「獲得形質」が親から子に普通に遺伝するとは、誰も考えてはいないと思います。ただ、ある環境圧力下で生きるのに必要な形質が、多世代にわたる交配を経て、遺伝的に固定されることはありうると思います。つまり、「必要形質の“要多世代遺伝”」は可能性として十分あります。
このような「必要形質の伝承」は従来の親から子への「遺伝」では表せない概念です。“要多世代遺伝”というか、何か新しい命名が必要でしょう。
先のevolve投稿文で「必要形質の“要多世代遺伝”はある」としましたが、“要多世代遺伝”では違和感がある。いろいろ考えましたが、「継代後遺伝」が無難なところではないかと思った。もちろんこの「継代後遺伝」とは、ウォディントンが見いだした「遺伝的同化」と新今西の「種社会選択」<特定の交配優先権ルール(MPR)の下の、種脳による継代的な意図的交配選択>が合体したものといえる。「必要形質は“継代後遺伝”する」、すなわちラマルクの「用・不用」説は、今まさによみがえろうとしている!ウォディントン理論と新今西理論との合体によって!
新今西説が「自然選択」という用語を棄却しているのは、ダーウィンの自然観察に基づかないアナロジー立論を問題にしているからだ。「自然選択はその立論から非科学」は、誰も否定できない事実であり、進化論を科学にしようという立場からは棄却以外にない。実際に確認できる進化メカニズムは人為選択にあり、そこから立論されたものが科学的進化論になりうる。
政治力によって、または宗教的な力によって、馬鹿げた学説が支配したり、まっとうな考慮にあたいする説が無視されたりする例は、かつても今も、掃いて捨てるほどあります。
恐ろしいことです。この状況の改善が、わが国の学問の正常化のための急務です。
そうなると、水幡さんのすべきことは、賢い政治的立ち回りということになるかもしれません。
ただし、たんなる政治をやったのでは、政治屋と同じなので、「学問的政治」というのが必要となるわけでしょう。
つまりダーウィン的19世紀思想のままでは、人類共同体への道など開けるはずもない。こういう進化思想が「世界の常識」では、9条が「世界の非常識」なのは当たり前である。だからこそ9条改憲が今や日本国政治の焦点となろうとしている。
それにマッタをかけるのが新今西進化論である。つまりこれまでの一国9条主義では安全保障になるはずない。しかし、“ヒト種社会”という国家を超えた共同体を思想化することで、<9条国際標準化>をはかればどうか。これこそが人類共同体の本物の安全保障につながるはずである。これがサイレント・マジョリティーたる護憲派の新しい思想基盤として支持されることを確信する
交配競演は雌雄ある種脳を持つ動物に観察できる。それは、ある形質・能力(=性成熟時の「獲得必要形質」)をめぐって雄間で競争し、雌たちとの交配優先権者を決める一連の交配前行動である。(中略)交配競演のタイプとしては、最終的な交配優先権者の決定を雌に委ねるタイプと、あくまで雄どうしで決定するタイプに二分される(但し、両者の混合タイプもある)。また、交配競演は進化時(MPR強化・緩和モード)に、ハレムやレックを形成して行われることが多い。また定常時(MPR平衡モード)は、以前の交配競演を儀礼化した形(交配前ディスプレイ等)で行う場合が多い」
感覚器官からの情報入力に基づき、生存・交配有利度を高める行動解を(種脳演算機構に)算出指令し、さらに運動器官に指令情報を出力する情報処理プログラム総体。これは種ごとの行動制御プログラム総体であり、それぞれの種脳においてその基本プログラムは同一である。
今度は逆に新今西の側から、「ダーウィン守旧派」のコードネームを「白の組織」としよう!
我が理論を分かりやすい口語で説明すること。それと、我が理論に恐れをなして“悪あがき”をする、ND教官を、社会告発することがメイン
モギゲン、養老さん、日高さんといっった超有名どころも、実名やほとんど実名で登場する。しかも爆笑ものでなおかつ知的話題満載だ。さらにこの五年間、全日本進化学会を舞台に実体験してきたバトルを、基本的にそのまま描くわけだから、迫力満点である。
そう、、そう、、私がS倉君や5jyo堀氏(5jyo川氏の方がいいか?)が登場する、【壮絶!実体験!なおかつ現在進行形「私小説」】を書けば、おもしろいぞ、、(中略)そこは創造力を働かせて5jyo堀氏とその周辺、S倉君らの行動を描くしかない。謎の進化学者H女氏も登場させると、おもしろいかもしれん。女がいなきゃドラマにならないしナ、、。
S倉君や5jyo堀氏が、名誉毀損で私を告訴してくれれば、前代未聞の「進化論」裁判が始まる。それはそれでおもしろい(むしろ、それが狙いだったりして?)。よって遠慮することはない。ガン、、ガン、、書きまくって、、「ブログ作家大賞」をとってやろう!
「対環境発現」の大前提は、野生種集団には極めて多様な遺伝的多様性があらかじめあるということです。そうであれば、個体の突然変異など待たなくても、ある対環境発現を起こす潜在的遺伝子を持つ個体は種集団内にいる可能性が高い。そういう個体が種集団内で意図的交配選択を繰り返すことで、「遺伝的同化」に至るということでしょう。
遺伝子制御で各種脳プログラムを獲得することを指します。これによって獲得した記憶のことを「史得記憶」と呼び、学習で獲得する「習得記憶」とは概念を分けて考えます。どんな動物でも感覚器官を機能させて外部入力を開始する以前は、「史得記憶」のみです。
まず、統計データを取るに十分な数のマウスを揃えます。問題はマウスを飼う進化実験場ですが、餌を一定の高さに釣るして、しかも常時実験場を移動させます。つまりマウスたちからすれば、餌を二足で立って多少ジャンプしなければ餌が食べられないような環境設定を行います。
このような環境でマウスを代々飼い続ければ、「種社会選択説」が正しければ、いずれ配偶相手に対する好みが観察できるはずです。つまり、より二足跳躍できる雄が雌との交配(優先)権を獲得するというMPR(交配権ルール)が確認できるということです。
新今西説でヒトを定義すれば次ぎのようになる。
「自然状態でヒト言語MPRの規定を受ける動物」。
これでもヒトがつくから同語反復だというなら「ヒト言語」は次ぎのようになる。
「脳内で翻訳される様々な感覚系クオリア、判断系クオリア、運動系クオリアに対して、個別対応した“クオリア媒介鍵刺激”を持つ生物学的言語。尚、このような生物学的言語においては、感覚系クオリアは名詞、判断系クオリアは形容詞、運動系クオリアは動詞という文法的な言語ルールを持っている。このような生物学的言語を“総合的クオリア媒介鍵刺激”と呼ぶ」
■「近代生物学」との決別、「未代生物学会」設立へ!■
ただ、今は「未代思想」を立ちあげた以上、学会名は「新総合説学会」とはならない。旧総合説(ND)に対置される新総合説ではなく、「近代生物学」に対置される「未代生物学」、、。すなわち設立しようという学会名は「未代生物学会」である。
NDはいくら既成生物学の体制理論といえ、所詮、一進化学説にすぎない。水幡は今や「近代思想」をパラダイムシフトする「未代思想」に到達した。だったら乗り越える理論は、NDなどという一進化学説ではなく、「近代生物学」そのものである。繰り返す。立ちあげる学会は近代思想と決別する、人類社会的パ イオニア学会、「未代生物学会」である!!!
なぜそれが分かるかというと、「自分」を表す言葉を「漏れ」と書いているからです。それでスレでは皆からヲチャと呼ばれています。
そもそもMPRを私がなぜ思いついたか。これは自分自身が人生で体験してきた雌(女)との交尾権をめぐる雄(男)どうしの“競い合い”である。私のような長年社会的地位の低い雄(男)は、まず雌(女)に相手にされない。人間社会には厳然たる「交尾権ルール」があるという認識は、私が「今西原点思想」を知る以前からあったと思う。