世界史替え歌er。
主にソ連や韓国を題材とした替え歌を投稿している。
チャンネル登録者は2024年6月時点で4.3万人と、界隈では最大規模のチャンネルであり数多くのミリオンを叩き出している。
動画のコメント欄を見ると日本の他にも中国や韓国からの視聴者も多数存在している。
主にソ連や韓国を題材とした替え歌を投稿している。
チャンネル登録者は2024年6月時点で4.3万人と、界隈では最大規模のチャンネルであり数多くのミリオンを叩き出している。
動画のコメント欄を見ると日本の他にも中国や韓国からの視聴者も多数存在している。
目次
概要
TAKETAKAチャンネルは、現在日本のいわゆる「世界史替え歌」のジャンルにおいて代表的なチャンネルとなっており、現在30本以上の替え歌動画を投稿している。特徴としては、ボカロ楽曲を世界史(特に近現代史が殆ど)の内容に替えた替え歌を、ソフト「UTAU」で制作した音源に、題材に沿った素材を用いて再現した原曲風の映像(もしくは一部オリジナル)に載せた動画となっており、2020年代に数多く出現した替え歌erの投稿する動画スタイルのモデルとなっている。
本人はUTAUの使用については「初心者としては比較的やりやすいでしょうが自分はあまり慣れていない。使い勝手が滅茶苦茶良いという訳ではないので…」とやや消極的な姿勢であり、どちらかというと映像による表現が好きなようである。(2023年以降は替え歌erのrinと組み、SV重音テトを多用している)
2024年現在、X(Twitter)でのプロフィール欄に「世界史で替え歌を作ったりしてるクリエイターの端くれ。現代韓国史と現代ドイツ史を極めたい日本人。」と掲載されているように、従来のソ連史や社会主義史に加えて現代韓国史も題材とすることが多い。
原点は2010年代にニコニコ動画で数多く投稿された「政歴m@d」と呼ばれるジャンルであり、また2018年頃よりYoutubeで投稿していたYoutuber「ふってぃ(Futty)」の投稿する歴史替え歌である。
チャンネルの歴史
開設から初投稿まで
2017年5月17日にチャンネルを開設。当初は見る専としての立ち位置であったが、前述したふってぃが2018年暮れに投稿した替え歌「U.S.S.R」を機に共産趣味・ソ連趣味に傾倒し、2019年9月頃に「シャルル」のソ連版替え歌歌詞をTwitterにて投稿したことをきっかけにふってぃとの合作が決定。のち「ゆえ」名義で替え歌erとして活躍する「USSRch」も加わり、12月にTAKETAKAチャンネルにて「シャルル ソ連版」が投稿された。
以前より高まっていたソ連ネタの人気とふってぃの影響力も追い風となり、翌年初めには10万回を突破した。この体験から「思いついたネタを形にして投稿し視聴者に見てもらえることの楽しさを知れた」という。
以前より高まっていたソ連ネタの人気とふってぃの影響力も追い風となり、翌年初めには10万回を突破した。この体験から「思いついたネタを形にして投稿し視聴者に見てもらえることの楽しさを知れた」という。
2020年
2020年2月にふってぃが投稿した「暴力革命ガール」は、その緻密な歌詞と素材と編集から爆発的に界隈で人気となり、世界史替え歌というジャンルの動画投稿が増えるきっかけとなった。同時期、世界的なコロナ事件により「ステイホーム」の時期が到来。TAKETAKAはこれらの波に乗り、本格的に替え歌制作に関わっていくこととなる。
この頃、TwitterでFFであった「pdbqbqbq」(のちの虫恋)と「千本桜」の替え歌制作について話し合い、自身で映像を作成し、相手が音源を作成することで合意し「赤軍桜」を投稿。以後半年間、この役割で様々な楽曲が制作される。
4月頃に投稿した「大韓民国ガール」は初の現代韓国史であり、日本から発信されるコンテンツとしてはやや異色なものであったため、Youtubeのプラットフォームを通じて多数の韓国ネットユーザーが流入。このコメント欄で展開された国際交流はのちの「閣下」などに繋がるものとなる。
なにか界隈を盛り上げられないかとこの頃思案していたTAKETAKAは、5~6月にゆっくり実況者による合同Hoi4企画に触発され、8月の夏休みに「世界史替え歌リレー」を開催することを複数の投稿者に提案。概ね了解を得たが、のちにその際の対応を巡っての見解の相違で、のちに離反したベーコンエッグに「無理やり企画に入れられた」とあらぬ中傷を受けることとなる。8月16日に「世界史替え歌リレー」が開幕し、TAKETAKAは第一日目に「皇道炸裂ボーイ」を投稿。だが機材のトラブルにより、公開予定時間の20時半から21時へと30分遅刻してしまう失態を演じる。この騒動に視聴者は大いにざわついたが、幸か不幸かこのことで逆に注目度が高まりプレミア公開に150人もの視聴者が集まることとなった。
この時誕生した「替え歌リレー」という企画は、のちに様々な形態で替え歌erたちに良くも悪くも受け継がれることとなる。
この時誕生した「替え歌リレー」という企画は、のちに様々な形態で替え歌erたちに良くも悪くも受け継がれることとなる。
9~10月にかけてpdbqbqbqの体調悪化に伴い、提携関係を一旦自然解消。
2021年
2021年に入ると、FFであったスロヴェーネが主催する「革命期替え歌リレー」への参加を承諾。
アジア・アフリカの独立運動を題材とした「ア州は修羅」を投稿する。
この時、「ア州は修羅」は中国における「ビリビリ動画」にて動画が転載された。結果として予想外にも本家より多い50万回以上再生され、(現在削除)共産革命版やフランス版、太平天国版など多くのパロディが誕生することとなり、ここからビリビリ民にTAKETAKAという投稿者が認知され始めている。本人は「元々替え歌というグレーな部分の作品ですし、中国での公開は予想になかったこと。原曲へのリスペクトは大前提として、表現が伝わってくれるのであれば転載は別に構いません」としている。
アジア・アフリカの独立運動を題材とした「ア州は修羅」を投稿する。
この時、「ア州は修羅」は中国における「ビリビリ動画」にて動画が転載された。結果として予想外にも本家より多い50万回以上再生され、(現在削除)共産革命版やフランス版、太平天国版など多くのパロディが誕生することとなり、ここからビリビリ民にTAKETAKAという投稿者が認知され始めている。本人は「元々替え歌というグレーな部分の作品ですし、中国での公開は予想になかったこと。原曲へのリスペクトは大前提として、表現が伝わってくれるのであれば転載は別に構いません」としている。
前半は「ア州は修羅」を含め時々投稿していたが、しばらく本人のリアルがかなり忙しくなったことによって頻度はやや落ちる。
2022年
2022年初めに復帰。夏に新たな替え歌erたちを迎え「帰ってきた世界史替え歌リレー」を開催し、「世界革命前夜」を投稿。この時、元ネタの楽曲である「不革命前夜」の作者であるNEEのボーカル、くう(故人)がツイートで同楽曲を紹介することが起こる。
2023年
2023年の「冷戦時代替え歌リレー」では虫恋と久々にコラボし、韓国元大統領・朴正煕を題材とした「閣下」を投稿。韓国現代史を極めた内容だったため、「大韓民国ガール」以上の盛り上がりを見せる。(コメント欄は7割以上が韓国語である)2024年初めには替え歌erのrinとコラボした「葬送のスターリン」を投稿。「閣下」と「葬送のスターリン」は共に100万回以上再生され、両者とも中韓両国のネット空間にて数多く言及されたことで、かつてない規模でコメント欄において日中韓のネット民の交流が行われている。そしてまた、それまで再生数では不動の1位だった「シャルル ソ連版」を大きく超えることとなった。本人はこのことについて「尊敬するふってぃさんらとのコラボ動画を超えられたことは、単に再生数の問題だけではなく、ようやく自分自身としての表現の在り方を見つけられた、いわば”独立”できた事のあらわれなのではないかと思う」と語っている。