています。 「おかえりーあのねぇ」  てててっと、細い尻尾を宙に浮かせ駆け寄ってくる姿は、毎日見てもあきません。  かわいいなぁ……思わず頬を緩ませていると、首筋に変な感触と共に生暖かい息が吹きかけられました。 「食事にします?お風呂にします?それとも、ワ・タ・シ?」  ……キモイ。   「あー…ジャックさん。お久しぶりです。おかえりなさい」 「え、何その反応。なんでそんな殺伐としてんの、オレ泣いちゃうよ?…せっかくお土産買ってきたのに」  いきなり床にのの字を書き始めまし...
  • 羊と犬とタイプライター/バレンタインネタ
    犬と羊とタイプライター/バレンタイン   「脱いでほしいっす。全裸で」 「…………。……。べつにいいけど。そういう店だし。でも来るなり真っ先にってのは、 新しいパターンね。で、その鍋と大量のチョコレートは何?」 「チョコレートはチョコレートっす。鍋で溶かすっす。準備万端っす。  今日はバレンタインっすよ! 知らないっすか? なにおれが教えてあげるっす。  年に一回、恋人で型をとった1/1スケールの女体チョコをつくる日っす」 「……………。ヤケドしそうね」 「おれたちの仲はいつでもアツアツっすよ!」 「じゃあ私も欲しいんだけど。先に、あんたので」 「いいっすよ! おれのいないときに大事にしゃぶってほしいっす!」 「湯煎用にもうひとつ小さい鍋か、ボウルを買ってきて。あとそれから、 型とってる間はちょっと熱いと思うわ」 「愛のためなら我慢も必要っす!」 「たまにだけど、私あんたの愛が重いわ。べつ...
  • なぜなにこちむい01
    なぜなにこちむい!! からだのヒミツ Ⅰ 第1話      ネコの国、シュバルツカッツェ城は皆平等にお昼時。ぼくは部屋の掃除をしたり、 お鍋をかき回したりで忙しい。ちなみにご主人様の私室兼、寝室兼、実験室の掃除は あんまりキッチリ掃除すると、『ちゃんと置いてる場所を把握してたのに勝手に 棚に戻すにゃーっ!!』とか『無断でわたしの『美少年通信』をちり紙交換に 出すにゃーっ!!』とかいろいろとうるさくて面倒なので掃除には細心の神経を 払わなくてはならない。  とりあえず掃除にキリをつけてキッチンの寸胴の前に復帰する。3日間ご主人様の つまみ食いから奇跡的に免れたビーフストロガノフがいい匂いの泡をゆったりと 弾けさせている。  ちょっと味見をして、思わず我ながら感激・・・  「上出来・・・肉は安物だけど、山猫亭直伝のドミグラスソースはかなりいい感じ・・・ 早くご主人様、帰ってこないかな~」  と...
  • 我に牙を剥く世界03
    我に牙を剥く世界 第3話     十一    ジリリリリリリ・・・・・・。    終業のチャイムが鳴った。   「いっけね!」  幸村は、校舎の巨大な時計を見て、時間を確認する。    昼休み。    いそがねば。  本来ならば、終業のベル――すなわち昼休み開始のベルまでに弁当を主の教室まで持参しなければならない。  当然、昼休み開始と同時に、御学友とのランチを開始できるように、である。    いつもなら、素振り自体を講義終了十分前ほどに終わらせ、余裕を持って校舎に行くのだが、今日に限って、時間を忘れてしまったのだ。    特に体調が良かったわけではない。  今朝の、色々あった出来事を頭の中から払拭しようと、必要以上に、意図的に没頭した結果だった。   (まずいな、こいつは下手したら、懲罰もんだ)  幸村は、手早く捲くった袖を直し、上着を羽織った。  剣を鞘に収め、弁当を・・・・・・。  ...
  • 犬国奇憚夢日記外伝04
     外伝第4話 良い夫婦の日特別    晩秋のスキャッパー地方。午前5時30分。  まだ暗い執事公室の目覚ましを止めるのはマサミの役目。  大きなベットの隣で寝ていた妻カナは末っ子の出産以来、慢性的な貧血と低血圧で寝起きが悪い。  母親にしがみ付くようにして眠る子供達を起さぬようそっと妻だけを起こし、自らの身支度を整える。    およそ10年の月日を費やして建てられた新紅朱館の執事公室は、旧館の手狭で急ごしらえの設備だった部屋とは雲泥の差だ。  執事公室の中央にあるリビングは縦横20m程の広さがあり、ちょっとしたホテルのロビーのような雰囲気である。  そして、リビングを挟みおよそ12畳間のサイズになるマサミ夫妻の寝室と、ほぼ6畳間の子供部屋が分かれている。  もっとも、まだ10歳にならない娘麻耶と末っ子の忠人は、まだまだ妻のその向こうで甘えて寝ているのだった。    公室の入り口から見て...
  • アトシャーマのガイドライン
    世界一淫らな街、アトシャーマのガイドライン   イヌの軍人が男8人連れなら大丈夫だろうと思っていたら、小柄なウサギの女性に20人がかりで押し倒された 街で一番大きな宿泊施設から徒歩1分の路上で、全裸のヒト召使いが啜り泣きながら衣服を抱えて女の子座りしていた 足元がぐにゃりとしたので見てみると、絞り尽くされたヒト召使いが虫の息で転がっていた 有無を言わさず衣服を脱がされた、というかヤッた後から理由とか考える 男一人暮らしの家に止めてもらい安心したら、その晩女も「男も」全員も襲われた 女一人暮らしの家に止めてもらったらもらったで、男も「女も」襲われる 結構性に対しては開放的で、経験も豊富なはずのご主人様(ネコ♀)が、10m先の魔法屋からヨレヨレ&涙目になって帰ってきた 訪れた旅行者の1/3が押し倒され経験者(※男女問わず)。しかも「どうせ子供はできないんだし」という理由で、ヒト以外の種族も...
  • 羊と犬とタイプライター/サブキャラ過去話誰得編
      ~サブキャラ過去話誰得編~ 例え話をしよう。 ここに百一匹のイヌがいる。 実際にはそんな人数はいやしないが、いると仮定する。 そいつらはたった一対の目玉から、同じ情景を一斉に見ている。 風通りのいい、板張りの角部屋だ。 階段を上がって突き当たり、開け放したドアをくぐって、部屋に足を踏み入れている。 晴天だ。 窓のむこう、爽やかな青い空に、くっきりと白い羊雲がノンキに浮いている。 例え話だ。 ここに百一匹のイヌがいる。 百一匹もいれば、どんな瑣末な事象も、誰か数人くらいは認識できる。 たいていは、気づく。 たいていは、対処できる。 だが。 百一匹の全員が、一歩も動けない場合もある。 例えばの――――話だ。 とある下宿部屋のドアを、訪問者がノックするやいなや、部屋の住人が窓からダイヴを敢行した場合などには。 百一匹全員が度肝を抜かれれば、ついうっかり、風にむかって『タイトル・待ってられな...
  • 首蜻蛉 三話
    首蜻蛉 三話 トンボは劇的な速度で魔法が使える…らしいです。(僕はトンボしか見たことがないので比べかねますが) ふつう魔法を使うには、大気中の魔素を体内で分解して解毒しないと扱えず、解毒前に無理矢理扱うと致命的な中毒症状を示します。 そのため普通は「貯蓄を超えないよう加減して」…ゲーム風に言うならば最大MPを超えた魔法は万病の元なので避けます。 これはトンボといえど受ける制約です。 ただし、この土地の魔素は特殊で「トンボに限り、ほぼ加工済み」という状態で自然にあります。 もっとも、トンボに近い虫ならば「1000倍」くらい行くこともあります。(その中で飛びぬけてトンボに適正があるのです) それゆえ魔法が多少苦手でも、ここに住めば扱えるようになる、という場合があるそうです。 よって、通常の魔法使いが「おっと、今日のMPは999かもー!?」というときに トンボは「私の魔法力は53万です」になり...
  • 画像保管庫
    画像保管庫 最終更新日 : 2008年12月22日01時10分35秒 避難所や本スレ等に投下された 【猫耳少女と召使いの物語】スレ関連の絵や地図などの画像類を集積する場所 ファイルアップロードはページ下部のメニューからどうぞ 行方不明集めてます 世界地図 大陸全体図(予想図)1 (本スレ9th-228) 大陸全体図(予想図)2 (本スレ11th-16) 大陸全体図(予想図)3 地図(絵板30/◆9DPXnINqecA氏)
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